カテゴリ:東日本大震災( 215 )

とりら募金のご報告 2015年4月〜6月分

遅くなりましたが、2015年4月〜6月の三ヶ月間に頂いた「とりら 岩手三陸沿岸の民俗芸能応援募金」に対し、お志を寄せて下さった皆様のお名前を挙げ、感謝のしるしといたします。

御所野縄文博物館(館長 高田和徳)様、斉藤聖英様、那須川真由美様、新沼祐子様、橋本和幸様、無量井英二様、飯坂真紀作品展の募金箱にお寄せくださった皆様、貴重なお志をありがとうございました。

頂いた募金は現在は主にお花(ご祝儀)として各団体等に差し上げています。
今期は大船渡市大船渡町の五年祭に出向き、初めてお会いした団体(町内会含む)には1万円を、それ以外のところへは5000円をお贈りしました。
5月19日付けのブログとりらと重複しますが差し上げた団体を上げておきます。
地ノ森権現、仰山流笹崎鹿踊、月山権現、赤澤曲録、赤澤鎧剣舞、八坂権現、加茂権現、永井沢権現、平七福神、明土権現 の皆様です。

夏まつりシーズンに入り、毎週多くの町で祭やイベントが行われています。
この機会にどうぞ沿岸へも足をお運びください。
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陸前高田市では各町内ごとに七夕山車の準備が進められています。
画像は高田町川原祭組の様子です。
陸前高田の「うごく七夕」「けんか七夕」はともに8月7日=ことしは金曜日。
昼は仕事があるけど夜の部なら間に合うかもという方も、ぜひお越し下さい。

明日19日は黒森神社例大祭【宮古市】ですね!黒森神楽の奉納があります。
また洋野町種市は、たねいちウニまつり。ウニ〜。
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画像は、先日ご紹介した「あ〜とびる麦生」に泊まったときに撮った麦生漁港です。主にウニと昆布がとれるそうですがこの日は時化の影響でダメでした残念。

 by.事務局MA
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by torira | 2015-07-18 14:17 | 東日本大震災 | Comments(0)

1日はアザフ折り

24日のアザフ折りには、友人達の他に久しぶりに来てくださった方あり、その場にたまたまいらして「折ってみたい」とのことで参加して下さった方ありとバラエティに富んだ?折り手が集まりました。皆様ありがとうございました。
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このアザフ折りは盛岡市肴町の一角で行っていますが、肴町でも毎年七夕祭りが開かれ、肴町のお店・企業が制作した七夕飾りがアーケードを彩ります。

できばえを競ってコンテストも行われるのですが、実際に作るのはじつは専門の業者の方で店員さんたちが紙を折ったりするわけではないと、この日の作業に来て下さった方がおっしゃっていました。
え〜っ?そうだったの!?
がーん。
だったら1から皆で作ってきた高田の七夕ってすごいんじゃない?
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昨年の高田町「うごく七夕」、川原祭組の山車です。後ろには活動拠点となる「どっこい所」が見えています。ここもお盆明けにはかさ上げ工事に伴って移転するそうです。
森前祭組はすでにプレハブ小屋を移転したみたいです。

かさ上げ工事が進んだので去年どおりの道を運行することは出来なくなって、かなり限定的なコースになるもようです。
気仙町の「けんか七夕」も準備が進んでいるようですが詳しい事はわかりません。
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先日、私たちのアザフ折りについて電話取材があり、「出来上がった山車を見ると手応えを感じたりしますか?」という質問を受けてちょっと戸惑いました。
祭の時に完成した山車をみて「オラが手伝った山車だ〜♪」という感じを持つかと言えば‥私個人に限っては、あまりない気がします。
どちらかというと「祭組の方たちがたくさんの人をつないでこれを作り上げたんだなあ。よくやったなあ」という素朴な感慨を持つことが多いようです。
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祭組によっては「ことしは引き手が集まるかどうか。少なかったら置き山車かな」とおっしゃっているところもあり、夜の部は出ないという祭組もある。
でもやらないという祭組はないといいます。

