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2015年の釜石まつり その2

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市役所前の御旅所です。玉串を捧げているのは、ここに代々住んでいらした菊池さん。震災前はここは菊池家の御旅所だったそうです。
「とりら」6号の山本洋佑さんの文章にも出て来るこの方は、釜石の旧家のお生まれで、敷地内には古文書などを納めた蔵があったそうですが、「一切どこかへ流れていきました。残ったのは重い御神刀だけ」と錦の袋に入った長いものを携えていらっしゃいました。

本来は羽織袴に裃(かみしも)を着て祭に加わる役ですが、「震災後は裃は着ていません。紋付きだけです」と首を振ります。
流された文書の中には、南部藩のお抱え芸能集団、七軒丁関係のものもあったとのことでつくづく惜しまれます。

ドラッグストアの横で錦町虎舞が踊っていました。赤いほっかむりの道化の方、えらくお上手。さぞかしベテランさん、と思いきやかなり若い方だったので驚きました。
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子ども達が「うさぎ うさぎ」を踊っています。鵜住居虎舞もこれやりますね。この2団体は交流が深くて、お互いの祭に行ったり来たりして応援し合います。
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そういえば「うさぎ…」は年行司太神楽も踊ります。やはり太神楽と虎舞は近いのでしょうか。

元バスセンターの御旅所に神輿が到着しました。あっ、見物の中に大槌町の某虎舞の方(クリームソーダがお好きらしい)が混じってますがわかるかな〜?
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平田神楽に、とりら募金からお花をお出ししたら覚えていてくださって、「去年も頂きましたね」と言って頂きました。
権現様を持ってポーズ。
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「ブログ、ときどき見てるよ」と言われて恐縮です。記事を書くのが遅くなってごめんなさい。

御旅所で踊る台村の虎舞です。足が白いんですね。
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大勢の人出で写真を撮るのに苦労しました。やはり見る人が多いと盛り上がります。こちら東前太神楽。
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最後の良いシーン、送り船を見ようと魚市場で待っていました。
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あれ?御神輿は来たけど芸能が来ない。
「年行司太神楽と八雲神楽は奉納芸能ではなく、神事にたずさわる団体」と菊池さんに教わりましたが、この2団体しか見かけませんでした。大人の事情があるようです。
「来年は岸壁が出来るから、その時は送り船もにぎやかにやるから!」と虎舞の方に強調されました。
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今年はさようなら。来年またお待ちしています。
工事が進む釜石港が輝いていました。
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 by.事務局MA
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by torira | 2015-10-30 22:39 | 東日本大震災 | Comments(0)

2015年の釜石まつり その1

遅くなってすみません(最近こればっかり)、釜石まつりのご報告です。
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駅近く、シープラザ遊に御神輿が来ました。たくさんの人が出ています。
震災の年の釜石まつりを思い出すと、あの日ここに並んでいた出店は今年はありませんでした。かわりに大町の青葉通りに露店が列を作っていました。大町がだいぶ復活してきたからです。

神輿を担ぐ皆さんのお昼休み。お疲れ様です。
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私がお昼を食べに入った店では、6,7人の男性がご飯とともにビールをじゃんじゃん飲みながら「お祭りだからいいんだもんね!」とはしゃいでいました。復興関係で釜石に長期滞在してる方たちでした。

震災前と同じように、路上で演舞が行われていました。以下、年行司太神楽です。
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建築中の建物が背景に入ってきます。ずいぶん工事が多かったな。

平田神楽は小さな後継者が育ちつつあるようです。この背景も建築中のビル。
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八雲神楽の太鼓のリズム、前には気づかなかったのですが県北のナニャドヤラの太鼓にそっくりです。ドキドキするあの感じ…。
舞をちゃんと拝見するのは初めてだったかも。輪踊りになったり一列になったり、神楽にしては不思議なフォーメーションです。囃子も舞手も若手が多くてびっくりしました。
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権現舞もなんだか独特。ちゃんと見てみたい神楽です。
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東前の七福神が来ました。
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釜石のジャズ喫茶「タウンホール」の御主人が「七福神のリズムが好きさ」とおっしゃっていたのを思い出しました。たしか2011年に一度おじゃましたのです。
二階のお店なので津波の被害は廻りの惨状に比べれば少なくて済んだそうで、震災後は市民のいこいの場になっていました。今回寄ってみようと思ったら15時開店なんですね。

