ひいらぎいわし=やっかがし
2009年 01月 31日
近くの店で売っていた節分用の飾り物です。
生産地は群馬県。全国的に行われる「ひいらぎいわし」という行事のグッズらしい。ヒイラギの尖った葉で鬼の目を刺し、豆ガラを鳴らして?脅し、イワシの頭を燻す煙で追い出すとか。(ただし煮干しの頭は私が付けたものーちょっと見えにくいけど)
岩手県にも同様の習慣がありますが、「岩手の小正月行事調査報告書」(S.59年)を見ると、ヒイラギを使う例はほとんどありません。
カツノキや萩やミズキなどに割れ目を入れ、餅や魚のシッポをはさみ、煤でまっ黒にいぶしたものを戸口にさします。
「やっかがし」「やつかかし」などと言い、「悪魔よけ」「厄払い」とされています。個人的には実際にはお目にかかったことがないのが残念。
by.事務局MA
by torira | 2009-01-31 22:59 | 年中行事 | Comments(0)