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渋民図書館

 「平成の大合併」、何もいいことがないという話をよくききます。そんななかで、盛岡市民にとって幾分よくなったかなあと思える数少ない一つが、「渋民図書館から本を取り寄せられるようになった」ということ。
 旧玉山村、現在の盛岡市玉山区にある渋民図書館は、姫神ホールに隣接した図書館です。さして大きくないし、郷土資料も自分が興味ある分野についてはそれほど目をひくものがないので、あまりお世話になることがないかなあと思っていました。
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 が、盛岡市と玉山村が合併されたことにより、盛岡市立図書館の蔵書検索は盛岡市高松の市立図書館と都南図書館と渋民図書館の蔵書をまとめて検索する方式になりました。すると思いのほか、自分が読みたいものが渋民図書館にあることが多いのです。どうやら、人文社会科学の古典的なものが充実しているということのようです。そのテのものはたいてい閉架に収まっているので、ぜんぜん気付きませんでした。現在、冊子「とりら」5号にむけて執筆中なのですが、郷土資料以外にもそういう資料が手近なところに充実しているか否かで、やっぱり書くものが違うなあと思います。

 まあ、他の自治体の図書館の蔵書も取り寄せはできるらしいので、合併のメリットなどというほどのものではおおよそないのですが。

 by げんぞう

by torira | 2010-06-22 19:41 | お役立ち情報 | Comments(0)

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