積極的に外との交流をはかるところもあり、なるべく元の住民達の手で、という祭組もあり、どちらにせよ2ヶ月も前から準備して祭を実現するのはとても大変に違いありません。その分、祭に対する愛着もひとしおでしょう。私たちのお手伝いはその情熱には遠く及ばないと感じます。
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陸前高田市では、災害公営住宅の入居申込数が予定を大幅に下回ったため1000戸の整備計画を約1割減らすことにしたそうです。
かさ上げ工事は進んでいても内側からむなしくなっていく。
この度決まった復興事業費の地元負担はそれに拍車をかけます。

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盛岡でのアザフ折りは7月1日(水)が最後となります。
NANAKの4階フリースペースで12時過ぎから行い、折り上げたら終了となります。
たぶん16時過ぎくらいかな。。
このアザフ折りがちょっとした交流の場にもなることに、今更ながら気づきました。お手すきの方、少しの時間でもかまいませんのでお立ち寄りください。

7月に入ると高田では山車作りが本格化していきます。

 事務局MA
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by torira | 2015-06-28 15:11 | 東日本大震災 | Comments(0)

2回目のアザフ折りは6月24日(水)

陸前高田市高田町で8月7日に行われる「うごく七夕」へ、アザフを折って送る「折って支援」。
今年1回目の作業に来てくださった皆様、ありがとうございました!

2回目は6月24日(水)ななっく4階のフリースペースで12時から19時まで
3回目は7月1日(水)同じくななっく4階のフリースペースで12時から。19時までやる予定ですが、もし折り上がった場合は早めに終わります。どうぞご了承ください。
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お花紙を折る簡単な作業です。多くの方の右手と左手をお待ちしています。

高田の川原祭組から、現地でのこれからの予定をお知らせ頂きました。
7月からミス(御簾)巻きが始まります。
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その他だいたい日曜日ごとに何かしらの作業があります。

そして8月7日は高田へ七夕を見に行こう〜♪

 by.事務局MA
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by torira | 2015-06-20 22:27 | 東日本大震災 | Comments(0)

<急告>明日、「折って支援」盛岡でアザフ折り2015

陸前高田市高田町で、震災後も8月7日に行われて来た「うごく七夕」。
かさ上げ工事が本格化して来て、どうなるかと心配されましたが、無事今年の開催が決定しました。
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うごく七夕の山車を飾る紙を盛岡で折ります。
盛岡で出来るボランティアとして行って来た「折って支援」。お花紙を折る簡単な作業です。どなたでも、短時間でも結構ですのでお手伝いください。
1回目は明日金曜日19日、プラザおでって1階のフリースペースにて10時30分から
道具等は不要。
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大ヶ生の権現様がいらっしゃる左側のところが会場となります。だいぶ前の屋固め、懐かしい場面ですね。このドアは今は〆切りとなっているかな。

いつもだと19時までやるのですが、明日は都合上17時までとさせてください。「仕事帰りに」と思って下さった方、すみません。来週お願いします。
2回目と3回目は水曜日、24日と7月1日に19時くらいまで行う予定です。場所は去年と同じ「NANAK ななっく」4階のフリースペースです。
またお知らせします。

皆様よろしくお願いいたしま〜す。

 by.事務局MA
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by torira | 2015-06-18 10:24 | 東日本大震災 | Comments(0)

明日は盛岡に小本小学校の子ども達が来ます

明日のお知らせです。
七頭舞・七ツ舞を受け継ぐ岩泉町立小本小学校、同大牛内分校の6年生が、盛岡市にやってきます!
ただし踊りに来るのではありません。
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東日本大震災からの復興応援を目的に町の特産品販売を行います。
「支援を受けるばかりでなく、自分たちが今できることをやろう」という思いで、震災の翌年から取り組んでいます、

ーと「いわいずみブログ」にありました。

◆日時…6月11日(木)午後2時15分~3時30分
◆場所…盛岡市肴町商店街(岩手銀行前)


もっか小学校と中学校が一緒に入った鉄筋コンクリート造り4階建ての校舎の小本小・中学校が建設中です。これは↓2015年3月に三鉄から撮ったもの。
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子ども達の取り組みは「いわいずみブログ」6月5日分 に詳しく紹介されていますのでご覧ください。

3時半までか‥。なんとか肴町アーケードに駆けつけたいと思います。

   by.事務局MA
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by torira | 2015-06-10 12:13 | 東日本大震災 | Comments(0)

