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とりら募金のご報告と御礼 10月から12月までの分

日頃より「ブログとりら」をご覧頂きありがとうございます。
4月に「とりら 岩手三陸沿岸の民俗芸能応援募金」を立ち上げて以来、多くの方がお気持ちを寄せて下さいました。
あらためて心から感謝申し上げます!

これまでの募金総額は1106,479円です。
募金からお花・お見舞い金を差し上げた団体は55団体、2協議会になります。
他に、大槌の虎舞の団体に笛、大船渡市の鹿踊りに馬の毛(鹿頭の材料として)を贈らせて頂きました。また活動を通じて、山田町の鹿舞にさんさの太鼓を贈るお手伝いをさせて頂きました。

規模の小さな募金ではありますが、出会えた沿岸の団体の皆様に、確実にお渡ししております。
皆さんのお気持ちは伝わっていますよ!

10月から12月までの間に募金をお寄せ下さったのは以下の方々です。
ありがとうございました。

斉藤聖英様、五十嵐大介様、figuleti古本市募金様、大信田丈志+及川ゆき子様、渡辺征治様、庶民時代裂研究会様、新沼祐子様、大髙政秀様、高久典子様、佐野市閑馬公民館様、鈴木敦子様(順不同)
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引き続き、当面3月までの予定で募金を募って行きます。
来年もどうぞよろしく御願いいたします。

2012年が、どなたにとっても未来を感じられる年になりますことを心からお祈りします。

  by.事務局MA

とりら 岩手三陸沿岸の民俗芸能応援募金
 郵便振替用紙に 「岩手三陸沿岸の民俗芸能応援募金」 と書いて下さい。
  口座番号02240-4-69271
  加入者名 ふるさと岩手の芸能とくらし研究会
   ※振り込み手数料のご負担をお願いします。
【問い合わせ】
 e-mail toriratorira@yahoo.co.jp

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by torira | 2011-12-31 18:17 | 東日本大震災 | Comments(0)

としな って何?

「“としな”、ありますか?」
「は? …って何ですか?」
という会話をしました。店の方は50才くらいでしたので、「今どきの若い人は、としな=年縄=も知らない」という論は成り立ちません。

そもそも私自身この街に来るまで、“としな”という用語の聞き覚えがなく、あの縄状のお飾りも見た事がありませんでした。
私のふるさとでは、お正月を迎えるにあたって裏口や便所(この場合トイレというよりこの語の方がしっくりくる)や部屋に下げるものは“輪飾り”であり、“としな”とは似て非なるものだったからです。(輪飾りの画像拾ってみましたのでご覧ください)

今年は“としな”が品薄&高価で買い逃していました。原因の1つはもちろん原発事故です。
思いついて昔よく行っていた小さな花屋さんをたずねたら、
「うちは田んぼあるんだわ。自分とこのワラでつぐるからなはん、安いよ。もう全部売れて無いけど」という非常に残念なお答え。来年はここで買うぞ!盛岡の正月は盛岡の稲ワラの“としな”で迎えたい!

仕方なく、「安全な稲ワラ」で出来た外国産の“としな”を買ってきました。あああ稲ワラでこんな思いをするとは!
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なんか幣束のカタチが納得いかない(上)んで、自分で付け替えたりしてみました(下)。これは外国のセンスなのか、発注者んとこのデザインなのか。きっと色々あるんだと思います。

 by.事務局MA
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by torira | 2011-12-30 21:08 | 儀礼・習俗 | Comments(4)

踊りの場

 高校の頃に「刈り取りが終わった田んぼで鬼剣舞を踊りたい」という会話を同級生がしていました。なんとなく「現場っぽいことをしたい」という思いだったのでしょう。けれども、実際にはそういう風景はそれほど見ることはありません。

 じゃあ、どういう場で演じるものなのか。そこで「本来は××で」といったことを言いたくなります。でも「本来」っていっても江戸時代の中盤と昭和初期あたりでは違うでしょう。とりあえず、いま一番多いのはどこかを考えてみると、剣舞や鹿踊などであれば、寺社の敷地内、屋敷、屋外のイベント会場、それにホールでしょうか。神楽ならばホールが多いかもしれない。