小川(こがわ)鹿踊り。「仙人秘水」でおなじみの釜石鉱山がある甲子(かっし)町の芸能です。
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遠野に似てるなーとおもったら、遠野市上郷町の板沢の鹿踊りが伝わったのだそうです。詳しくは「祭の追っかけ」さんのこのページをどうぞ。

…というわけで続きはまた明日。

 by.事務局MA
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by torira | 2015-10-29 22:23 | 東日本大震災 | Comments(0)

釜石まつりのポスター

今日から釜石まつりです。お天気にも恵まれ、いい3日間になりそうです。
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10月16日(金
《尾崎神社》
18:00〜 尾崎神社宵宮祭

10月17日(土)
《尾崎神社》
尾崎神社神輿海上渡御「曳き船まつり」(参加船13隻・新浜町第二魚市場にて)
10:00 新浜町第2魚市場岸壁出港
10:30 青出浜着
11:30 青出浜出港
12:00 新浜町第2魚市場岸壁着
《山神社》
17:30〜 新日鉄住金(株)釜石製鉄所 山神社宵宮祭(山神社)

10月18日(日)
《尾崎神社・山神社》
8:00 〜 尾崎神社出御祭(尾崎神社)
8:00 〜 新日鉄住金(株)釜石製鉄所 山神社例大祭(山神社)
11:00〜 両神社神輿到着(シープラザ遊)
11:10〜 尾崎神社・山神社合同祭(シープラザ遊)
12:00〜 両神社神輿市内渡御・市民団体行列
 (シープラザ遊〜魚市場仮御旅所・東前バスロータリー)
14:00〜 神輿還御式 神楽、虎舞など踊り披露
 (魚市場仮御旅所・東前バスロータリー)

「やっぱ, 送り船っすよね」と虎舞の方が言っていました。
私もやはりお見送りの場面がいいな。
なので「とりら」6号特別号の表紙はその見送りの1コマにしたのでした。
日曜日に行って見ようと思います。

 by.事務局MA
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by torira | 2015-10-16 21:50 | おまつり | Comments(0)

企画展「都南の社寺と人々」

都南歴史民俗資料館企画展
「都南の社寺と人々」
【期間】9月26日(土)~11月29日(日)
  開館時間:9:00~16:00
  休館:月曜日(国民の祝休日にあたる場合は直近の平日)
【会場】都南歴史民俗資料館
    (盛岡市湯沢1地割1−38)


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今回の企画展では、盛岡市旧都南地区の神社やお寺に残る資料を紹介しています。
都南地区と言うと、お寺の数はそれほど多くはなく、神社の数はそこそこ。
小さなお堂・お宮が多い地域かな?
と思うのですが、お寺・神社ともに豊富な資料が紹介されています。

南部鉄器職人の技が光る長善寺の半鐘をはじめ、目をひく品の数々が都南全域からつどいました。
大国神社の奉納絵馬や、宗門改帳など、そこに関わる人々のくらしぶりも伺える資料が並びます。
ふだん何気なく前を横切っているお寺・神社の奥深さが感じられる企画展。
この秋のおすすめです。


【関連事業】
①都南の民話がたり

都南に残る神社、お寺に関わる民話を「盛岡弁に親しむ会」の皆様が盛岡弁でご紹介します。また、職員が展示解説もいたします。
11月3日(火 祝)13:30~14:30

②展示解説
開催中の企画展に関して当館職員が解説します。
10月18日(日)
11月15日(日)
13:30~14:00

いずれも参加費無料,申し込み不要


 by げんぞう
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by torira | 2015-10-14 19:58 | 催しもの | Comments(0)

