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しめかざり

げんぞうさんは早めの舅礼(しゅうとれい)に行ってしまわれたようです。
私は昨日まで年賀状も大掃除もほったらかして「とりら」2号の最後の手直しをしていました。
やっと終わった〜。あとは年明けに印刷屋さんに渡して校正出してもらって、たぶん小正月には出せると思います。遅くても二十日正月には出せるだろう。

で、必死に年越し準備。
ワラを頂いたので年縄とお飾りを作りました。縄をなったことがない人生だったので超ヘタくそ(しかもおめでた用は左ないなので余計)ですが、味はあるぞ。
f0147037_10404314.jpgさっそく玄関に取り付けます。

デザインは、月刊絵本「たくさんのふしぎ〜2008年1月号 しめかざり」から岡山県あたりのを参考にあとは適当に。ちなみに花巻の年縄(としな)ものってます。
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立派でもない、それなりのお飾りで、それなりのめでたさのお正月を迎えようとしています。
皆さま、今年も大変お世話になりました。
どうぞ良い年をお迎えください。

 by.事務局MA
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by torira | 2007-12-31 10:45 | 年中行事 | Comments(0)

うづらやき

 ちょっと古い話なのですが、2001年4月21日に仕事で遠野へ行った際に、「うづら焼き 21日・22日のみの予約販売」という貼り紙をお菓子屋さんの店頭でみかけました。よくわからないままま、お店に入って注文。お店の奥さんが出してきたのは、直径5cm前後の餅でした。
「いま時期しか売ってないんですか」
「そこの『うんなんさま』って神社のお祭りのときだけやってるんです」
「なんで『うづら』なんですか」
「よくわからないんです。昔は『うづら』の焼印をおしてたそうです」
「鳥の『うづら』の模様の焼印なんですかね」
「それもよくわからないんです」
「それに、『焼き』っていっても焼いてないですよね」
「ええ、それで『うづら餅』と変えたことがあったんですが、年寄りのかたから『いづから“餅”になりやんした』と言われてしまって、戻したんです」

 「うんなんさん」というのは遠野市中央通りの宇迦神社のことで、例年4月下旬に宵宮祭・例祭がおこなわれているのだそうです。「うづら焼き」は、そこで食べられるとのこと。
f0147037_1017123.jpg しかしその後いろいろと見ていると、必ずしもその時期・場所に限定された食べ物というわけでもないようです。きのうも遠野市内のショッピングセンター「とぴあ」の産直コーナーで、また購入しました。名称は相変わらずナゾですが、「焼いてないのに『焼き』」というのは、「かまやぎ」などと同様のセンスなのでしょう。
 気になるお味は、野性味あふれる肉汁が印象的なジビエ風味。というわけではなく、羽二重餅風の生地にコシ餡がくるまっていて、上品な仕上がりでした。

 by げんぞう
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by torira | 2007-12-30 10:20 | たべもの | Comments(0)

カレンダーのプレゼント

秋田県本庄市鳥海町の本海獅子舞伝承者懇話会さまから、番楽カレンダー(B2=728×515ミリ)が送られてきました。ご覧のように、迫力あるカッコいい暦です。
ご希望の方3名に差し上げますので、管理人さん宛ご連絡ください。
本海獅子舞伝承者懇話会さま、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。
来年のさらなるご活躍をご祈念申し上げます。

 by.事務局MAf0147037_2064566.jpg
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by torira | 2007-12-29 20:07 | お役立ち情報 | Comments(0)

舞い納め

 「舞い納め」という行事があります。岳神楽・大償神楽のものが有名ですね。
 そのほかの芸能(特に神楽)でも行う場合があるようですが、きいてみると、いずれも近年になって始めたものが多いようです。
「芸能の活動の一年の締めくくり」
という意味で始めた団体もあるようですが、かつて同じような時期におこなわれていた
「①権現様のお年取」
「②廻り神楽の舞立ち」
というような行事がベースになっているケースもあるようです。日程が固定されている舞い納めの場合は、特に前者の可能性が高いと見ていいでしょう。
(こういうのって、どの団体の場合がどうなのかというのをちゃんと記憶しておけばいいんでしょうけど、なんか記憶がグチャグチャなんですよね)
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 大ヶ生山伏神楽の舞い納め。この行事は、数年前に始めたものです。
「地元の方に神楽を見てもらう機会が年間で限られているので、もうちょっと機会をふやしたい」
てなことで、始めました。日程は固定していません。これとは別に12月17日が権現様のお年取りです。別当さん・師匠さんたちはたいへんですが、一つ一つの行事を経るたびに
「ああ、年末だなあ」
と感じます。

 ※画像提供・撮影:ウチノメ屋敷 とち郎 様

 by げんぞう
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by torira | 2007-12-28 22:48 | 年中行事 | Comments(1)

お飾り市

毎年新聞ネタになる、宮古市の年末恒例「お飾り市」。
ある年、どうしてもこのカラフルな「お飾り」が欲しくて山田線に乗って買いに行きました。
少ない持ち金をありったけはたいて買ったうちから2枚をご紹介。
この腹合わせの鯛のラブリ〜なこと♪
盛岡でもこれを買ってくれる市民がいれば作って売るのになー。
でもウチを始め、神棚がない家が多かろう。それだと飾るところがないでしょう。
う〜ん、まず神棚を作るか。でも作ったとして、ちゃんと毎日お水を替えたり出来るかどうか心もとない21世紀初頭の一市民です。
 ○お飾り市  宮古市魚菜市場 12/27〜31  6:00〜18:00

 by.事務局MAf0147037_21192131.jpg
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by torira | 2007-12-27 21:24 | 年中行事 | Comments(0)