 しかし、回数の多少にかかわらず、演者の方々が特にこだわりをもって「この場こそが、うちの団体のホーム」というのもあるでしょう。民俗芸能はわりと融通がきくだけに、いろんなところで演じられますが、それぞれの場が演者・観客の皆さんにとってイイ空間であってほしいなあと思います。
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 こちらも踊り場の除雪に余念がありません。

 by げんぞう


 
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by torira | 2011-12-29 09:08 | 芸能 | Comments(2)

しったかぶり

 一関での会議中に出た雑談。
「年末でヒマねえじゃな」
「ほんっとに。きのうも部落の会議あって、ミヤダマナラシあって、忘年会あって」

いや、たしかにこの時期、ミヤダマナラシは、なんつうかアレですよね。

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 by げんぞう
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by torira | 2011-12-28 21:23 | お役立ち情報 | Comments(2)

父のかっこよさはマストです

この前新聞に載ってた投稿イラスト。
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「大槌上亰鹿踊り  父親の踊りが一番好きです。」

世のお父さん、子どもを持つならこう言われたいでしょう。額のデザインからしてこちらかな?
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大槌では先日ショッピングセンター「マスト」が開店しました。おめでとうございます。
お買い物が便利になりましたね!

 by.事務局MA
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by torira | 2011-12-26 17:47 | お役立ち情報 | Comments(0)

やってくる

「サンタさんって怖いよね。だってピンポンもしないでいきなり家に入ってくるんでしょ?こわ〜 (笑)」と一人の子どもが私に言いました。
いやいや、良いことも悪いことも断りなしにやってくるのが人生ってもんだから。

北半球に住む人にとって一年で最も日が短い今の時期には、断りなしに暗い気分がやってきたりします。
そんなときの起死回生装置がクリスマスでありお正月なのです。
生きる力のリセット期間といいましょうか、死と再生の季節といいましょうか。

ここへやって来るのが、サンタクロースだったりナマハゲやナモミやスネカだったり、日本だけじゃなく外国でも怖そうな愉快そうなものが悪霊をおっぱらうとか言ってゾロゾロやってくる習わしであります。
ホントは「わりごはいねがー」じゃなく、「わりやづはぼってけんぞー(あなたに巣喰った悪いものは追ってあげましょう)」というおまつりですね。サンタさんは祓うより福を授けてくれる面が強調されてますけども。
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そして岩手では盛岡エリアを除く各地で獅子舞や権現様、あるいは陸前高田市竹駒町では「とらまい」というものが悪魔を祓いに来てくれます。(求む現地情報)

盛岡の子どもも負けずに「ごんげんさまカスタネット」を作って悪魔祓いをいたしましょう!岩手県立博物館の教室で明日13時からです。詳しくはこちら

 by.事務局MA
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by torira | 2011-12-24 23:28 | 年中行事 | Comments(2)

クリスマスはごんげんさまと

明日はたのしいクリスマスイブ!ごちそう食べてプレゼントあげて。。
じゃ、明けてクリスマス当日はナニをするの?
もし「べつに〜」というお子さんがいらしたら、岩手県立博物館へカモン!

私と一緒に ごんげんさまカスタネットを作りませんか?(もっかガラガラ声ですみませんが、きれいなお姉さん達が手伝って下さいます)
カチカチさせて良いお正月にしましょう!
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岩手県立博物館 たいけん教室「ごんげんさまのカスタネット」
12月 25日 (日), 13:00 ~ 14:30 実技室 にて
 参加無料 小学生20名程度(未就学児は保護者同伴、希望者多数の場合は抽選)
 板や色紙を使って、カスタネットの形をした権現様をつくります。

一方、博物館のあちこちでは、震災で痛んだ古文書や生物標本などの修復作業が、多くの方の手でもくもくと続けられています。地味な繰り返しに耐えて初めて元の姿が現れるこの仕事、見学させて戴きましたが頭が下がります。
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25日、大人向けには
「津波と〝つっちぃ〟~クジラ標本救出の前と後~」大石雅之(当館学芸第一課長)
という講演が、やはり13時半から入場無料で講堂にて行われます。
鯨の化石標本には個人的におつきあいがありました。福島県に貴重な化石資料があったっけなあ・・。

 by.事務局MA
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by torira | 2011-12-23 18:31 | 催しもの | Comments(0)

