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こういうやつ

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 こういう飾り物、全国各地にあるような気がするんですけど、盛岡藩内ではあんまり見かけません。
 ないわけじゃないんだけど。

 by げんぞう
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by torira | 2009-09-30 23:23 | 意匠 | Comments(0)

やまのまつり

一 御初穂金一歩宛 山神宮御祭礼五月十二日 十二月十二日右両度相備候事
一 五月十二日 山神宮御祭礼ニ付 御城下より管原両宮相詰候はば 為御手宛金二歩被下候事
一 五月十二日 山神宮御祭礼之節被下方
一 一メ文 御湯立
一 五百文 御湯立為御祭礼銭例年被下方
一 二百文 鳥舞
一 五百文 慈性坊
一 二百文 朝日
一 八百文 山伏共八人
一 百文 家来之者ヘ
一 三百文 山神舞


尾去沢銅山の年中行事だそうです。

(日本僻地の史的研究 -九戸地方史 森嘉兵衛 著 1983 法政大学出版局 p.360より。
出典は盛岡 新渡戸文書 川井景寛著「尾去澤銅山御定帳写」 “現 岩手県立盛岡図書館蔵本”とのこと)

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 画像は太田神楽の「山の神」。いまのこういう神楽の感覚だと、依頼する際に「鳥舞」と「山の神」と、別々に報酬を支払ったりはしませんよね。でもなあ、尾去沢となると、神楽じゃないのか。番楽でもないしなあ。舞楽って言えばいいのかなあ。

 by げんぞう

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by torira | 2009-09-29 21:20 | 芸能 | Comments(0)

かしま

鹿島ちや 鹿嶋林のくつわむし
 なりをしつめて 歌の声きけ


 北東北の、あるシシ踊りに伝わる唄です。
 山伏神楽の「三番叟」には、

鹿島でならいし鹿島拍子

という一節があります。このように、芸能といえば鹿島なんです。

 「鹿島踊」というものもあります。

 鹿島踊といえば、白い装束に黒い烏帽子の人たち大勢で輪をつくる姿が思い出されます。扇を持った手がすばやく動くいっぽうで、全身を使う様子が見られない、独特の趣き。私自身は小学生のころに小田原のものを見たことがあるだけなのですが、多くの方は同じようなイメージをもたれるのではないでしょうか。
 英一蝶 作「鹿島踊図」の登場人物たちも「白い装束に黒い烏帽子」です。しかし、その数は3名。しかもこのうち一人は、上半身がない。いや、よく見ると「すごい前屈をしている後姿」なので、上体が見えないんです。そういえば、長えんぶりで藤九郎を後から見るとこんな感じかもしれない。あとの2人も、跳ねています。
 300年たつとずいぶん違うもんだなあ。

 by げんぞう
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「江戸文化シリーズ No.25
板橋区立美術館開館30周年記念
御赦免300年記念
一蝶リターンズ
~元禄風流子 英一蝶の画業~」

東京都板橋区 板橋区立美術館

2009年9月5日(土)~10月12日(月・祝)
※会期中、一部展示替えを行います。
 前期:9月5日~9月23日
 後期:9月25日~10月12日

午前9:30から午後5:00
(入館は午後4:30まで)

月曜日
(ただし9/21・10/12は開館し、9/24は休館)

一般600円
高・大生400円
小・中学生150円



 ※ポスターやチラシになっているのは「布晒舞図」。鹿島踊ではありません。。
 ※北東北には鹿島踊は現存しないようです

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by torira | 2009-09-28 21:26 | お役立ち情報 | Comments(0)

菊だとは思うんだけど

 岩手県立美術館で開催されていた「京都 細見美術館 琳派 若冲と雅の世界」展が終了しました。デラデラしたニワトリの絵(伊藤若冲 作)が載っているポスターをご覧になった方も多いことでしょう。

 展示品の中でとりわけ眼をひくのは、「金銅千躰阿弥陀懸仏」。仏像が数体おられまして、そのバックに黒い妙な光沢の板があるんです。なんかヘンだなあ・・・と思ってこの板をしばらく見つづけていると、とつぜん仏様が大量に浮かび上がってくるという仕組み。他にも七宝の「引手」など、見どころいっぱい。

 さて、出口の近くに「年中行事図巻」がありました。開いているのは「重陽の節句」を描いている箇所です。季節にあわせているんでしょう。12月の「追儺(ついな)」の場面を見たい方も多かったことでしょうが、それはまたの機会ということになりそうです。気になったのは重陽の節句の場面でお庭に咲いている花です。当然、「菊」です。「そうだ、これは菊だ。それ以外にあるわけがない」。
 ・・・と頑張って見ていたのです。が、どうも花まんじゅうみたいなお菓子を草木に差しているようにしか見えない。とにかく菊のシーズンなんですが。
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※今年2009年、旧暦の「重陽」(九月九日)は10月26日(月)です。

   by げんぞう

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by torira | 2009-09-27 22:36 | お役立ち情報 | Comments(2)

