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「今月の本箱」

盛岡市青山町にある喫茶店「ダニーハ」では、「今月の本箱」という企画があり、一ヶ月間誰かが自分の所蔵から選んだ本を専用の箱に入れて置いてあります。
高田せい子さんのご推薦により、明日9月1日から一ヶ月間は私の蔵書の14冊+αが並びます。

芸能関係では、「祭礼行事 岩手県」「白石神楽」「早池峰の賦」「日本の祭り」。
その他の民俗となると「北海道の年中行事」「東北・北海道の郷土料理」「縁起菓子・祝い菓子」といったところです。
他に民俗とは関係ない写真集や絵本、冊子などもあります。
そうそう、「もりおか神楽ごよみ 97年秋号」もあります。これはお持ち帰りくださってけっこうですが、他の本は店内閲覧のみとなっておりますのであしからず。

「ダニーハ」の営業時間等についてはHPをご覧ください。
http://www.geocities.jp/akotrio/
けして敷居の高い店ではありませんので安心してお入りください。
ワッフルは2枚頼むとぐっとお得です。

BY. 事務局MA
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by torira | 2007-08-31 17:52 | お役立ち情報 | Comments(3)

とりら?

で、なんで「とりら」という名称なのか。これはまあ、冊子「とりら」創刊号を隅から隅までご覧いただくと、多少はご理解いただける仕掛けになっています。また、もうちょっとつっこんで「とりら」について考える文章が冊子「とりら」第2号に載るかもしれませんので、次号もどうぞよろしくお願いいたします。
 ともかくも、ちゃんと理由があって「とりら」です。とは言いつつも、自分ももうちょっとよく調べなきゃなあと思っています。そんなわけで、全国の芸能で「とりら」みたいな言葉があるかどうか、資料をパラパラとめくっております。手始めにこれとか。 
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 こうして見てみると、擬音みたいな言葉というのはけっこうありますね。ぴったり一致するのは無いのですが。まあ、カナ3文字のシンプルな言葉なので、少々似てたとしてもコジつけるわけにはいきません。地道に見ていかなければ・・・。

 by げんぞう
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by torira | 2007-08-30 22:25 | 冊子「とりら」 | Comments(0)

ラマンチャと岩手のお葬式

久しぶりに映画を見に行きました。
アルモドバル監督の「ボルベール<帰郷>」という、ペネロペ・クルスの真っ黒いアイシャドーと胸の谷間が圧倒的なスペイン映画です。
中でも監督の故郷であるラマンチャ地方のお葬式シーンは印象的。
村の女性たちは真っ黒な喪服に黒い扇子を持参(ゴヤにそんな絵があった)、遺族が部屋に入って来るといっせいに取り巻いて包容また包容。バックには参列者によるスペインのご詠歌だか念仏だかが通奏低音となって延々と響いていました。
ずっと前に雫石のお通夜に行ったとき、棺の前で黒服のおばあさんたちが大きな数珠を廻しながらお念仏をとなえていましたが、ほとんど同じ雰囲気です。

川井村の友人が「昔の葬式は、経帷子を縫うことから始まって、各家では餅を搗いて持ちよって祭壇に供えたり他にもいろいろあった。女の人たちは何日もごちそう作りもしなければならない。近頃の葬式は葬儀屋さんが何でもやってくれるからラクだ」というのです。
私は何度か身内の葬儀に参列して、お仕着せの感じが少し不満だったので、「昔の手作りのお葬式っていいじゃない」と言ったら、「何言ってるんだ!あれはほんとうに大変だった。今の方が良い!」と怒られてしまいました。

7年くらい前から死亡広告のスクラップを続けているのですが、自宅での通夜や葬儀はこの1、2年で激減しました。近い将来ゼロになるのでしょう。

ラマンチャといえば昔はドンキホーテと風車、今は風力発電のあの風車(岩手でも葛巻などにあるやつ)がたくさん映画に映し出されていました。見応えのある映画です。

by.事務局MA
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by torira | 2007-08-29 23:32 | 昔のくらし | Comments(0)

