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お蒼前さんのお祭り

盛岡市玉山区にある芋田のお蒼前さんは、馬の守り神として昔から有名です。かつては陰暦6月のお祭りには、臨時列車が出るほど県内各地からのお参りがひきも切らなかったとか。
今日のお祭りには、近くに住む方がご自慢の馬の安産を願って来ていました。
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志を出すと絵馬(でも絵柄は牛)と牛馬が病気をしないというご利益のある笹が頂けます。以前は七戸から絵馬を売る人が来ていたのですが、3年前から姿を見ないといいます。
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 by.事務局MA

by torira | 2009-07-26 21:41 | 儀礼・習俗 | Comments(2)

Commented by kawa-usso at 2009-07-27 21:51
絵馬が美しい。品のあるべごっこだこと。
印を見ると、駒形様ですね。
遠野の荒川駒形神社をたずねた時、内陸はもちろん、沿岸部からも広く崇敬を集めて来たきたことを知りました。
たとえば絵馬を奉納した釜石の畜産家などは、自家の周辺では稲わらの絶対量が足りず、ずいぶん遠野の米農家から調達したそうです。確かに、遠野盆地は釜石から最も近い広大な平坦地だ。
ごく最近までそうだったようで、昭和50年前後の肉用牛共振会などで入賞したお礼などが、当該牛の写真付きで誇らしげに献納されていました。
使役したり、いずれ食べちゃうにしても、ペットより濃ゆい動物との関係は、それはそれでいいなー、と思います。
Commented by 事務局MA at 2009-07-30 10:39 x
kawa-ussoさま
遠野には現役の労働馬がいるそうですね。かっこいいなあ。
在来種の馬は、今はあまり目にする機会のない「側対歩(そくたいほ)」で歩くそうですが本当ですか?
ニンゲンで言うとナンバ歩き、右手右足が同時に出る歩き方です。この方が馬体の上下が少ないため乗りやすく、荒れ地や山道も楽に行けると言います。乗馬をやる人から、「側対歩は下品!ぜったい直すべき」と言われて、側対歩する短足の馬を応援したくなったのでした。

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