カテゴリ:儀礼・習俗( 64 )

簾の儀礼

 盛岡市小屋塚では、二歳を迎えた女児が簾を顔に当てる習慣があります。
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 by げんぞう
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by torira | 2009-09-13 20:55 | 儀礼・習俗 | Comments(0)

トンネルの向こうは緑

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紫波町赤沢第七区のおまつりに岳神楽が来ました。
早池峰神楽の身固めでは、権現様に噛んでいただくほかに幕の中を通る胎内潜りという儀礼があります。、団体によっては「まだ歩けない小さい子供が受けるもんなんだけど最近は変わって来た」と言っています。ここでは子ども限定らしい。
権現様はもとより、胎内潜りもちょっと怖い男の子。お母さんに背中を押されてもやっぱこわい。友達がむこうで手招きしています。

 by.事務局MA
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by torira | 2009-09-04 22:55 | 儀礼・習俗 | Comments(0)

お盆といったらハスでしょ

花巻東、逆転の一勝おめでとうございます。ハラハラして夕顔の皮をむく手も止まっちゃいました。
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今朝は神子田の朝市に行ってお盆支度の買い物風景をチェック。欲しかったハスの花があったので買うことに。
「300円だよ〜」(一束かと思ってよろこんだら1本のお値段でした)
「あのね、花だけじゃなくてこっちの実(花たく)の方も必ず一緒に供えるもんなんだよ。1本100円!」うーん商売上手。画像ではむこうに見えているハスの葉は買わなかったけどいくらだったのでしょう?
さてこの見事なハスのつぼみ、ぶじ開くかなあ。

 by.事務局MA
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by torira | 2009-08-12 18:45 | 儀礼・習俗 | Comments(0)

樺か松か

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お盆の迎え火送り火の材料を売っていたので撮ったのですが、見える範囲の量から言っても「樺皮」は「松」に押され気味。
20年前までは、お盆用品の中に松はまったくと言っていいほど見かけませんでした。が、そもそも樺皮をお盆に焚くのは盛岡周辺だけという少数派。
松を焚く文化圏の方が樺皮を焚く地域に移住してきて松の需要が出来たということです。山間地の過疎化はこういう変化ももたらします。
でも自家製のトコロテンを作る文化はなかなか進出して来ませんねえ。手間がかかるからでしょうか。

 by.事務局MA
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by torira | 2009-08-11 01:20 | 儀礼・習俗 | Comments(2)

お蒼前さんのお祭り

盛岡市玉山区にある芋田のお蒼前さんは、馬の守り神として昔から有名です。かつては陰暦6月のお祭りには、臨時列車が出るほど県内各地からのお参りがひきも切らなかったとか。
今日のお祭りには、近くに住む方がご自慢の馬の安産を願って来ていました。
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志を出すと絵馬(でも絵柄は牛)と牛馬が病気をしないというご利益のある笹が頂けます。以前は七戸から絵馬を売る人が来ていたのですが、3年前から姿を見ないといいます。
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 by.事務局MA
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by torira | 2009-07-26 21:41 | 儀礼・習俗 | Comments(2)

相伝式と大乗会

 ある地域の芸能発表会終了後に、懇親会で「薩摩奴踊」についていろいろと話をきく機会がありました。「踊り手が代替わりするときには相伝式がある」とのこと。奴踊りにもあるのか…と驚いたのですが、よくよくきいてみると、地域の別の芸能と話がこんがらがっていたようです。結論としては、「奴踊ではなくて鹿踊に相伝式がある」ということのようでした。f0147037_19445145.jpg
 しかし、相伝式のある芸能というのはいろいろあるわけです。よく知られているのは鹿踊と剣舞です。田植踊はどうなんでしょう。全体として共通するのは、「四門」「弓」といった要素が入ってくるものが多いということでしょうか。これらは地域としては和賀郡・胆沢郡・江刺郡が多いようです。
 相伝式はめったに見られるものではありません。しかし、順調に代替わりしていれば、一団体が30年に1回ぐらいはやっていいものなのかもしれません。とすれば、和賀郡・胆沢郡・江刺郡の鹿踊・剣舞の団体数はけっこうな数あるわけですから、見ることができるかどうかは別として、毎年1回以上はそういった行事が行われている可能性もあるのです(すべての団体が儀礼をもっているわけでもないようですが)。