後継者が暮らすには

8月27日付の岩手日報「声」欄に、先ごろ盛岡市鉈屋町のお盆に訪れた黒川さんさ踊りを喜ぶ投書が載りました。
これまで何人かの方から伝え聞いていた、かつてのさんさ踊りのお盆の門付け。
今回は残念ながら私自身の目で見る事はできませんでしたが、懐かしい町並みが残る鉈屋町でその風景を再現しようという企画(盛岡まち並み塾)と、それに賛同した黒川さんさには感動しました。
 
意図的なものかどうか、「声」欄となりの「日報論壇」には、その黒川さんさの人気メンバーによる「農業は地球を救う」という投書が掲載されていました。
さんさ踊りの話ではなく、農業者として日本の農業政策への疑問と自負を語っておられます。
夕張メロンを作る人々が「産地を維持、発展する上で最も重視していることは『後継者育成です』」と言ったというエピソードで締めくくられていました。

『後継者育成』・・。
民俗芸能と言えば後継者育成がすぐ問題になりますが、問題は芸能の後継者を云々する前に、地域に住み続ける人の後継者育成がまず先決だということです。
芸能団体によっては、ふだんは都市部に暮らし、奉納や公演のときにだけ集まってきて踊るメンバーが多い場合もあります。
地元で暮らそうにも地元に仕事がないとか子どもが育てられないとか、書き出すと一気に暗くなる要因がいっぱい。。。
この先、地域に住む人がいないのでは民俗芸能どころではありません。

お盆におじゃました、岩泉町の大川夏祭りは、立派な小学校の庭で行われました。
校舎建設当時は300人いたという小学生は今や10数人。
宙にふうわりと舞いじっくりと踊る大川の長田剣舞はとても良かったのですが、
「おたくの芸能はすばらしいですねえ。これからもがんばってください」などと安易に言えないなーとちょっと複雑です。

by.事務局MA
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by torira | 2007-08-28 11:54 | Comments(0)

焼きナスができない

 オール電化の家に引越した知人が「焼きナスができない」と嘆いていました。たぶん電熱調理器でもおいしい焼きナスの作り方というのはあるんでしょうけど、台所周辺の変化というのは生活を大きく変えることに間違いはありません。
 そもそも、ひと昔の家の“だいどころ”の定義が今とすごく違います。それゆえに、お年寄りに「芸能がどういうふうに上演されていたか」ということを聞く際に、話がすごくかみ合わないことがありました。そんな具合に“ざしき”“えんがわ”“にわ”という住居関係のあらゆる語が、現在のイメージとはちょっと違っているようです。
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 8/5北上みちのく芸能まつりでの荒屋田植踊(北上市上江釣子)。昔は「にわ=土間」で踊られたとのこと。機会があればそういう場で演じられる姿も見てみたいものです。

 で、知人宅はともかく、我が家はガスコンロがあるので焼きナス可。ホントは薪を焚ける家がいいんですが。

 by げんぞう
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by torira | 2007-08-27 21:42 | 昔のくらし | Comments(0)

曲がった街

f0147037_2061054.jpg 8月26日午後6時ごろ一戸町高善寺字野田での風景。音のするほうへ歩いていくと、祭りの風景が徐々に視界にあらわれました。

 近頃はまた変わってきているかもしれませんが、少なくともこの何十年かの多くの都市計画では、わりと見通しの良いまっすぐな道をつくるという場合が全国どこでも多かったのではないかと思います。しかし、この時期「まちのおまつり」に足を運ぶと、こんなふうに「ああ、曲がってる街でよかった」と感じることがしばしばあります。

 by げんぞう
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by torira | 2007-08-26 20:07 | おまつり | Comments(0)