盛岡の秋 芸能と古武道を見る

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「南部藩古武道・民俗芸能鑑賞会」
10月18日(日)
もりおか歴史文化館前 特設ステージ(盛岡市内丸1−50)

・出演【午前の部】11時~12時 黒川田植踊り、銭掛剣舞
   【午後の部】14時~15時 南部藩古武道、法領田獅子踊り
・観覧料:無料 

*【午前の部】【午後の部】先着100名様に、古代米「しわまろ米」(お試しサイズ)をプレゼント!
お問い合わせ先:019-681-2100

 一団体の持ち時間が30分、ということは入れ替え時間をふくめてもけっこうゆったり見られそうですね。

 by.事務局MA
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by torira | 2015-10-13 13:54 | 催しもの | Comments(0)

2015年の大槌まつり

また11日がめぐってきました。
沿岸被災地では今日、お祭りを迎える地域がいくつかありましたね。

9月の大槌まつりのレポートをしてみます。
大槌町でもかさ上げ工事が進んで来て、かつては小鎚神社から町が見下ろせたのが、目線が平らになってきました。
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御神輿は勤労青少年体育センター前でお休みしているところでした。
安渡大神楽の方とお話していると、「安渡は子どもが減って困った。祭は子どもが主役だから。」という言葉が出て来て軽いカルチャーショックを受けました。
「祭は子どもが主役」。
これは内陸部にはない感覚です。
確かに沿岸のお祭りでは子どもの参加率が高い。特に大槌町では見かける子どもの殆どが祭の一員です。そして家族全員で仲良く歩いてる光景をよく見かけます。これで良い子が育つんだなあ。
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城山虎舞の方ともお話しました。
目下の悩みはやはり練習場所。町の体育館しかないので各団体とも十分な時間が取れないのです。
「今つくりたいのは大槌の郷土芸能館。皆が集まれて練習も出来るところ。皆で資金を出し合って、と思うんだけど、団体によっては人数が減ってちょっと苦しいというところも。でも何か考えます。大槌はまだまだやりますよ」という言葉に希望を感じました。
御旅所から還御再開。松ノ下大神楽です。
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今年の大槌まつりのポスターと三陸国際芸術祭のポスターに登場した金沢神楽。メンバーが増えて充実してきました。
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踊りを披露する城内大神楽。
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そして小鎚川に御神輿が入る場で祭はクライマックスに達します。たくさんの人がもりもりと岸辺に集まって来ました。
新巻鮭発祥の地と言われる大槌。鮭が上る川と御神輿が交わることで、この土地の豊かさと幸いが祈られるのだと感じます。
芸能のお囃子がわんわんと行き交い、皆が興奮している中を神輿がザバザバと水に入っていきます。
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川の中でスクラムを組んで歌い続ける虎舞。
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大がかりな音響システムとかスクリーンとか花火がなくても、皆が沸き立ち幸福になれる仕組み。
祭の創造力をあらためて見直し、心を揺さぶられました。

神輿が還った夜の小鎚神社で奉納する臼澤鹿子踊。
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代表を務める方に書いて頂いた「未来へ!臼澤鹿子踊 〝神の森 どろの木〟へかける夢」が掲載されている「とりら」8号が好評発売中です。
大槌町とその周辺の方は信栄書店(tel.080 -1668- 4649)へどうぞ。
郵送ご希望の方は、とりら事務局toriratorira@yahoo.co.jp へメールください。

暗くなっても門付けが続きます。城山虎舞が車屋さんに舞い込みました。
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「最近は町外からの依頼はだいぶ落ち着きました。もう5年目だから当然ですけどね」とおっしゃっていましたが、来週10月18日(日)は「全国太鼓フェスティバル」に城山虎舞、ご出演です。陸前高田市立第一中学校体育館 10:00~15:00ですよ。

 by.事務局MA
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by torira | 2015-10-11 21:48 | 東日本大震災 | Comments(0)

