やっと出会えた糠塚鹿子踊
2008年 07月 08日
糠塚鹿子踊が気になってしょうがない。
というわけで、花巻市仲町で6日に開催された「かがり火鹿踊り」を見に行きました。
糠塚鹿子踊は、花巻市の北西部、糠塚地区に伝わる幕系のシシ踊です。この地域で幕踊系というと「遠野のものと同系では?」と思いがちですが、かなり違っています。
囃子は、遠野のゆったりしたリズムに比べると速い。ただ速いだけではなく、リズムパターンがどちらかといえば太鼓系鹿踊に通じるものがあります。笛はつきません。遠野の幕踊系シシは黒い着股をはいていますが、こちらはハカマです。
そして、以下の点に要注意。太鼓は2名が座ったまま打ちます。シシは8頭。加えて、ほっかむりをして両手に「コキリコ」というものを持った「仲踊り」という踊り手がでます。これらの点を見ると、紫波町の二日町鹿踊りと様式が酷似しています。
今後の上演予定としては、花巻市郷土芸能鑑賞会(7月13日(日)花巻市文化会館にて 12:00~16:00 入場無料)があります。また、例年9月9日に糠塚の稲荷神社で14時ごろから奉納、翌日は9:00~18:00ごろに地域内の30軒以上を門かけして歩くとのことです。
ともかくも、ナマで見てみて自分の中での見方が「珍しいシシ踊り」から「すげえいいシシ踊り」に変わりました。
by げんぞう
というわけで、花巻市仲町で6日に開催された「かがり火鹿踊り」を見に行きました。
糠塚鹿子踊は、花巻市の北西部、糠塚地区に伝わる幕系のシシ踊です。この地域で幕踊系というと「遠野のものと同系では?」と思いがちですが、かなり違っています。
囃子は、遠野のゆったりしたリズムに比べると速い。ただ速いだけではなく、リズムパターンがどちらかといえば太鼓系鹿踊に通じるものがあります。笛はつきません。遠野の幕踊系シシは黒い着股をはいていますが、こちらはハカマです。
そして、以下の点に要注意。太鼓は2名が座ったまま打ちます。シシは8頭。加えて、ほっかむりをして両手に「コキリコ」というものを持った「仲踊り」という踊り手がでます。これらの点を見ると、紫波町の二日町鹿踊りと様式が酷似しています。
今後の上演予定としては、花巻市郷土芸能鑑賞会(7月13日(日)花巻市文化会館にて 12:00~16:00 入場無料)があります。また、例年9月9日に糠塚の稲荷神社で14時ごろから奉納、翌日は9:00~18:00ごろに地域内の30軒以上を門かけして歩くとのことです。
ともかくも、ナマで見てみて自分の中での見方が「珍しいシシ踊り」から「すげえいいシシ踊り」に変わりました。
by げんぞう
by torira | 2008-07-08 22:26 | 芸能 | Comments(2)