世界をまたに駆ける春駒

世の中の景気が悪いためもあって、近くの文房具兼雑貨屋などでクリスマスカードを買おうと思って探しても種類も数もとても少ないのに呆気にとられました。去年よりガクっと減った。ショック。
で、検索してみると20世紀初頭とクレジットのあるクリスマスカードが出てきました。
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え?これってまんま日本の「春駒」じゃん!
春駒もいろいろありますが、私がここでイメージしてるのは玩具としてのこの手
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1930年代(昭和戦前)のものだそうです。

岩手県立博物館蔵・森口多里コレクションの中に、雪の季節、春駒で遊ぶ奥州市胆沢の子どもたちの写真が残されています。
春駒はワールドワイドな玩具だったのね!

 by.事務局MA
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by torira | 2011-12-22 09:04 | 儀礼・習俗 | Comments(0)

杵づきの餅

先日、山田町八幡鹿舞の方々とお正月の話題になったとき、内心(んっ??)と思う場面がありました。
「来年はいったいどんな正月が来るんだかと思います。餅を頼むったって菓子屋はないし、餅搗きするにも臼や杵は流されたし」。
とおっしゃったのは、まだ40代の方です。
このうち気になったのは次の2箇所。

1「正月の餅を菓子屋に頼む」
2「餅を臼と杵で搗く」
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(画像は、郷土玩具:日光の茶道具の臼と杵)

まず1.どこで正月の餅を調達するか。
盛岡では、菓子屋じゃなくスーパーでパック入りの(あまり美味しくない)餅を買うおうちが多いのではないでしょうか。

北海道の田舎で育った私の昔を思い起こすと、師走の雪がちらつく中、母に連れられて「虎屋」という町の菓子屋へ「ちん餅」を頼みに行ったものでした。
「ちん」は「賃金」の「賃」。昔は餅米を持ちこみ手数料を払って餅にしてもらうというシステムがあったようです。それがすたれた後はオーダーで餅を用意することを意味していたのですね。
「三合と五合のお供え、のし餅2枚、海苔餅と豆餅1棹ずつ」などと注文していました。
なつかしい。
盛岡市内でも「ちん餅」を請け負ってくれる店はまだ残っています。

2.臼と杵で餅を搗くこと。
機械搗きの餅より杵搗きがおいしいのはどなたも了解してるのですが、家庭用餅つき機が普及してからは、農家でも機械で搗くことが多くなりました。大きくて重い臼がじゃまにされていたりします。
だから「言っとくけどうちのは機械じゃないよ。ちゃんと臼と杵で搗いた餅だからウマイよ」などというおことわりを聞かされながらごちそうになったりします。

でも、山田町の彼は餅つき機のことは念頭にないみたいでしたね。餅は臼と杵で搗くに決まってます、という感覚なんでしょうか?
震災後8月に山田町大浦の漁港を訪ねたおり、津波で港に揚がった材木に混じって古い臼が2つ3つ並んでいるのを不思議な気持ちで見たものです。
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そういえば、獅子頭の補修などですっかり有名になった大船渡市の「木ばくり工房」さんでも、もっか臼作りの真っ最中という記事が流れていましたっけ。
沿岸の皆さんは、どうやら杵づきのおいしいお餅でお正月をされて来たらしい。

盛岡でも杵搗きの餅が味わえます。
12月25日(日)13時くらいから盛岡市上ノ橋町のギャラリー彩園子で餅つきが行われます。誰でも搗くことが出来るし、搗く搗かないに関わらずどなたでも無料でごちそうになれるのです。
メニューは、くるみ餅、あんこ餅、ゴマ餅、納豆餅、ショウガ餅、お汁粉など。
ほらほらそこの食い意地の張ったお嬢ちゃん、お父さんを引っぱってきなせい。
皆さんもぜひ、おいしいお餅を食べにいらしてください。

 by.事務局MA
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by torira | 2011-12-20 21:39 | たべもの | Comments(2)

はやくも。

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by げんぞう
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by torira | 2011-12-19 21:09 | 年中行事 | Comments(0)