もりおか神楽ごよみ №12  2007秋号

 ふるさと岩手の芸能とくらし研究会・冊子「とりら」執筆メンバーの私げんぞうは、web「みちのく芸能ごよみ」とあわせて、「もりおか神楽ごよみ」というペーパーをつくっています。名前の通り、盛岡周辺・岩手郡・紫波郡の神楽の上演スケジュールを紹介するB5×4ページのもので、夏(5月~8月末)・秋(9月~11月)の2回、発行しています。盛岡周辺・岩手郡・紫波郡の公共施設に置いて回っていますので、どうぞご覧ください。ご希望の方は、メールいただければWordファイル(78kb)をお送りします。
f0147037_21351177.jpg まあ、管理人がド忘れしない限り、みちのく芸能ごよみにも同じ情報が掲載されますので、webを閲覧できる環境にある方は、「みちのく芸能ごよみ」をマメにチェックされることをお勧めいたします。webのほうが、直前に入手したより正確で詳細な情報が載りますし。そうはいっても、やはり刷り物になっているからご覧になるという方も多いかと思いますので、各方面からのご協力をいただきながら、発行させていただいています。

 なんで「もりおか」「神楽」と限定しているのかというと、盛岡周辺の神楽にもうちょっとお客さんが来てほしい、注目してほしいという思いがあるからです。そこらへんの思いについては冊子「とりら」創刊号に掲載した「盛岡の神楽 その①~白石神楽」をご参照ください。
 しかしまあ、盛岡以外、神楽以外についてもお客さんが少ないという問題はあるわけです。皆さんも、地域別・ジャンル別の「こよみ」つくってみませんか?

 by げんぞう
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by torira | 2007-08-24 21:35 | お役立ち情報 | Comments(0)

いわてのタウン誌展

岩手県立図書館で9月1日(土)から行われる「いわてのタウン誌」展に「とりら」が展示されます。
事務局がうんうん唸って付けた「発刊の意図」と「タウン誌とは」のコメント付きです。
「とりら」がタウン誌かどうかはびみょーですが、図書館に行くついでがあったらご覧いただければ幸いです。
以下、県立図書館のメールマガジンより。
(チラシ画面では、上段左から3つめが「とりら」です)

by.事務局MA

☆*********☆*********☆********☆*******☆

◆企画展『《街もりおか》創刊40周年記念「いわてのタウン誌」』
 を開催します。
 ※期間:9月1日(土)〜9月24日(月)まで(最終日は17時まで)
 ※会場:4階 展示コーナー
  岩手県内におけるタウン誌の先駆けである《街もりおか》が、今年で創刊
 40周年を迎えることを記念して、《街もりおか》のこれまでの歴史を振り
 返る展示とともに、現在、県内で発行されているタウン誌を紹介します。
  皆さまお誘い合わせのうえ、ぜひお越しください。

◯岩手県立図書館
 盛岡市盛岡駅西通一丁目7番1号(アイーナ・いわて県民情報交流センター内)
 TEL 019‐606‐1730
 http://www.library.pref.iwate.jp/
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by torira | 2007-08-23 16:18 | 催しもの | Comments(0)

高校生文化アカデミー~郷土芸能 ニューリーダーへの道~

平成19年度企画事業
高校生文化アカデミー~郷土芸能 ニューリーダーへの道~
1.趣旨
 民俗芸能・伝統文化等の伝承活動を進めている高校生へ,その活動の支援を図る。
2.主催
 独立行政法人国立青少年教育振興機構 国立岩手山青少年交流の家
3.後援
 青森県教育委員会,岩手県教育委員会,宮城県教育委員会,秋田県教育委員会
 山形県教育委員会,福島県教育委員会,社団法人全国高等学校文化連盟
4.期日
 平成19年9月22日(土)~9月23日(日)  1泊2日
5.会場
 国立岩手山青少年交流の家
6.対象
 伝統芸能,創作舞踏等の活動をしている高校生・顧問および指導者
7.定員
 150名(10校程度)  ※23日の活動発表のみの参加も可
8.参加費
 一人 2,300円(食事代,保険代,シーツ等クリーニング代,資料代等)
9.内容及び講師
(1) 基調講演
 演 題  「伝統芸能の魅力」
 講 師  盛岡大学文学部  教授 大石 泰夫

