高校生文化アカデミー~郷土芸能 ニューリーダーへの道~

平成19年度企画事業
高校生文化アカデミー~郷土芸能 ニューリーダーへの道~
1.趣旨
 民俗芸能・伝統文化等の伝承活動を進めている高校生へ,その活動の支援を図る。
2.主催
 独立行政法人国立青少年教育振興機構 国立岩手山青少年交流の家
3.後援
 青森県教育委員会,岩手県教育委員会,宮城県教育委員会,秋田県教育委員会
 山形県教育委員会,福島県教育委員会,社団法人全国高等学校文化連盟
4.期日
 平成19年9月22日(土)~9月23日(日)  1泊2日
5.会場
 国立岩手山青少年交流の家
6.対象
 伝統芸能,創作舞踏等の活動をしている高校生・顧問および指導者
7.定員
 150名(10校程度)  ※23日の活動発表のみの参加も可
8.参加費
 一人 2,300円(食事代,保険代,シーツ等クリーニング代,資料代等)
9.内容及び講師
(1) 基調講演
 演 題  「伝統芸能の魅力」
 講 師  盛岡大学文学部  教授 大石 泰夫

(2) 演舞鑑賞
 題 目  「南部神楽」
 演舞者  牧澤神楽保存会(岩手県一関市)
 ※平成17年度第54回全国青年大会郷土芸能の部最優秀賞受賞

(3) 講話・意見交換会
 テーマ  「地域における伝承活動の役割」
 講 師  牧澤神楽保存会  会長 阿部 繁行 他
 進 行  国立岩手山青少年交流の家 主任企画指導専門職  大場 正浩

(4) 活動発表
 進 行  国立岩手山青少年交流の家 企画指導専門職   栗谷川敦子 村田 禎治
10.日程
 1日目
  13:30 受付
  14:00 開会行事
  14:20 基調講演
  15:30 休憩
  15:40 演舞鑑賞
  16:25 講話・意見交換会
  17:00 夕べのつどい
  17:30 夕食・発表練習
  19:30 自由見学
  21:00 入浴等
  22:30 就寝
 2日目
  6:30 起床
  7:00 朝のつどい
  7:30 朝食・準備
  9:30 活動発表
  12:00 昼食
  13:30 活動発表
  15:00 閉会行事
  15:15 閉会
11.持ち物
上履き,筆記用具,着替え,健康保険証(コピー可),洗面用具(歯磨き用コップも含む),発表に必要なもの。

12.申し込み・問合せ先
(1) 受付期間     7月17日(火)~ 8月31日(金)
             (定員になり次第締切る)

(2) 申込み先
 【 郵便 】〒020-0173
 (問い合せ先)   岩手県岩手郡滝沢村滝沢字後292
   国立岩手山青少年交流の家  高校生文化アカデミー 係
 【 電話 】019-688-4221
 【 F A X】019-688-5047

申込用紙をダウンロードする(PDFファイル
13.その他
 (1) 参加校のバスによる送迎については,別途計画し案内する。
 (2) 参加希望の学校には後日詳細を連絡する。
 (3) 2日目の活動発表時,一般の方も観覧する。   
★個人情報の取り扱いについて
 参加申込書等に記載された、氏名、住所、電話番号などの「個人情報」は、当事業に関わる本人への連絡や情報提供等のために使用するものであり、本人の承諾なくそれ以外の目的に使用したり、第三者へ提供することはありません。


→掲載ページ:http://iwate.niye.go.jp/19/pages/koukousei_bunka.htm

 by げんぞう
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# by torira | 2007-08-22 20:06 | お役立ち情報 | Comments(2)

落ちる話

 葛巻の「道の駅」でソフトクリームを売ってます。数年前のとある暑い日に寄ってみたら、たいへん盛況でした。ところが、床のあちこちにソフトクリームのコーンから上の部分(巻かれたクリーム)がそのまま落ちてるんです。順番を待っていると、原因判明。買ったそばから、お客さんの持ったコーンからソフトがスライドして床に着地していたのでした。ユルくつくりすぎたんでしょう。
 そんな思い出話をしていたら、まめぶさんから「なんかソフトクリームの話ばっかりしてるんじゃないか」とご指摘をうけました。うん、まあね。