龍泉洞まつり2015年の雑感

龍泉洞まつりから一ヶ月たってしまいました。
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澄み切った五月晴れの5月5日岩泉町です。
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相変わらず中野七頭舞は人気者。首都圏からの常連さんも踊り手に混じっているようです。中には好きがこうじてついに岩手に移住して保存会に入り家庭を築いた方もおられます。

龍泉洞まつりの時には決まって町長さんがいらして、皆さんに気軽に声をかける光景を見かけますね。七頭舞(七ツ舞)の里小本地区は、津波の爪跡も残っていますがまずまず順調に復興してきているようです。
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災害公営住宅や移転団地の造成は終わり、被災した小本小中学校が27年度末に完成の予定。遠くに見える赤い屋根は体育館になるのでしょうか。
年内には小本駅の隣に津波防災避難施設が出来上がり、被災跡地を活用した産直施設の建設も始まるようです。
小本駅で見つけた完成予想図
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復興事業費を一部地方負担とする国の決定に対して、岩泉町長さんは地元紙の取材で「道路など大きな事業が頓挫することがあれば非常にまずいだろう。沿岸北部は影響が少ないかもしれないが、南部はこれから本腰を入れるところ。三陸地域みんなが良くならなければ真の復興とはいえない」と語っていらっしゃいます。「世界全体が幸福にならなければ個人の幸福は ありえない」と宮澤賢治がいう通りですね。
芸能ファンとしては、花に見とれるだけでなく花の幹や根っこについても少し考えてみたいものです。

  by.事務局MA
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by torira | 2015-06-03 23:03 | 東日本大震災 | Comments(0)

大船渡町五年祭に行きました その2

お祭りは、新しくなった大船渡魚市場を御旅所として駐車場を会場に芸能公演が行われました。
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真ん中のもにゃもにゃしてるところがお祭り広場です。輪が広すぎて踊りがよく見えん。
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裏手に回って海上渡御を見る事にしました。なんと御神輿をクレーンで吊ってお召し船に乗せているよ。
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漁業と工業の町、大船渡を象徴する光景かもしれません。船はフライ旗をひるがえして大船渡湾を回ります。
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今回は20隻だそうです。「たった20隻!」と地元の方が言ってましたが、今、県内で海上渡御で20隻も出るお祭りが他にあるのでしょうか?
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じつは前日、大船渡市立博物館で「よみがえる大船渡」展を見て来ました。東京藝術大学社会連携センターとの共催で17日まで開かれていたものです。

芸大の学生・卒業生有志が、大船渡を訪れ、描いたスケッチと映像が2本展示されていて、この映像が面白かった。
かつての大船渡を撮影したフィルム(60分)と、大船渡市民が撮影した8ミリフィルムを収集してつくられた記録映画「よみがえる大船渡」(30分)です。
素人の手になる何気ない映像なのに、なぜか飽きずに見入ってしまう。誰もが興味を持つ昔の結婚式や宴会の場面だけでなく、町民運動会でただ人が走ってるところや、カメラの持ち主が自分の子どもを撮ったものも面白いのです。不思議な魅力がありました。盛岡でも上映する機会があるといいな。
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その中に、魚市場の場面がありました。船が着いて、船倉から次々に魚がベルトコンベアに乗せられて荷揚げされていく。よくわかりませんがカツオのようでした。すごい量のカツオなのです。大漁、大漁、大大漁です。
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確かにあれだとフライ旗を揚げて大漁唄い込みを歌いながら帰ってきたくなるよね。
今の漁業は取る漁業から育てる漁業が主になり、大船渡市もサンマこそ有名ですが他はホタテやカキやホヤやワカメなど養殖業がメインになっています。
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しかし「よみがえる大船渡」ともう1本を見て、大船渡が漁業の町だったんだということを改めて実感したのでした。
大漁になる→お金が入る→祭が大きくなり芸能が盛んになる、という歴史がここにあるわけです。
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2011年7月に撮った大船渡町の風景です。建物は水産加工場。この会社は震災後いちはやく復活をとげました。
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同じ建物をバックに門付けする笹崎鹿踊りです。2015年5月3日撮影。資材は見えるけれども人家が見当たりません。

