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もうすぐお正月

鳥兜作りの講習会を30日付けの岩手日報で紹介して頂きました。ありがとうございます!
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こちらは参加者のおひとりである、北上市成田神楽さんの成田火防祭における1コマです。

元旦から3月過ぎまで、団体によって日程は異なりますが、春祈祷やら火防祭やら寒い中を神楽が門付けに歩く行事が待っています。一日中真冬日の中を権現様とともに歩くのは大変だろうとお察ししますが、待っている人々の様子など拝見していると、これぞ神楽の場!という物が感じられるのです。

にしても、げんぞうさんはお忙しそうですねぇ。たまには書いてけろ〜。

 by.事務局MA
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by torira | 2010-11-30 23:51 | 年中行事 | Comments(0)

山屋の田植踊@全国民俗芸能大会

田植踊の分類でいう、座敷田植えと庭田植えは一見違う芸態に見えますが、注意してみればフォーメーションには共通するものがあります。基本は2列もしくは二重の輪踊りと見ますがどうでしょうか。
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東京へ田植えに来た紫波町山屋の皆さんです。最後、仲踊りと早乙女が一緒に踊る場面。
「仲(ナカ)踊り」は「次の演目との中をつなぐ踊り」とする解釈もありますが、実は輪の内側=中側を示すのではないか、とすれば早乙女と仲踊りは位置が逆??と思って見ていました。
舞台袖、下手から撮りましたので、右側が客席になります。

 by.事務局MA
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by torira | 2010-11-28 23:51 | 芸能 | Comments(0)

「二泊三日の宮古街道」展

平成22年度企画展「二泊三日の宮古街道」
 宮古市北上山地民俗資料館にて11月28日(日)まで

国道として整備される 以前の宮古街道の歴史や文化について、古絵図や民俗資料を展示しながら紹介する展覧会。

横になが〜い絵地図を拡大コピーして部屋の3面をぐるり使って見やすく展示したり、古地図に書き込まれた文字の訳文を 付け加えたりと、小規模ながら工夫された展覧会です。
ところどころに聞き取りした住民の談話もあって、「盛岡の馬のせり市に行くときは夜8時頃に出発して、途中一休みして馬検場に朝8時に着いた」など、今では考えられないちょっとびっくりなお話も。

もっと早くに行きたかったのですが、結局終わる一日前になってしまった。
明日よかったら宮古街道を通って北上山地民俗資料館へどうぞ。常設展示も面白いものがいろいろありますよ。(事務局MA)

【開館時間】 9時から16時30分まで
【休館日】毎週月曜日
【入館料】一般200円 学生150円(団体割引あり)
【問合わせ】北上山地民俗資料館 〒028-2302岩手県宮古市川井2-187-1
      電話0193-76-2167
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夕暮れの兜明神@区界。山田線は楽しい♪
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by torira | 2010-11-27 23:05 | 催しもの | Comments(2)

鳥兜を作る遠野の親娘

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遠野市からファミリーで参加してくださった、大出早池峰神楽のTさんとそのお嬢さん。重ね張りした和紙の小口を、薄い和紙で補強するという細かい作業をしているところ。

彼は、遠野市をディープに取材した「パハヤチニカ」という雑誌を作っている方です。ご持参くださった最新号5部を気前よく「見たい人にあげて」と置いていきました。OH ! 太っ腹〜!とても「とりら」にゃマネできないぜ。
NPO遠野エコネットの代表理事でもあり、その1つとして利用されていない間伐材を薪燃料として活かす試みをされています。

大出早池峰神楽について「舞手がいなくて奉納ができません」とおっしゃるので悲しくなりました。でも、遠野ふるさと村でこれから来年にかけて週末に行われる「どべっこまつり」への出演とか、1月の遠野市神楽共演会でお会いできるかもしれません。

 by.事務局MA
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by torira | 2010-11-26 23:20 | お役立ち情報 | Comments(2)

鳥兜の色いろ〜山内神楽の鶏

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軽米町は山内(さんない)神楽の鳥兜。ニワトリの羽が横についている、月日をとりまく彩雲が宇宙的!など前からユニークだなあと思って見ていましたが、今回の講習会にいらした方が作ったのだそうです。

来年の正月三が日は、3年ぶりに地元百軒の門打ちを行うそうです。
県北の神楽のことは本当に知らないので、他にも色々うかがってみたかったのですが、無駄話をする余裕などなかったのが残念。

 by.とりら事務局MA
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by torira | 2010-11-24 23:52 | 意匠 | Comments(0)

鳥兜の色いろ〜雫石神楽の鶏

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雫石神楽の鳥兜についてる鶏さん。見事な絵です。すばらしい!
雫石神楽はその存在をしっかり見直すべき神楽です。
奉納は9月16日、三社座神社のおまつり。ほかに芸能祭と、年によりもう1回くらい。
一昨年は久しぶりに柱固めをしたとのことでした。
まずは鳥兜を修理し、笛吹きを育て、相撲大会を別の日にずらしてもらって町内の耳目を集めたいところです・・と勝手な言いぐさになってしまいますが。

by.事務局MA
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by torira | 2010-11-23 23:37 | 意匠 | Comments(0)

