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南畑の厄病まつり

6月3日(日)雫石町南畑の厄病まつりを見に行きました。
先頭から「鍾馗大神」の字が書かれた木札を持った人、太鼓をドコドコ打つ人、旗を持った人・・・という順番で行列をして歩き、厄病を流す!
という行事です。
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14時ごろ集落の西端からスタート。さいしょ人数が7~8人だったのが、ハタを持った人がどんどん家々から出てきて加わっていきます。
3kmぐらい歩いて、最後は集落の東端でアカマツの木にハタと木札をたてかけて置くのですが、そのころには一行は40人ぐらいになりました。
このハタなどはそのままにしておき、後日となりの集落の方々がこれを持ってまた同じ事をやり、また次の集落に引き継いでいくそうです。
じゃあ最後はどうなるのか?
・・・と気になるのですが、そこは南畑の方々は知らないとのこと。
ハタには「一走入魂」などなど子供たちのスポーツ勝利祈願やら学力向上祈願も書かれていて、伝染病対策だけじゃなく色んな思いが詰まっているのでした。


同じような行事を雫石町西安庭では「虫まつり」と言っています。
全国的に似たような行事はあちこちにあって、これにワラ人形を伴うものも多いのだそうですが、北東北の場合は「虫まつり」という名称でやる場合には人形を伴わないタイプが先行してたのではないかという説をいくつか目にしています。
ただ、雫石町内に限っては「現在は人形を使わないが、本来は人形を伴っていたのでは」という説もあり。
「似たようなのがあちこちにある」「どこにでも昔はあった」と言ってしまえばそれまでですが、そういうものこそ、ちょっと腰をすえてそれぞれの細かい違いを見ていくと面白いんだろうなあと思います。
まあややこしいことはさておき、みんなして田んぼの中を行列して歩いてるとなんだか楽しくなってくるんですよね。

なお、太鼓を打ったりして全体を率先している若い方々は、いずれも「山祇神楽」のメンバーでした。

by げんぞう
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by torira | 2007-06-03 23:41 | 年中行事 | Comments(0)