震災でこのおうちだけが残ったのを、直して住んでいらっしゃいます。亡くなったご家族のために鹿踊りを頼んで回向を上げてもらっているところです。

「以前は数日間にわたって門付けをしたものだが震災後は数が減って」、という鹿踊り関係者の方のぼやきを耳にしましたが、祭当日になると次々に依頼が飛び込んで来ました。五年祭は色んな顔を持っています。衣裳を脱いで乾杯するのは夜になりそうです。

震災後、鹿踊りへ鹿の角を贈る支援(ブログ記事はこちら)がきっかけとなり、その後も交流を続けて下さっている国立民族学博物館の方々がお祭りにいらしていました。
鹿角先生の奥様は料理教室を開く腕前。ご自分で商品開発された鹿カレーを頂きました。ゴマ風味の効いたひよこ豆入りのカレーです。おいしく頂きました。
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岩手でもニホンジカが急増中で問題になっているのですが、ジビエは当分食えんのです。
原発再稼働なんてもっての鹿です。

 by.事務局MA
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by torira | 2015-05-20 22:31 | 東日本大震災 | Comments(0)

大船渡町五年祭に行きました その1

遅まきながら、5月3日に行われた大船渡市大船渡町の加茂神社式年五年大祭の報告をします。書きたいことがたくさんあるので2回に分けて。
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前回の五年祭は東日本大震災のため中止となりました。
そのあたりは「とりら」7号(500円)の「笹崎に生まれてよかった〜笹崎鹿踊仲立として」をお読み頂ければ当時の皆さんのお気持ちが少しは伝わるのではと思います。まだ在庫ありますのでご注文下さい。のっけから宣伝でスミマセン。
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8年ぶりの復活とはいえ、山車が流された町内が多く、婦人連の手踊りも衣裳をそろえるのが難しいとしてナシ。地元の方はそこを残念がっておられたようです。
このあたりがキモです。
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沿岸の祭を見ていると前提は「全員参加」。
家族全員がなんらかの役で参加する。
全員が祭衣裳を着る。平服の人はいない。
これが「まつり」です。

「民俗芸能ファン」で、そろいの浴衣(着物)で踊り歩くだけの流し踊りに興味を持たれる方は少ないのではないでしょうか。しかし住民の皆さんにとっては、手踊りが出ないことには祭に華がないぞという気持ちなのです。
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復興は道半ば。待ちに待った4年に1度の祭りが以前と同じに出来ない事実が、皆さんの気持ちに「まだまだだなあ」という思いを与えるようです。
それでも祭は祭。この日ばかりはちりぢりになった町内会の人たちが集まってきて「借り物なんだけど」と言いながら嬉しそうに山車を引いていました。見物人も予想よりはるかに多かったそうで、往時の雰囲気がかいま見られました。
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ポーズを決めて下さった、いなせな男衆。絹物の単衣を尻はしょり&ハンチングが決まってますね!
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こちらは2013年のお正月の悪魔祓いにおじゃました明土(あくど)町内会の皆さんです。そのときの記事はこちら
遺族の方から譲られた衣裳を着てこの日に臨んだという明土の方を撮らせて頂きました。
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とりらの「岩手沿岸の民俗芸能応援募金」から、地ノ森権現、仰山流笹崎鹿踊、月山権現、赤澤曲録、赤澤鎧剣舞、八坂権現、加茂権現、永井沢権現、平七福神、明土権現 の各団体‥というか町内会の各団体にお花を差し上げました。
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お花のお返しに頂いたタオルなど。
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あ、猫は違いますよ。うちの(かわいい)ダースコです♪

(続く)

 by.事務局MA
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by torira | 2015-05-19 22:40 | 東日本大震災 | Comments(0)

浦浜民俗芸能伝承館が出来ました

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新聞等でもご覧になった方があると思いますが、大船渡市三陸町越喜来に「浦浜民俗芸能伝承館」が出来ました。
助成金と募金と当事者のご苦労で建てられた伝承館です。詳しくはご紹介できませんが、代表の古水さん始め関係者の皆様、ほんとうにお疲れ様でした!
とりらの募金に協力してくださった皆様、ここへもお届けしましたよ〜。
祝賀会のお招きを頂きましたが、都合により行けませんでした。

その代わり、別の日におじゃまして見せて頂いたのが以下の写真です。
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天井がとても高いでしょう?
これは、長いササラを持つ金津流浦浜獅子躍が室内で練習するためです。すばらしい!
浦浜念仏剣舞もここで練習します。
というか、獅子躍りと剣舞の両方をやってる方がけっこう多いのだそうです!

