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本日午後3時です。

 6月晦日の本日、盛岡の最寄りでは志和稲荷神社で午後3時より夏越大祓式が予定されております。ほかにも、大迫の田中神社も6月30日であったような。

 ついでに、県立博物館で紹介している携帯サイズの茅の輪のお守りをはじめとする、蘇民将来と牛頭天王さんとのおはなしに由来した全国の蘇民将来護符の展示は明日までとなっています。

 紫波は遠いなぁという盛岡北部のみなさま、博物館で何となく茅の輪をくぐった気分を想定して半年の災厄を祓ってみるのはいかがでしょうか。
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 ↑は花巻の幸田神楽さんの天王舞。とてもおもしろいです。そういえば、今年の6月14日はいつでしょう???
 
 話が逸れましたが、お守りのコーナーには岩手でおなじみの蘇民祭や和賀大乗神楽さんの「天王」の写真も紹介されています。
 大乗神楽さんの場合は、途中から中国の説話「淮南子」の太陽説話のモチーフがくっついていたりと、早池峰系と違うストーリーが展開されます。
 明日7月1日に花巻で実修される「大乗神楽の里に神遊ぶ」では、「天王」の予定はないようですが、いつかお目にかかれる日を(拝見したことがないのです) 心待ちに・・・。

 ちなみに、“牛玉宝印”札に目のない私。田んぼの畔などに棒が刺してあると近寄って確かめずにはいられない習性が身につき、気がつけば早や10年余。いまだに証明書以外に出会ったことがありません。

by.まめぶ
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by torira | 2007-06-30 09:10 | 年中行事 | Comments(0)

夏越の祓

明日は6月30日。夏越の祓(なごしのはらえ)ですね。
神楽の人気演目「天王舞」は、一夜の宿を請うたのに邪険にあつかった巨旦将来に復讐する牛頭天王=スサノオの舞ですが、良いヤツ=蘇民将来の娘は「茅の輪パスをつけていればオッケー」と安全を約束されます。
ということは、この茅の輪はけーたいサイズだと思うのですが、神社で行われる茅の輪くぐりのその輪はとうてい持ち歩ける大きさではありません。
茅の輪はいつ大きくなったのでしょう?

・・とりあえず盛岡八幡宮の茅の輪を撮りに行こうと思い、チェックしてみたら、6月30日ではなく6月の最後の日曜に変わっていました。
そんなんでいいのか?

事務局MA
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by torira | 2007-06-29 21:54 | 年中行事 | Comments(0)

虫札

刈り入れを控えた麦畑に「虫札」発見。

「虫札」は虫除けの呪文等々を書いた札で、田畑に立てられるものです。
中身も色々、書く人や配るタイミングや挿す場所も色々。
・・・というわけで現物を見てみたいなあと思ってました。

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この写真は、盛岡市下太田の麦畑のものです。
中央の棒の先についているのがお目当てのモノ。
・・・と思いきや、近づいて見ると、麦の共済関係の証明書でした。

ちかごろは、「減農薬栽培」「転作作物」「共済対象」などなどを証明するモノがこんな感じで田畑に立っていることがあります。
まぎらわしい・・・。

こういう勘違いシリーズは山ほどありまして、そのつどお伝えしていこうと思います。

by げんぞう
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by torira | 2007-06-28 20:42 | 年中行事 | Comments(1)

とりら創刊号

とりら創刊号(2007年6月10日発行) ぜひご覧ください!

【目次】
 ◇いわて芸能ごよみ
 ◇神楽巡行体験記「鵜鳥神楽巡行日記」 村上千晶
 ◇とりらインタビュー 「中野七頭舞保存会顧問・山本恒喜さんに聞く」 聞き手 飯坂真紀
 ◇右と左の序列考 「足袋、袴、どっちの足から履くの?」 吉田隆一
 ◇盛岡の神楽 その1 「白石神楽」 岡田現三
 ◇「森口多里がいた」 -岩手を歩いた昭和の巨人 川向富貴子
 ◇とりらの図書室(書誌紹介)
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     ~表紙写真~


【価格】
 税込 500円

お求めは・・・  
「とりら」は書店等で販売しますが、ご希望の方は直接お送りします。(本体500円+送料80円)
  ・ご住所(+郵便番号)
  ・お名前
  ・お電話番号
  ・希望部数
を下記事務局あてにお知らせください。
折り返し、クロネコメール便で会誌をお送りします。
同封の郵便振替用紙にてお近くの郵便局でお振込みください。

「ふるさと岩手の芸能とくらし研究会」事務局
toriratorira@yahoo.co.jp

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by torira | 2007-06-27 18:27 | 冊子「とりら」 | Comments(2)