たくさんのミニ鳥兜が。

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おかげさまで「とりら技術講習会 そこがツボな鳥兜作り」は、バンザイ大成功!におわりました。
朝9時半から17時までハードな一日でしたが、予想よりずっとスムーズに事が運び、全員が予定の時刻までにミニ鳥兜を作ることができました。講師先生の丁寧な指導に加え、参加者の熱意がみっちりと濃い時間を支えたと思います。県内各地からおいでくださった10代から80代までと幅広い年齢層の神楽関係の皆様と、この日のためにたくさんの準備をしてくださった先生、手伝ってくれたスタッフの皆さんありがとうございました。

 ーとりら一同よりー
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by torira | 2010-11-21 22:00 | 催しもの | Comments(0)

唄と所作

 シシ踊りの唄というのは、なかなか趣があっていいものです。数あるほめ唄の中には、シチュエーションにあわせて文言を多少変えてバリエーションをつけているものも多いのですが、全体としては内容も多岐にわたっています。むしろ、内容がはっきり分からないものが多いともいえるかもしれません。しかしわからないなりに、情景や想いが豊かな色彩で描かれている。どっちかといえば神楽の唄よりも想像力をかきたてるものがあるなあ・・・という感じが、私はしています。もっとも、これはシシ踊りの唄に限った特徴というよりは、小唄をベースにした風流系の芸能一般に言えることなのかもしれませんが。
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 そんなわけで唄を気にしながらこのあいだ竪沢鹿踊(花巻市大迫町外川目)を見ていたのですが、あんまりにも雰囲気が良すぎて、歌詞の内容はすっかり忘れてしまいました。しかし印象的だったのは、唄がかかるポイントって、全体の上演時間のなかでかなり限られた場面に集中しているなあということ。考えてみると、これは竪沢鹿踊に限ったことではありません。これまで自分が見たかぎりでは、幕踊り系のシシ踊りは、わりと唄う場面とそうでない場面が、きっちりわかれているような気がします。太鼓系鹿踊はそこらへん、全体にまんべんなく唄が散りばめられているというか。いや、そうでもないかなあ。
 そのほかにも、「どの唄のときにどういうタイプの所作をしているか」といったあたりも考えていきたいのですが、わりと団体によってやることが違うので、なかなかわかりにくい。近いタイプの団体どうしを見比べるとある程度の傾向は感じられることがありますし、メジシ隠しの際にはあの唄、総立ちの際にはこの唄・・・といった程度のことは言えるのですが、もうちょいつっこんだところを、一人立ち獅子全般を横断的に考えてみたい。とは思いつつ、あんまり見られず残念。

 by げんぞう

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by torira | 2010-11-19 21:18 | 芸能 | Comments(0)

近世南三陸の海村社会と海商

 北東北の「大きい家」というと、どんなイメージを持たれるでしょうか。実際には、中世の豪族・家臣団を維持しているもの、商品経済が発達する中で貧農を取り込んでいったもの・・・など、いろんなケースがあります。少し前までの研究では、いずれのケースも「後進性」といった特徴でまとめられることが多かったようです。
 そういった見方をいま一度考えなおしてみよう・・・というのが、本書「近世南三陸の海村社会と海商」。宮城県石巻市名振浜(旧雄勝町)の永沼家に伝わる文書の解析を中心に、南三陸の大規模イエ経営体の実態を分析しています。
f0147037_239291.jpg 藩政中期から後期にかけての永沼家を、自然条件,土地所有,地域社会でのステイタスなど、様々な観点から考察。ちかごろ、統一感に欠ける論集を目にすることがあるのですが、本書は8名による共著という特徴が吉に出た好例です。とりわけ、目次を見て「いちばん地味かなあ」と思っていた、資金貸付帳簿の分析をする章が非常に充実していました。一見すると数字と個人名の羅列に見える文書をどう整理して分析していくか・・・というプロセスを、わかりやすく解説。従来のいわゆる「金貸し」が、天保の飢饉を契機として資本投資へ発展する兆しをみせているという指摘につなげます。

 本書は民俗芸能には直接かかわりがあるものではありません(犬飼清蔵の名が出てきたりはしますが)。しかし、民俗芸能や年中行事の重要な担い手だった大規模なイエを考えるうえで、避けて通れない一冊だという印象を受けました。

近世南三陸の海村社会と海商
斎藤善之・高橋美貴 編
2010年5月 清文堂出版
税込価格 7,980円


 by げんぞう

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by torira | 2010-11-18 23:09 | 資料紹介 | Comments(0)

TPPの行方を知ろう

髪を切ってもらってるとき、「ご飯派?パン派?」と聞かれました。
「米を食べないと農業がたちゆかなくなる。農業が衰退するとムラが成り立たなくなって郷土芸能はダメになる。だから」と答えたら、moog hair(「もーぐ へあ」と読みます。「むーぐ」と読むと機嫌が悪くなります)の社長にして唯一のスタッフである彼女は呆れていました。

そんなキュート&個性派の彼女のおじいさんは、じつは岩手町黒内田植踊の太夫さんとして名をはせていたみたいですぞ。
昨年の「とりら収穫祭」では、黒内田植踊りの皆さんにすっかりお世話になりました。
今年の岩手町郷土芸能祭は21日です。とりらの鳥兜作りの講習会と重なっているので残念ながら行けませんが、興味を持たれた方はぜひ南山形小学校まで(いいドライブになるはずです)お出かけください。
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しかし世の流れは、私が毎食3杯ずつ米のメシを食べても追いつかない方向に。。まずい。いや、米の味じゃなくて。

 by.事務局MA
http://a-iwate.com/shops/37827
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by torira | 2010-11-13 21:28 | お役立ち情報 | Comments(0)