とりら募金のご報告 2015年7月〜9月分

遅くなりましたが、2015年7月〜9月の三ヶ月間に頂いた「とりら 岩手三陸沿岸の民俗芸能応援募金」に対し、お志を寄せて下さった皆様のお名前を挙げ、感謝のしるしといたします。

高橋美香様、斉藤聖英様、那須川真由美様、橋本和幸様、貴重なお志をありがとうございました。

頂いた募金は現在は主にお花(ご祝儀)として各団体等に差し上げています。
今期は、陸前高田市:うごく七夕まつりの山車組11組と気仙町けんか七夕祭保存連合会、大槌町:大槌まつり、釜石市:鵜住居の鵜住神社例大祭で芸能団体にお花各5000円をお贈りしました。

大槌町で見かけた仲良し家族です。
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 by.事務局MA
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by torira | 2015-10-09 21:44 | 東日本大震災 | Comments(0)

黒崎神社の式年大祭が行われます

陸前高田市広田町で黒崎神社の式年大祭が行われます。
神社に関係のある方のface bookから、ポスター画像と詳細を転載させて頂きました。
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梯子虎舞はおなじみの根岬地区のともう1団体、喜多地区からも出ます。
予定はこんな感じだそうです。
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心配なのはお天気ですが、くだんの神社関係の方は、
「だいじょうぶ!ぜったい058.gif晴れるから」とおっしゃっていました。
お天気の神様、よろしくお願いしますね!

車でお越しの方は途中の駐車場に止めてシャトルバスに乗り換えとなりますので、時間の余裕を持っていらしてください。

当日は高田町の五年祭もあるのですが、こちらは詳細がわかりません。。

 by.事務局MA
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by torira | 2015-10-07 19:22 | お役立ち情報 | Comments(0)

祭の変遷〜盛岡某町内の場合

昨日はうちの町内のお祭りでした。
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ここに引っ越ししてきた頃は、お宮はあっても祭は行われていませんでした。
10年ほど前にご町内で気運が盛り上がったらしく、奉賛会が組織され、ほんとに簡素な御神輿が出るお祭りがはじまりました。

翌年にはそれが樽神輿に替わりました。
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お宮も新しく少し大きくなり、お宮の下にちいさなプレハブ小屋が建って「社務所」の看板がかかげられました。
上田子どもさんさの奉納が行われたりしました。
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6年前にはこんな立派な御神輿が出来ました。
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町内にいらっしゃるクラフト好きの工務店さんの製作になるものと思われます。

今年、久しぶりに見たらなんと!
神輿が山車?の上に乗っかっていました。いぜんの樽神輿に使われた酒樽も乗ってました。
こういうの、なんて呼んだらいいの?ニューウェーブ山車神輿?
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それまで「わっしょい!」だったのが「ヤ〜レ ヤ〜レ」という掛け声に。
役員の方が「今年は小太鼓が3台付きました!わはは」とうれしそうに笑いながら通って行きました。
しかしなぜかうちの前を通ってくれなくなったのがちょっと寂しいです。
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最近はさんさ踊りを呼ぶ代わりに餅まきをするようになりました。
今年もこんなに集まった!
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実は朝に避難訓練があったのですが、参加者はこの10分の1くらいだったのです。
天災は忘れないうちにやってくる今日この頃ですので、この参加率はちょっと心配。
避難訓練のときにも餅まきをすればたくさん集まるのでは?
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お向かいの子ども達が拾ったお餅をわけくれたので(私が拾ったのはたった2コ)夕食は時ならぬお雑煮となりました。

 by.事務局MA
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by torira | 2015-10-06 00:21 | おまつり | Comments(0)

五反田

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東京都品川区五反田の雉子神社。里神楽は
「八幡山黒尉」
「日代之宮」
「布都御魂出現」
「天之返矢付タリ」
「山神」
を予定。

by げんぞう
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by torira | 2015-10-03 13:38 | おまつり | Comments(0)