 北東北の山伏神楽の場合、明確に相伝式らしきものがあるかどうか、自分はよくわかりません。ただ、盛岡市の八ツ口神楽では、入門者があるときに「だいじょうびらき」という行事をおこないます。この際に舞台飾りも凝ったものをやることになっています。7月12日に北上市村崎野で開催される大乗会は、おそらくはそれに相当するものと考えられます。現存する記録では、必ずしも相伝として行われているわけではないようですが、和賀・胆沢・江刺の鹿踊・剣舞の相伝式に通じる要素がいくつか見受けられます。四門に相当する舞台がつくられていること、この儀礼に限定でおこなわれる「弓」を用いる演目(天王)があることなど。そんなわけで、鹿踊・剣舞に興味がある方にも、ぜひご覧いただければ、と思います。


 by げんぞう

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by torira | 2009-07-10 16:43 | 儀礼・習俗 | Comments(0)

大乗会の米俵

米俵作りの様子を見て感動した大乗会までの日記ブログ
ミニチュアの米俵ではありません!
日曜日の北上市村崎野で行われる大乗会のために地域の方々が作った本物です。
12日は雨が降りませんように!
大乗会の米俵 09.6.by.阿部武司
大乗会の米俵  posted by (C)とりら


 by.事務局MA
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by torira | 2009-07-09 17:32 | 儀礼・習俗 | Comments(0)

スミとシトギ

 年中行事や、芸能の儀礼には、顔にスミを塗ったりシトギを塗ったりするものがあります。
 小正月行事でこのテのことをやるものがいくつかあるのですが、これについては、シトギを塗る行為には「花をかける」=豊作予祝という意味合いがあることから、“スミよりもシトギのほうが先行していたのではないか”という説もあります。昔はどうだったのかという記録が出てこない限り、真相はわからないわけですが。
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 いっぽう八戸市では、「一歳半を過ぎた子供がスミのついた網に顔をつける」という習俗が端午の節句に行われているようです。

 by げんぞう
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by torira | 2009-05-21 22:30 | 儀礼・習俗 | Comments(0)

岩手の田植習俗

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今日は盛岡市都南地区の小学校で田植えが行われました。植えたのはヒメノモチです。地元に伝承される田植踊りの代表の方やそのご近所の方々が、指導したり補植したりして面倒をみてくれます。
始まってすぐ先生が「植える前にちゃんと拝みましたか〜!?」と叫んでおられました。
なんと感心なセンセイじゃ、と思ってうちに帰ってから「岩手の田植習俗」(小形信夫著/昭和37年)を開いてみると、結いで田植をする朝には、早乙女たちが集まってきたら臼の上に用意していた三ばの苗に小豆のおにぎりをそなえて全員で拝んで、田植にかかるとあります。なるほどー!

田植えを手伝っている奥様たちに「やーっぱり今年の6年生もダメだ。ふざけてちゃんと植えてない」と笑われている方をみると、小学生がいつの間にか「カールおじさん」になっていました。
いやいやこれも儀礼のうち。泥田ですもうを取る神事とかってのも他県にはあるよね。

 by.事務局MA
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by torira | 2009-05-15 18:21 | 儀礼・習俗 | Comments(2)

投草

 休日を活かして、職場周辺の草取り。とった草をどんどん集めていくと、けっこうな山になります。
 鹿踊では「投草(なげくさ)」という儀礼を持つ団体が数多くあります。お花(お礼や御祝いの金品)をもらったときに、踊り手たちが返礼の唄をあげたり踊ったりするものです。「投草」という語の響きは詩的でもありますが、やや粗放な雰囲気もないとは言えず・・・。かえって意味深なものを感じます。
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 そんなわけで、取った草は投げて終わりとせず、タンポポの根はコーヒー用に取り分けてみたりとか。

 by げんぞう
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by torira | 2009-05-10 20:34 | 儀礼・習俗 | Comments(0)