 ソフトクリームが落ちるのは大変ですが、民俗芸能でもモノを落とすことがあります。他人様が落とすのを客席で見てるぶんには気にならないのですが、自分が演じていてモノを落とすのはいやな気分になります。けっこう落とすんだよなあ、これが。いかんいかん。
f0147037_2230532.jpg いっぽうで、落ちることをある程度は想定しているものもあるようです。秋田県仙北市角館の「ささら」(三匹獅子)を見に行ったところ、バチのスペアを太鼓の緒につけていました。短いバチで激しく打ちながら素早い身のこなしをするので、実際にバチが落ちる場面を何べんも目にしました。そのつど、一瞬にしてスペアのバチを手にとって何事もなかったかのように続行する。かえって感心します。

f0147037_22381651.jpg さて、写真は盛岡市材木町に3月に開店した葛巻高原牧場のソフトクリームです。今回は…落ちませんでしたね。

 by げんぞう
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# by torira | 2007-08-21 22:42 | たべもの | Comments(0)

鹿踊の季節

お盆に川井村箱石へ行ってきました。
画像は、初盆の回向を終えた箱石鹿踊の方達が歩いているところです。
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夜7時過ぎから公民館の広場で箱石鹿踊、箱石こうきりこ、箱石さんさを楽しみました。
鹿踊の演目は、「草がかり」と「綱かかり」。ここでは「雌ジシ狂い」はあまりやらないそうです。
川井村の鹿踊はどれも素敵です。
箱石出身の友人は「昔と違う」などブツブツ言っていましたが、役舞であっても演技過剰にならない箱石鹿踊はとてもイイ感じでした。

ところで、今出ている「季刊 東北学」が獅子舞とシシ(鹿)踊特集です。
早池峰大償神楽の前の代表が、「この権現様は舌が取れたとき隠居させようとしたら、まだイヤだといったので古くなったが現役のままでいる」といったというのが面白い。
岩手の鹿踊もいくつか登場していますよ。
個人的には、冒頭の「民俗文化の構造と記述をめぐって」という座談会が、読んでみたら意外に最後まで読めてしまった。
by.事務局MA

『季刊 東北学 [第2期・第12号(2007年夏)]』
特集<獅子舞とシシ踊り>
著者:東北芸術工科大学東北文化研究センター=編
定価:2,000円(税込)
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# by torira | 2007-08-20 14:28 | 芸能 | Comments(4)

ガタゴンまつり

 送り火の焼け焦げがまだ路上に残る久慈市山形町の中心街。今年もガタゴンまつりがなごやかに催されました(8/18)。2006年に合併するまでは山形村だった久慈市山形町、その中心部の川井の通りをパレードするのが「ガタゴンまつり」のメインです。数年前に主催元に電話して内容を聞いた際には、すごく愛想のいい男性が「ほんとに何もないお祭りなんですよ」と謙遜しまくっていました。それゆえ川井のみのごく限られた方が参加するお祭りかと私は思いこんでいました。
 が、パレードには大黒舞・浄法寺さんさの会・神輿2台・ガタゴン山車1台・ガタゴン着ぐるみ・賽銭箱・盆踊りが参加。先頭の大黒舞は、門つけ的なことをして随所随所で舞を披露しながら進みます。
 盆踊りの参加地域は荷軽部・小国・川井・来内・日野沢・霜畑で、自分が見たときにはいずれの団体もナニャトヤラを踊っていました。盆踊はいずれも団体の最後尾におっちゃんが2名ぐらい並んでいて、かわるがわる唄っています。拡声器を使わないのが良い。
f0147037_1546859.jpg ガタゴン山車は写真の通り、中央にガタゴンの玉子が載っているというもの。四つ角では玉子からガタゴンが孵化するとかそういう仕掛けがありそうで実は全く無く、そこに夢があるのだなあと感じさせられました。

f0147037_15462648.jpg また、見返しには生き人形が配置されており、下田まつりとはまた違った衝撃をうけました。
 ご神体のお通りがあるというわけではないのですが、パレードに参加している方々の雰囲気や、それを見る方々の雰囲気は、お通りそのもの。総じてとても満足感のあるお祭りでした。

 by げんぞう
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# by torira | 2007-08-19 15:47 | おまつり | Comments(0)