冊子「とりら」発刊のことば

 岩手県は「民俗芸能の宝庫」と言われ、今も多くの芸能が、岩手のくらしを大切にする人々によって各地域で息づいています。
 今回、民俗芸能になんらかの関わりを持つ数人が出会いました。
 「自分たちの芸能の歴史と現在を知りたい。その背景となる生活文化についても調べたい。お互いの思考や情報を交換し積み重ねていこう」。
 こんな発想から職域を越えたつながりが生まれ、今回「とりら」と名付けた小冊子を作ることになりました。
 ふるさとで自分たちの宝を大切にしている人達が主人公になるように。「昔」を明らかにすることで「今」がいっそう輝くように。そんな視線で編んで行きたいと思います。

 ちなみに「とりら」とは、岩手の(岩手だけではありませんが)神楽に出てくる言葉で、「トリラ トリラ」と歌いながら舞う演目もあれば、「とりら舞」を持つ団体もあります。しかし、はっきりした定義は今のところありません。
 このナゾな「とりら」の世界を一緒に追求してみませんか?

 発行者「ふるさと岩手の芸能とくらし研究会」は、営利を目的としない任意の市民団体です。研究誌「とりら」の発行(年2回をめざす)をメインに、不定期の公開講座なども企画していく予定です。
 基本的に経費は執筆者共同で負担することとし、県内外数カ所の施設・書店などで販売、会の維持・運営にあてます。
 皆さまのご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

    ~ふるさと岩手の芸能とくらし研究会
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by torira | 2007-06-27 18:19 | 冊子「とりら」 | Comments(0)

「blogとりら」はじめました!

 ふるさと岩手の芸能とくらし研究会 です。
 このたび「blogとりら」をはじめました。
 岩手県は「民俗芸能の宝庫」と言われ、今も多くの芸能が、岩手のくらしを大切にする人々によって各地域で息づいています。
 今回、民俗芸能になんらかの関わりを持つ数人が出会いました。
 「自分たちの芸能の歴史と現在を知りたい。その背景となる生活文化についても調べたい。お互いの思考や情報を交換し積み重ねていこう」。
 こんな発想から職域を越えたつながりが生まれ、今回「とりら」と名付けた小冊子を作ることになりました。
 ふるさとで自分たちの宝を大切にしている人達が主人公になるように。「昔」を明らかにすることで「今」がいっそう輝くように。そんな視線で編んで行きたいと思います。
 「blogとりら」では、そんな冊子「とりら」の内容・魅力を皆さんに継続的に広く知らせ、また、冊子「とりら」の掲載内容を補う中身をお伝えしていこうと考えています。
 具体的には、冊子「とりら」の執筆メンバーが“ふるさと岩手の芸能とくらし”に関わるような話題をぼちぼち掲載していく・・・ということになろうかと思います。
 どうぞ皆様からの感想、質問などコメントをお待ちしております!

 by とりらblog管理人 げんぞう
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by torira | 2007-06-27 00:15 | はじめまして! | Comments(0)

南畑の厄病まつり

6月3日(日)雫石町南畑の厄病まつりを見に行きました。
先頭から「鍾馗大神」の字が書かれた木札を持った人、太鼓をドコドコ打つ人、旗を持った人・・・という順番で行列をして歩き、厄病を流す!
という行事です。
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14時ごろ集落の西端からスタート。さいしょ人数が7~8人だったのが、ハタを持った人がどんどん家々から出てきて加わっていきます。
3kmぐらい歩いて、最後は集落の東端でアカマツの木にハタと木札をたてかけて置くのですが、そのころには一行は40人ぐらいになりました。
このハタなどはそのままにしておき、後日となりの集落の方々がこれを持ってまた同じ事をやり、また次の集落に引き継いでいくそうです。
じゃあ最後はどうなるのか?
・・・と気になるのですが、そこは南畑の方々は知らないとのこと。
ハタには「一走入魂」などなど子供たちのスポーツ勝利祈願やら学力向上祈願も書かれていて、伝染病対策だけじゃなく色んな思いが詰まっているのでした。


同じような行事を雫石町西安庭では「虫まつり」と言っています。
全国的に似たような行事はあちこちにあって、これにワラ人形を伴うものも多いのだそうですが、北東北の場合は「虫まつり」という名称でやる場合には人形を伴わないタイプが先行してたのではないかという説をいくつか目にしています。
ただ、雫石町内に限っては「現在は人形を使わないが、本来は人形を伴っていたのでは」という説もあり。
「似たようなのがあちこちにある」「どこにでも昔はあった」と言ってしまえばそれまでですが、そういうものこそ、ちょっと腰をすえてそれぞれの細かい違いを見ていくと面白いんだろうなあと思います。
まあややこしいことはさておき、みんなして田んぼの中を行列して歩いてるとなんだか楽しくなってくるんですよね。

なお、太鼓を打ったりして全体を率先している若い方々は、いずれも「山祇神楽」のメンバーでした。

by げんぞう
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by torira | 2007-06-03 23:41 | 年中行事 | Comments(0)