(2) 演舞鑑賞
 題 目  「南部神楽」
 演舞者  牧澤神楽保存会(岩手県一関市)
 ※平成17年度第54回全国青年大会郷土芸能の部最優秀賞受賞

(3) 講話・意見交換会
 テーマ  「地域における伝承活動の役割」
 講 師  牧澤神楽保存会  会長 阿部 繁行 他
 進 行  国立岩手山青少年交流の家 主任企画指導専門職  大場 正浩

(4) 活動発表
 進 行  国立岩手山青少年交流の家 企画指導専門職   栗谷川敦子 村田 禎治
10.日程
 1日目
  13:30 受付
  14:00 開会行事
  14:20 基調講演
  15:30 休憩
  15:40 演舞鑑賞
  16:25 講話・意見交換会
  17:00 夕べのつどい
  17:30 夕食・発表練習
  19:30 自由見学
  21:00 入浴等
  22:30 就寝
 2日目
  6:30 起床
  7:00 朝のつどい
  7:30 朝食・準備
  9:30 活動発表
  12:00 昼食
  13:30 活動発表
  15:00 閉会行事
  15:15 閉会
11.持ち物
上履き,筆記用具,着替え,健康保険証(コピー可),洗面用具(歯磨き用コップも含む),発表に必要なもの。

12.申し込み・問合せ先
(1) 受付期間     7月17日(火)~ 8月31日(金)
             (定員になり次第締切る)

(2) 申込み先
 【 郵便 】〒020-0173
 (問い合せ先)   岩手県岩手郡滝沢村滝沢字後292
   国立岩手山青少年交流の家  高校生文化アカデミー 係
 【 電話 】019-688-4221
 【 F A X】019-688-5047

申込用紙をダウンロードする(PDFファイル
13.その他
 (1) 参加校のバスによる送迎については,別途計画し案内する。
 (2) 参加希望の学校には後日詳細を連絡する。
 (3) 2日目の活動発表時,一般の方も観覧する。   
★個人情報の取り扱いについて
 参加申込書等に記載された、氏名、住所、電話番号などの「個人情報」は、当事業に関わる本人への連絡や情報提供等のために使用するものであり、本人の承諾なくそれ以外の目的に使用したり、第三者へ提供することはありません。


→掲載ページ:http://iwate.niye.go.jp/19/pages/koukousei_bunka.htm

 by げんぞう
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by torira | 2007-08-22 20:06 | お役立ち情報 | Comments(2)

落ちる話

 葛巻の「道の駅」でソフトクリームを売ってます。数年前のとある暑い日に寄ってみたら、たいへん盛況でした。ところが、床のあちこちにソフトクリームのコーンから上の部分(巻かれたクリーム)がそのまま落ちてるんです。順番を待っていると、原因判明。買ったそばから、お客さんの持ったコーンからソフトがスライドして床に着地していたのでした。ユルくつくりすぎたんでしょう。
 そんな思い出話をしていたら、まめぶさんから「なんかソフトクリームの話ばっかりしてるんじゃないか」とご指摘をうけました。うん、まあね。

 ソフトクリームが落ちるのは大変ですが、民俗芸能でもモノを落とすことがあります。他人様が落とすのを客席で見てるぶんには気にならないのですが、自分が演じていてモノを落とすのはいやな気分になります。けっこう落とすんだよなあ、これが。いかんいかん。
f0147037_2230532.jpg いっぽうで、落ちることをある程度は想定しているものもあるようです。秋田県仙北市角館の「ささら」(三匹獅子)を見に行ったところ、バチのスペアを太鼓の緒につけていました。短いバチで激しく打ちながら素早い身のこなしをするので、実際にバチが落ちる場面を何べんも目にしました。そのつど、一瞬にしてスペアのバチを手にとって何事もなかったかのように続行する。かえって感心します。

f0147037_22381651.jpg さて、写真は盛岡市材木町に3月に開店した葛巻高原牧場のソフトクリームです。今回は…落ちませんでしたね。

 by げんぞう
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by torira | 2007-08-21 22:42 | たべもの | Comments(0)