顔面・頭部に巻く布。

 10月9日におこなわれた「冊子『とりら』第2号の編集会議+もろもろの打ち合わせ」には、「とりら」創刊号に“鵜鳥神楽巡行日記”を書いたTさんと、発行元「ふるさと岩手の芸能とくらし研究会」会長氏が参加されました。鵜鳥神楽の方と早池峰系(大償流)の方が同席しているわけなので、話しているとあれこれと違うところが出てきて新鮮です。
f0147037_22311961.jpg 早池峰系の神楽では、演目と役どころによっては顔の側面を隠すように布を巻くことがあります。会長さんによると、これを「のぼり」と言うそうです。

f0147037_22314174.jpg また、鵜鳥神楽では烏帽子や鳥兜をかぶる場合にそれを固定するため頭に巻く布を「しけゆい」と言うそうです。ハチマキとは言わないんですね。
 こういう用語を悉皆調査するとイイだろうなあと以前から思っているんですが。

 by げんぞう
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# by torira | 2007-10-14 22:32 | 意匠 | Comments(1)

バックナンバーについて

2号が出たらバックナンバ—は買えなくなるのだろうか、と不安になった方がいらっしゃるようですので書いてみます。
書店では入れ替えになるため、1号はその場で買えなくなります。
が、在庫がある限りはメールなどでご注文頂ければ喜んでお送りいたします。

来月、福島市へ出稼ぎに行く事になりました。20部くらい売って来るつもりです(売れるかな?)。
その後は11月17日の「もっと近寄れる民俗芸能講座」で販売する予定です。
それまでに2号が出来て売れればありがたいのですが、まだ先行き不明の状態。
1号はそこでだいたい無くなるだろう‥それでなんとか2号の経費が出せるだろう‥というのが事務局の読みなんですがいかに。
助成金や広告収入なしで出すのはやはり大変です。
でも出さない事には売れませんので、2号、がんばります。
「大詰め」まではまだまだですよー>げんぞうさん。

by.事務局MA
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# by torira | 2007-10-13 20:31 | 冊子「とりら」 | Comments(0)

タスキをした方々

 たすきの話をしましたが、その“よつだすき”タイプに似たようなタスキをした方々が、そういえばいました。
f0147037_19145863.jpg

 八幡平市安代町横間の「虫追いまつり」の人形さんです。タスキの素材はマダの木の皮だそうです。
 それにしても、「神楽」と「ワラ人形」と「交通整理の人」、いずれも似たようなタスキをしているのは何でなんでしょう。

 by げんぞう
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# by torira | 2007-10-12 19:15 | 意匠 | Comments(2)

「ばっけ」に感謝

岩手大学の郷土芸能サークル「ばっけ」が来月公演をします。
その際に私たちの「もっと近寄れる民俗芸能」11/17のチラシをパンフにはさみこんで頂けることになりました。
Tさん始め、「ばっけ」の皆さん、どうもありがとうございます。
えーと、時間のあるときに「とりら」も読んでみてください。
お礼になるかわかりませんが、ここで盛岡市のサイトから公演の情報をコピーしてみます。
先日の「大ヶ生縄文まつり」で澤目獅子踊りをご覧になって「ohいいなー」と思った方はいらしてください。踊り手の何割かはばっけのメンバーだったのです。ほかにも中里七頭舞や「みかぐら」など色々な芸能が楽しめると思います。
御盛会をお祈りします。

岩手大学民俗芸能サークルばっけ第10回郷土芸能発表会
11月11日(日)
盛岡劇場メインホール 13:30-16:00 (13:00開場)
入場無料 全席自由
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# by torira | 2007-10-11 22:01 | 催しもの | Comments(0)

大詰めを迎えた第2号

 冊子「とりら」第2号の原稿をつくっています。本当は「秋発行」ということだったので既に入稿していなきゃいけないところなのですが、いろいろありまして。
 今回の私のテーマは、「七夕・虫送り・厄病まつり」です。私自身が直接取材した盛岡周辺・岩手郡・紫波郡の7つの行事を紹介し、いくつかの項目について比較することで共通性と多様性を示そうというもの。・・・のハズでした。「青森県の虫送り行事」に感動したので、そういう研究が盛岡周辺でもあるといいなあ、と思ったんです。
 ところが書き出してみると、12ポイントでぎっちり書いた文字だけのやつで、A4×18ページになっちゃいまして。事務局MAさんに送ったら「6ページしかとってないってば」とのこと。
 で、緊急に削っているところです。まず、事例を6つにしぼることにしました。それから、このテの行事はあんまり皆さんごらんになったことがないかもしれないので、写真を誌面の半分ぐらい入れるとにしましょうか。そうすると1事例あたり半ページね。500文字ぐらいがいいところでしょうか。項目別の比較とかは、今回はパス。
 うーん。
 まあ、まずは写真を選ぶことにしましょう。
f0147037_20422260.jpg

 なんだか大詰め以前の段階かも。

 by げんぞう
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# by torira | 2007-10-11 20:43 | 冊子「とりら」 | Comments(2)

七夕がまちどおしい

人には「ヨワいもの」というのがあります。
「どうしてもあれだけは」とミンクのコートを取りに戻ったビリー・ホリディとか、乗ったタクシーがプリウスだったのでそのエンジン音に聞き惚れてしまった岸田繁(ライブでそう言っていました)とか。