櫛引のお盆

 お盆は、一年の中でも民俗芸能が行われる機会が最も多い時期の一つでしょう。
 私のお盆は、相方の実家がある八戸で、お墓参りやら、親戚廻りやら。親戚廻りでは、同行する人の中では呑める環境にあるのが自分のみ。そんなわけで、呑み担当です。酩酊して墓ドコへついていくと、お供えの設えなどに興味深いものをいろいろ目にします。こういう立場なので、写真とったり好き勝手に歩き回ったりはしませんが、ササゲのおつゆや煮しめや赤飯を食ったりして、「ああ、お盆だなあ」と感じます。季節感とか、行われる時期についての捉え方というのは、冊子「とりら」はじめ、ものを書く折には気をつけなければ。
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 八戸市櫛引のお宅にあったトウロギ。まめぶさんと事務局MAさんによるとこの地域ではあまり無いものだとのことですが。

 by げんぞう
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# by torira | 2007-08-18 22:09 | 年中行事 | Comments(0)

きんかん

 一戸町の小鳥谷で買った「きんかん」。3つで250円。とってもいい香りがしています。
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 まめぶさんがウリの話をしていましたが、そんなウリの中でも、マクワウリなどと同様に甘いタイプのものです。「キンカ」とも言いますね。三戸郡あたりでは小麦粉を練ってクルミダレをくるんでゆでた「キンカモチ」というのもあって、ややこしい。この「キンカモチ」のほうは、お盆に送り火・迎え火で焼いて食うということもあるのだそうです。現場には行き会ったことがありませんが。
 在来種というのは“芸能とくらし”っぽい話題に関わるものがあります。「ささらの髪はカラスではなく、比内鶏でなければダメ!」とか(広久内ささらの人がそう言ってた)。でも、特に“芸能とくらし”に関係ない在来種ももちろんいっぱいあるわけで、まあ色々です。しかし“芸能とくらし”⇔“在来種”何となく似た様なところがあるんで、気になるんですよね。
 で、この小鳥谷の「きんかん」、食ってみると甘くないんだなあ。酢の物にしてみっかな。

 by げんぞう
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# by torira | 2007-08-16 22:27 | たべもの | Comments(0)

烏帽子を作る・2

むぺ様から、「鳥甲の貼り合わせはどうなってるのか?」という書き込みをいただきました。

かぶり物の制作については、そのうち「とりら」でも取り上げたいと思っているテーマの一つですが、実際に作っていらっしゃる方にどの程度、ご協力いただけるかが問題です。
鳥甲制作を試みている方は多いと思います。
情報交換をしたいですね。

私が今回作った三番叟用の烏帽子は、額当てのような部分も省略した、ごく簡素な作りです。f0147037_11355388.jpg
黒い布を貼って縫い合わせました。力がかかる何カ所かのポイントは、そこだけ千枚通しで穴をあけて別糸でくくってあります。
紙に柔軟性がないのでへこみが出来てしまいました。和紙のみだったらもう少し言う事をきくと思います。

古い烏帽子では、片面の和紙を少しはみ出させてもう片面へ乗り越して貼ってあるように見えます。
この場合、薄くて繊維の長い和紙が必要ですが、見つけるのが意外に難しい。大きい画材屋さんで日本画の材料を調べるといいと思います。ちと高いのが難点。。。

鳥甲ではその上からカシューを塗って仕上げることが多いですが、カシューは使っているうちに割れてくるので、どうかなあ。
アクリル画材で塗って後からアクリル系つや出しスプレーをかける方がいいのでは・・と考えますが、実際に作ってしばらく使ってみないとなんとも言えません。

事務局MA
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# by torira | 2007-08-16 11:42 | 芸能 | Comments(9)

角館のささら

 秋田県仙北市角館に「ささら」を見に行きました。「ささら」は三匹獅子系の芸能。秋田県下各地にありますし、三匹獅子系の芸能は全国各地にあるわけですが、角館でこうやって披露されている「ささら」3団体は、キビキビした動きがとてもインパクトがあります。
 現在の本来的な活動とは盆の門つけ・供養が主なのですが、「角館の観光行事実行委員会」の主催で、盆期間に街中で公演が行われています。
私は夜の部のうち、広久内ささら「恋慕」「狂い」、白岩ささら「ねまり」、堂野口ささら「神立ち」をメインとなる立町ポケットパークで、また堂野口ささらと広久内ささらの商店街での演舞を拝見しました。
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 堂野口ささらの商店街演舞は、中心街である上新町でおこなわれました。あらかじめ準備して門付け・供養っぽくしてあるんですが、近隣の家々からお花を持って出てくる方々がいて、実質的に本物の門付けです。そういう街なんですね。

