屋上が楼上
2010年 01月 04日
そんでもって、まあ畑だのお葬式だのは関係なくて、要は先日の大晦日にそのお寺へ除夜の鐘を見にいったんですね。そもそも自分は除夜の鐘というものに全く縁がない口なんです。数年前に、実家から数キロのところにある、もう少し有名なお寺へ見に行ったのが「初 除夜の鐘 見物」でした。まあ、1回みればいいかなあと思っていたんですが、このあいだの大晦日は例によって大量に御酒を頂戴いたしまして、たいそういい気分で。お開きになったのがちょうど23時すぎだったので、「有名どころのお寺は遠いけど、近場のお寺でもやってるかもしれないから、よっしゃ行こう」ということになりました。が、ご家族ご一同様はとてもそういったことに関心が薄い。
そんなわけで、私ひとりで参詣いたしました。そもそも、そのお寺でやってるかどうか、それが心配。しかし、近づくにつれてしっかり音が聴こえてきます。よかったよかった。ところが、いざ境内に入ってみると、門のすぐそこがビル状の本堂なんですね。見回しても、鐘楼らしきものがない。困ったなあと思って、灯りがついている玄関をあけたら、「どうぞ」ど招き入れられました。本堂の中にはご本尊があって、拝むスペースがあって。数名の参詣者がいるものの、拝んではすぐ出ていきます。どうも別室へと移動していっているようです。
困ったなあ。参詣者数名で年越しの長い法要などがはじまっちゃったりしたらどうしよう。いや、そういうのも嫌いじゃないけど、こっちはけっこう酔ってんだよなあ。感じ悪いよなあ。
と心配しつつも、ご焼香を終え、やはり案内されるままに廊下に出て、階段を登って。2階まで登って、さらに上に行くように案内されました。いやはや参ったな。
と思ったら、屋上に出ました。「まずご本尊にご一礼を」という指示に従って拝礼をし、後ろをふりかえると、鐘が。
というわけで、初めて除夜の鐘をつきました。
by げんぞう

by torira | 2010-01-04 20:47 | お役立ち情報 | Comments(3)


今年も宜しくお願いします。
厳かな雰囲気の中、元旦をむかえられたんですね。
私も友達に連れられて地元のお寺で除夜の鐘をつかせてもらったことがあります。何番目という札までいただいて。
神妙な気持ちになったことを覚えています。

108番で打ち切っちゃうところと、無制限にやるところと、いろいろあるようです。
まあ、そんなわけで煩悩ゼロにリセットです。
・・・嘘ですけど。
というわけで、今年もよろしくお願いします。