震災後の練習は代表の方の庭=屋外だったため、せっかく集まっても雨が降ると中止になっていました。これからは雨の心配もなく、壁に貼られた鏡を見て自分の姿勢を直すこともできるし、道具の保管も安心です。ほかに談話室や料理室があり、必要に応じて泊まる事も出来ます。敷地は古水さんの自宅の一角で高台にあり、1000年後の津波にも心配はありません。
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これからの予定もすでに盛りだくさんです。
今月末に小学校の運動会で浦浜念仏剣舞の披露があるし、夏はお盆行事や恒例の三陸港まつりが控えています。
さらに、8月には海外からお客様が来て、滞在しながら剣舞を習う予定などもあるそうです。
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さわやかな青葉が目にしみる庭には、金津流獅子躍供養碑と東日本大震災犠牲者供養塔が建てられていました。
大きな犠牲があり、そこに寄せられるたくさんの心があり、それらを伝承館という形にするために努力された方々があります。
その努力に敬意を払うとともに、過疎化少子化震災の風化という荒波を乗り越えてゆくこれからのご活躍を願ってやみません。

祝賀会で披露された獅子躍りと剣舞が、東北文化財映像研究所ライブラリーの動画になってYou Tubeで公開されていますのでごらんください。
浦浜民俗芸能伝承館落成こけら落とし公演
(画面の埋め込み方を誰か教えてくださいまし〜)

 by.事務局MA
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by torira | 2015-05-11 22:07 | 東日本大震災 | Comments(4)

普代の海にウサギが跳ねている

2月のある日、普代村堀内駅に降りたちました。
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小さなちいさな駅待合室で鵜鳥神楽さんが出迎えてくれました。

堀内では魚の荷さばき施設が被災しましたが、防波堤は津波で壊れなかったため、他の沿岸地域に比べれば比較的早く施設も既に回復しています。
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じつは今、堀内漁港の絵を描いています。
昨年乗った震災学習列車で堀内駅に降りたときに撮った写真をもとにしているのですが、やはり一度ちゃんと歩いてみないとわからないところがある。
不思議な建物だな。空き地が多いな。
帰宅しておもむろにネットで震災前の写真を探して見ると今とは違うことがわかります。
この建物には続きがあった。この空き地には家があった。

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オカに上がっている小さな船、船はFRP(強化プラスチック)製だけど櫂は木製。いつころ作られたんでしょう。これを作った人の手が感じられる道具です。

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テレビドラマ「あまちゃん」のロケに使われたという「まついそ公園」を見下ろしています。崖にアルミ製の簡易階段があったので、登って撮りました。左端に名勝・夫婦岩が見えていますね。岩を繋ぐ鎖が津波でも切れなかったというエピソードがあります。

登った階段、じつは津波のときに高いところへ逃げるための避難階段でした。しかし、華奢な作りで怖いし、勾配はきついし、お年寄りや高所恐怖症の方にはかなり大変ではないかと思いました。(私自身、降りるときはお尻がムズムズ〜)
良く晴れて空も海もとってもきれいでしたが、めちゃくちゃ風が強くて、紺碧の海に白い波頭が立っています。これをこのあたりでは「波にウサギが跳ねている」と言います。
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そう、神楽の鳥兜によく使われる「波にウサギ」の吉祥絵柄はここから来ているんですね!
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お昼は国道沿いの「レストハウスうしお」で磯ラーメンを食べました。冷えた身にやさしい磯の出汁 、小振りの新鮮なホタテなどが美味しかった。
「ウサギが跳ねていますね」とお店の御主人がおっしゃいました。
一面に海が見下ろせる眺めの良いこのお店にまた来たいと思いました。

 by.事務局MA
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by torira | 2015-03-10 22:23 | 東日本大震災 | Comments(2)