 さて、このところ角館のささらを毎年のように見に来ていますが、このたび拝見した広久内ささらの「狂い」は壮絶でした。冒頭から「そんな頭の向きで立ってそんな回転をするか・・・」と、自分の常識にない動きを連発。さらに霞に隠れた雌獅子を探して2頭の獅子が狂うという佳境の場面は、頭と胴体と四肢がものすごく複雑にかつ整然と動きます。自分の意識で捉えようにも、脳みその速度がぜんぜん追いつかなくて、とんでもない昂揚感に襲われました。
 広久内ささらの方が言うには「激しくやっているうちに太鼓を破いてしまうことがある。一台7万円なので、たいへんな出費だから、気をつけてやってもらわないと。ささら3団体、それぞれに特徴があるが、広久内は足をするように大きく回して動かすところが他と違う。獲物をねらってしとめる足だといわれている。角館には他にもいろんな行事があって、春は花見、盆はささら、あと一ヶ月もしないうちに秋のお祭り、冬は小正月の行事。それぞれを満喫していただきたい」・・・盛岡から50km強の近場ながら、その別世界ぶりに、まいど衝撃を受けます。

 by げんぞう
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# by torira | 2007-08-15 23:35 | おまつり | Comments(0)

根曲がり竹の北南

昨日投稿しそこねた、小樽で竹籠を買う話。
小樽の運河周辺といえば、はっきり言って土産物屋ばっかりでうんざり!というのが正直なところ。でも本当の小樽はなんでもないところにも見るべきものがある街です。
行き当たりばったりに道を行ったら、ちょっとステキなお家を発見。牛乳箱があるので一般の民家かと思われます。
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慌てて車をとめてもらい、カメラをつかんで降りたら、ん?目の前は小さな竹籠屋さんだ。
聞いたところ、ジャガイモ畑で収穫のときなどに使うカゴだそうで、へりのところは針金を巻いてあります。工芸品であれば薄くした竹を丁寧に巻いてきれいに仕上げるのですが、このカゴは実用品。一日に何個作れるかが問題で、荒っぽい仕上げの分、値段も安い。
柳宗悦はこんなのは目に留めなかっただろうとちらっと考えてみました。
このご主人が作らなくなれば、その後は作業用竹籠という物は消えてしまうだろうと思うと惜しい気がします。で、買ってしまった。直径35センチで2000円也。

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70代かと思われるこの長谷川竹細工店のご主人は、話す間も休まず手早いスピードで作業しています。ナタの台になる丸太は長い間にこんもりときれいな小山の形になっています。
材料は「根曲がり竹」ということでした。

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ひるがえって岩手のこと。
「竹細工を語る」という薄い冊子が一戸町から出されています。
鳥越で長く竹細工を作ってきた方のインタビューですが、ここで職人さんが「(私は)材料は根曲がり竹を使います。」と言っています。(他の人はスズ竹を使うと言う話もしている)
そして「(根曲がり竹を)北海道から買ったこともありました」という部分も出てきます。
どこかで小樽と一戸がつながっているのかもしれません。
by.道産子MA
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# by torira | 2007-08-13 21:59 | 意匠 | Comments(0)

烏帽子を作る

急遽、三番叟の烏帽子を作る事に。
正統派な方法は捨て、ボール紙に和紙を貼って、その上から黒い布地を貼って、日と月を貼って仕上げる予定。
二枚をどう合わせるかが、いつもながら悩むところです。
考えてみれば三番叟の烏帽子をじっくり見たことがないので、どうも心もとないです。
が、金曜日の板橋神社例大祭までに仕上げないと!
その前にこれをかぶってけいこしてみないと!

画像は、さっきさんざ苦労して3枚も画像を入れたもの(別ネタ)をUPしたつもりだったのに、どこかへ消えてしまったのでナシ。
月に銀箔(昔買ったのが残ってるので)を貼るかどうか悩んでます。どうせすぐ酸化して黒くなるし…。でもちょっとオシャレしたいかな。

大ヶ生山伏神楽MA
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# by torira | 2007-08-12 21:52 | 芸能 | Comments(1)