私が身もふたもなく参ってしまうのはこれです。
「でんぐり」。
私が知ってる北海道の七夕飾りは、竹に吊るすのは短冊だけでなく、紙垂と、カラフルな網アミの紙(ハニカムボードというようです)で出来たコレ(左)!
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見ただけでフラフラとなってしまいます(笑)。
画像のでんぐりは故郷の駄菓子屋でデッドストックを大人買いし、大事に取ってある一つ。
提灯とか大根とかいろいろあります。だんだん色あせて行くのが悲しい・・。

と思っていたらネットで発見!!なーんと盛岡のあの花王堂にある!
http://www.kaodo.com/SHOP/17-500019.html
花王堂は先日たまたまとおりかかって玉桜(画像右)を買ったばかりです。
次はでんぐりを買い占めるぞ!早く来い来い、七夕さん!
たぶん「とりら」2号でちょっと違う「七夕」に会えるはずです。待ってますよ〜♪

by.事務局MA
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# by torira | 2007-10-10 22:03 | 意匠 | Comments(0)

鹿と神楽がごあいさつ

 2006年9月24日の花巻市東和町安俵愛宕神社例大祭(石鳩岡神楽が奉納するのではないほうの)。春日流落合鹿踊と土沢神楽が奉納します。そのなかで、鹿踊と神楽が向かいあい、鹿踊が「ほめうた」を、神楽が「みかぐら」をあげてお互いにほめるという場面があります。
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 なんだか、えらく貴重な場面を拝見してしまったなあと思ったのですが、今年の愛宕神社のおまつりでは鹿踊がきっちりと「神楽をほめる唄」という専用の唄でやったのだそうです。そのためやや長めだったとのこと。それはなお一層見てみたかった・・・。
 本日は「とりら」編集会議で、そういう話題になりました。さて、次号はいかに・・・。

 by げんぞう 
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# by torira | 2007-10-09 23:22 | おまつり | Comments(0)

高舘剣舞のタスキの結び方

 盛岡市大ヶ生の高舘剣舞。盛岡周辺の高舘剣舞や下閉伊郡の同様の剣舞の祖という説もあります。
 芸態はさておき、タスキの結び方は早池峰系の神楽でいうところの「よつだすき」という結び方に似ています。各地の神楽で同じような結び方が見られます。
f0147037_22285594.jpg

f0147037_22251483.jpg ただ、ここの高舘剣舞の場合は最後に背中で蝶結びをする際に、タテ結びにします。「タテ結び」って、「ほんとはヨコ結びにしなきゃないのに間違っちゃった」という場合にできるもの・・・という印象があるのですが、ここの高舘剣舞の場合は意図してタテ結びにしています。何か理由があるのでしょうか。「一般的にタテ結びとは△△である」ということをご存知の方、情報をお待ちしております。

 by げんぞう
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# by torira | 2007-10-08 22:25 | 意匠 | Comments(0)

縄文まつりでした

本日は大ヶ生金山の里縄文まつりでした。
いつものことですが、予想もしないことが次々と起こります。初めてウチの神楽を見た方は「なかなか変わってるなー」と思われたかもしれませんが、、、見苦しい言い訳はしますまい。
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画像は、網野善彦と司修が組んで作った「河原にできた中世の町〜へんれきする人びとの集まるところ〜」(岩波書店)という絵本の一場面です。この本、おすすめ!
昔は虹が立つとそこで市を立てなければならないという考え方があったのだそうです。
虹は神の世界と人間の世界の架け橋という感覚があって、そこではお祭りをして神様を迎え、神様にささげ物をして、そのささげ物を交換する市を立てなくてはならない。
この絵でも祭場に榊を立て、数珠をかけた巫女さんが鈴を片手に舞っています。差し掛け小屋では商いが行われているところです。

縄文まつりもこれと似ています。
会場にはでっかい遮光器土偶が鎮座しています。
まつりは縄カット(テープカットの縄文版)に始まり、神楽、剣舞、さんさ、獅子踊り、田植え踊りと、岩手の民俗芸能が一通り&股旅ショーなどが見られる一方、おいしい芋の子汁やばくろう飯(まぐろメシと聞き違えた方あり)等々が食べられるし、クマの毛皮とか松茸とかリンゴとか地場産品のお買い物が出来ます。
縄文の地で中世的展開を見せる21世紀の楽しいイベントだと自負しております。
来そびれた方、来年はぜひお忘れなく!

by.事務局MA
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# by torira | 2007-10-07 21:08 | おまつり | Comments(1)

回想法

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 そんでまあ、チャイルドシートの話じゃなくて。
 レンタル屋さんにチャイルドシートを借りにいったんですけどね。手続きをしている間にレジの隣のコーナーをふと見たら、畳の間がしつらえられてるんです。古い白黒TVやら、尋常小学校の教科書やら、ケンダマ、カナダライ&洗濯板、紙風船、お手玉等々が並べられてました。
 こんなもんレンタルしてどうすんのかなあ。と思ったんですが、その一角に「回想法」の本が置かれていました。高齢者に昔のことを思い返していただくことを通して認知症の予防や進行の抑制をはかるというものですね。レンタル屋のその品揃えは時代がちぐはぐではありますが、こういうのを通してなんぼかでも効果があるといいなあと思います。冊子「とりら」もそういったことの一助になれば・・・。いや、なんないか。

 しかし、レンタル屋には“えんつこ”ありませんでしたね。「娘inえんつこ」の記念写真を撮りたいなあと思ってるんですが、そういう用途に使わせてもらえるところ無いもんでしょうか。

 by げんぞう
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# by torira | 2007-10-05 22:39 | 昔のくらし | Comments(0)