とりら4号予告編 1

去る7月に行われた金田一温泉まつりの1コマ。懸賞付きナニャドヤラ(自由参加)のシーンです。
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左の方が手にしている紙片には番号が書いてあって、これでのちほど行われる抽選会でいろんな賞品がもらえます。どんな物が賞品だったのか…かなり気になりますが、実はこれを撮ったのは私ではありません。
間もなく出ると言いながらなかなか出ない「とりら」4号で、「ナニャドヤラの分布と種類」を書いておられる瀧音幸司さんによる画像です。惜しい事にこれは掲載にならなかったのですが、暮れ始めた空の色もとてもステキなのでお目にかけましょう。

「ナニャドヤラを見てみたい」という方は、二戸駅裏で二日に渡って行われる「トリコロールフェスタinなにゃーと」の10月18日(日)の方へどうぞ!各地のナニャが一度にたくさん楽しめます。「とりら」4号を読みながらあのリズムと手さばきにやられてください。

 by.事務局MA
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by torira | 2009-09-26 17:57 | 冊子「とりら」 | Comments(0)

ししかえる

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最近撮った中で気に入っている画像。
踊り終えてどこかへ帰る煙山鹿踊の皆さん。ヤラセではありません。あのカッコのままでどこまで行くんでしょう??すこし手ブレしちゃってるんですけどご容赦を。
今週末はここも稲刈りだね、きっと。

 by.事務局MA
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by torira | 2009-09-25 21:38 | Comments(0)

いろんなお客さん

 白熱の演技を、満場の観客は固唾を呑んで見守りました。


 ・・・と言うような文章を目にすることが度々あります。ただ、じぶんの場合は
「まあ、お客様ご一同におかれましては、ダンゴでも喰いながらザワザワと世間話でもしてその場にいてくれればいいなあ」
と思っています。あんまり黙ってじっくり見られると、なんともいんずいもので。まあ、満場のお客さんというシチュエーションで演じることがそもそも無いんですが。
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 この人は、結構じっくり見ちゃう人ですね。演者の皆さんは大変でしょう。

 by げんぞう
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by torira | 2009-09-24 21:25 | おまつり | Comments(0)

ヌギダレ

 腰のあたりにご注目ください。半纏をヌギダレ状にしています。あまり目につかないのですが。
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 遠野の獅子踊のシシは、こういうヌギダレ状のものをする団体としない団体があるようです。こういった装束の様式はどこから来たのでしょうか。しかし考えてみると、盛岡周辺のシシ踊りにはシシがヌギダレをしている団体がいくつかあります。ヌギダレ問題は、ちょっと複雑です。

 by げんぞう
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by torira | 2009-09-23 17:38 | 芸能 | Comments(0)

六日入白山神社の絵馬

白山神社へ行った目的は、ここに納められている、藩政期に描かれた「四季農耕図絵馬」が見たかったからです。11月15日(日)に予定している「とりら収穫祭」で、田植踊りとコメ作りに関するミニ展示を考えていて、その時に紹介するためー。
絵馬は保存状態も良く、絵も素晴らしいものでしたが、撮影条件は良いとは言えず。。。
画像は苗代かき、田打ち、田植、こびるが描かれた部分です。田植の時にはこびるに酒が振る舞われたとのことで、畔で酒やら煙草やらを楽しむ人々もいます。見えますか〜?
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米作りの一年を描いた四季農耕図は全国各地にあるけれど岩手県ではこの一枚だけだとのこと。

 by.事務局MA
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by torira | 2009-09-22 23:24 | 資料紹介 | Comments(0)

六日入(むいかいり)白山神社のお祭り

神仏に特別の供え物を作り、年回りで宿となる家から神社まで行列する「献膳行列」を行う祭りが、県内にはいくつかあります。
奥州市前沢区六日入(むいかいり)白山神社のお祭りもその1つです。お宮に到着し、本宮に納めて神事を行った後は、拝殿にそのお膳と造花を並べて地元の方々にご披露します。
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このうち、一番下に置かれた三宝に乗っているのはこちら。
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中央は長いノギのついた古代米、これはこのお祭り用に特別に栽培しているものです。手前は大麦小麦。奥は大豆と小豆。奥のお膳には椎茸や高野豆腐、色紙を巻いて小口切りにしたものなど。どれも木の筒に一つひとつ貼付けるという、たいへん手のかかるものを毎年祭りのたびに作っています。
同様の供え物で全国的に有名なのは、奈良県の談山神社の嘉吉祭で作られる神餞です。神餞とは言っても元は神仏混淆のお寺でした。六日入の白山神社にも前身があるのでしょうか?
脇のさまざまな造花の方も非常〜に手間のかかった見事なもので、これを作る人は「花ふき」と呼ばれるそうです。もっか地区の女性二人が担当されていて、仕事から帰ってから少しずつ作りあげるそうですが、ここでもやはり後継者が心配されています。

 by.事務局MA
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by torira | 2009-09-21 18:30 | おまつり | Comments(2)