サンタと権現様

メリー・クリスマス!
良い子の皆さん、サンタさんは来ましたか〜?
中学生の頃まで教会に通っていたという友人との会話。
友人「イブの夜は大人といっしょにクリスマス・キャロルを歌いながら何軒かのおうちを訪ねるの。ノックすると中へ入れてもらってサンドイッチと紅茶のおもてなしを受けるのよー。感動したなぁ」。ちなみに盛岡での話です。
私「それってさ、権現様の門打ちと同じ。神様が祝福をもたらしにやってくるっていう図」。
友人「あたしも今、話しながらそう思った!」
権現様の場合、おもてなしはお神酒プラスちくわとかカキピーとかおでんとかでした。
画像は花巻市石鳥谷町、貴船神楽による門打ちの1コマ。この辺では門打ちは暮れに行われ、「悪魔を払ってすがすがしく新年を迎える」そうです。
 by.事務局MA
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by torira | 2007-12-25 19:51 | 年中行事 | Comments(1)

干し柿づくり

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 盛岡市の西北部、小屋塚。この地域では、年の瀬を迎えて干し柿づくりが最盛期を迎えています。

f0147037_20272310.jpg つくるのは、その家の最年長の男の役目。
「普通の干し柿はもっと早い時期にやるけど、“寒ざらし"と言って、権現様のお年取が終わってからやるのが、ここのやり方」
とのことです。
 小正月には食べごろになるだろうとのことで、家族の方々も心待ちにしている様子でした。

 by げんぞう
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by torira | 2007-12-24 20:28 | たべもの | Comments(0)

シャガマ

 北東北の民俗芸能でよく使われる「かぶりもの」のひとつに、「シャガマ」があります。「シャグマ」「采(ザイ)」「毛采(ケザイ)」などとも呼びます。剣舞・神楽などで用いられていますが、全国的にはそういった民俗芸能のみならず神事・儀礼でも用いられています。
 盛岡市の大ヶ生山伏神楽では「シャガマ」と呼んでおり、演目・役によってこれをかぶっています。ところが使うたびに毛が抜けてきて、やや薄くなってきました。
 そこで、新たに作ってみることにしました。植毛する台となる円盤には、ボール紙に獣皮をかぶせたものを用いました。問題は、毛です。これまでのものは、馬の尻尾を使っていましたが、なかなか手に入りません。そこで、ナイロン製の人造毛を使ってみました。購入先は、レイヤーさん御用達のMAPLEです。日暮里店で萌ぇ萌ぇな雰囲気に圧倒されつつ購入しました。
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 いちおうつくってみての反省点。まず、人造毛はペタッとしてしまって、頭からそのまま顔に貼りつくように髪が下がってしまいます。また、ちょっとしたことで絡んでしまうのも実用上はかなり障害になりそうです。馬の尻尾のような堅さがないためにこのようなことになります。植毛した量のわりには毛のボリューム感も足りません。
 ものすごく立派につくるのでなければ自分のような素人にもできなくはないものだなあと思いますが、適切な素材をもう少し探してみる必要がありそうです。

 by げんぞう
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by torira | 2007-12-23 15:24 | 意匠 | Comments(2)

カヤの実とカヤのもと

いつぞやのクルミに続き、木の実シリーズ第2弾。カヤの実。
岩手では今はカヤの実あまりなじみがない気がします。福島県あたりだとふつーに食べてるらしいです。画像は岩手産のカヤの実と福島土産のカヤ糖。
カラは思いのほか薄くて、掌で机に押し付けながら転がすと簡単に割れます。森口多里の文章にそう書いてあったので試してみたら正解だった。
渋皮が取りにくいのが難点だけど、煎るとなんともいえん濃厚な味で美味。しかしいつもこれを買っていた八百屋さんが店をやめちゃった。残念だなー。
 そういえば、紫波町ではどぶろくを隠語で「カヤのもと」というそうです。カヤの実も好きですが「カヤのもと」の方も歓迎です。
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by torira | 2007-12-21 23:45 | たべもの | Comments(0)

とりらの作り方・その5 とりらの図書室

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画像をごらんください。2号の「とりらの図書室」で紹介する本の数々ですが、まぁこれらの表紙のあっさりしてること!企画展の図録である「火とまつり」はかろうじて写真を使ってるけど。
 岩田書院から出ている「寺社記録」だけは一応本の流通ルートに乗ってるとはいえ、図録は博物館およびネットを通じて購入するかたち、残りも本屋とは取引のないところで作って希望者には実費でわけられました。デザインがシンプルなのもそんなわけです。どの本も利用価値の高い資料ですが2冊はすでに在庫がありません。
 「とりらの図書室」ではこれら手に入りにくい資料が岩手県のどこの図書館に収蔵されているかのデータ付きで紹介しています。今回の執筆者Kさんはご自分で検索結果を添えて送ってくださいました。助かるでば。
 県外の方、最寄りの図書館に見たい本がなくても、係にお願いすると図書館同士のネットワークでお取り寄せ閲覧ができますよ。なお画像には入っていませんが会長の今回の紹介本はふつうに本屋さんで買えますのでご安心ください。

 by.事務局MA
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by torira | 2007-12-20 22:08 | 冊子「とりら」 | Comments(0)