カテゴリ:東日本大震災( 225 )

味がつなぎとめる災害の記憶

ミャンマー関連の品物を扱う店がたくさん入っている、高田馬場のビルへ。

マンションの1室のような扉をあけると、商品が壁を覆いつくしているお店がそこにあります。
大音量でテレビを流しています。
ニュース番組かなんかのようですが…。
ミャンマーの方々が次々に出入りしており、これまた大声で会話しています。

魚の乾物がいろいろ。
悩んだ末に、茶葉を漬けた保存食を買うことにしました。
レジへもっていくと
「はじめて?」
ときかれます。
はい、まったく初めてです。
「これは、辛い。日本人には無理。こっちがいい」
見た目は同じような別のものをおすすめしてくれました。
じゃあ、そっちで。

会計をしようとして、レジの脇にあるパックに目がとまりました。
これはすぐ食べられるんですか?
「食べれる。すぐ」
甘い?
「甘い。甘いよ」
じゃあ、一つ。

支払いをしながら、ちょっと失敗したかなあと思いました。
こういう棹物っぽいお菓子って、口に合わないと延々と同じものを食べ続けなきゃいけなくてしんどくなってくるんですよね。
もっと一口で食べられるのが良かったなあ、と。
ラベルも読めないし。

帰宅後、ミャンマーで大きな地震があったことを知りました。
大音量のテレビニュースはそういうことだったのか。
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そんなことを話しながら、例のお菓子を食べることに。
パンプティングのような、ふしゅふしゅした食感。
ココナッツミルクの香りとコクがぴったりです。
表面のケシも、味が平板になるのを抑えている。
これはいいな。
こんなすごいのあるんだな。



この地震により、ミャンマー国内での大規模停電や、隣国での人的被害などがあったようです。
その後の様子をきくことがないのですが、どうなったことでしょう。

by げんぞう
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by torira | 2016-06-12 19:13 | 東日本大震災 | Comments(0)

「絆の祭典」@久慈市のお知らせ

絆の祭典
6月5日(日)
10:00 鵜鳥神楽
12:00 津軽横笛
13:00 津軽三味線(歌・踊り)
   ねぶた即興絵
入場無料
会場「あーとびる麦生」久慈市侍浜町麦生3-36-1
(電話0194-58-2429は土・日しか対応できませんのでご注意ください)

鵜鳥神楽の公演についてはとりら募金から1万円をお贈りしました。
以前ブログとりらで「あーとびる麦生」についてこんなふうに書いたことがありますが、あのときの「ここでも神楽やりてえ」という理事長ドリちゃんのお言葉に応えて、多少お手伝いしたのが実を結びました。
関係者の皆様、ありがとうございました。

昨年からこの公演を楽しみにしていましたが、私の個人的な用事が5日に重なってしまい、残念ながら見ることができません!
「神楽見るんだば、あまり広くない部屋がいいんだべ?畳の部屋もあるんだよ」とおっしゃっていたので、きっといい雰囲気になると思います。
お近くの方はぜひ足をお運びください。
場所等については「あーとびる麦生」の HPをご覧ください。

 by.事務局MA
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by torira | 2016-06-02 20:32 | 東日本大震災 | Comments(0)

熊本県および九州地方の皆様へお見舞い申し上げます

熊本地震によって被災された皆さまへお見舞いするとともに、犠牲になった方々へ心からお悔やみ申し上げます。

余震が続くなか、多くの方が不安で不自由な日々を過ごされていると思います。
そして沿岸被災県では多くの人が東日本大震災が起きた5年前とそれからの事を思い起こされていることでしょう。
あのときのお返しをしよう、という動きが行政レベルだけではなく市民からも出ています。

岩手の被災地では、陸前高田市の「桜ライン」が早くも「熊本地震に際した義援金」をたちあげています。
2011/3/11に発生した東日本 大震災。その津波の到達点に桜を植樹し、桜のラインを作って後世に 伝えていこうというプロジェクトです。
陸前高田市内のあちこちに募金箱を設置したほか、振り込み口座も開設しています。

詳しくは桜ラインのこちらのページをご参照ください。

「とりら」で出来ることはなにがあるか、少しずつ情報を集めようと思います。

  by.事務局MA
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by torira | 2016-04-21 14:09 | 東日本大震災 | Comments(0)

とりら募金のご報告 2016年1月〜3月分

2016年1月〜3月の3ヶ月間に頂いた「とりら 岩手三陸沿岸の民俗芸能応援募金」に対し、お志を寄せて下さった皆様のお名前を挙げ、感謝のしるしといたします。

那須川真由美様、橋本和幸様、斉藤聖英様、貴重なお志をありがとうございました。

頂いた募金は現在は主にお花(ご祝儀)として各団体等に差し上げています。
今期は、陸前高田市高田町の秋葉権現川原獅子舞へお花5000円をお贈りしました。残りはこれからの祭のためにプールしておきます。
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今年も3月11日が来て、それぞれの町で追悼のセレモニーが行われました。
こうしたセレモニー、形だけになっていないだろうか、とちょっと疑問に思ったりしますが、何もしなければ3月11日は何でもない日として過ごしてしまうかもしれません。
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この子たちは5年後、10年後の3月11日に何をどう感じるのでしょうか。
それは大人である私たちの考えや行動いかんに関わるのだと思います。

 by.事務局MA

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(2016.3.11 盛岡城跡公園にて)
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by torira | 2016-04-03 22:49 | 東日本大震災 | Comments(0)

2016年の悪魔払い 川原獅子舞2

この日の悪魔払いは、大石と和野と小泉と川原の4地区で行われたそうです。
川原以外は曲がりなりにも家が残ってる地区。
それに対して川原は地元の家々を失ったままです。今は住んでいる場所もまちまち。
時間がたつにつれ元のつながりがどうしても薄くなっていく中で、川原の大人たちは訪問先の開拓や参加者の確保など、悪魔払いや祭を続けていくために日々努力してらっしゃるんだ、と今更ながら気づきました。そのためには強い意志がいるでしょう。心密かに敬服しています。

ここは震災後に出来た仕出しと会食の「食彩工房 海浜館」です。
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玄関脇にもう椿が咲いていました。さすが三陸の湘南と言われる高田〜。

被災して移転した「キャピタルホテル1000」へ。
妙齢のサイボウ振りは、今年も聖心女子大学からボランティアで参加して下さっている女性たちです。
獅子の方にも、大阪から継続して来ている学生と元学生の方たちが加わって下さっています。
向こうで高田の海が光っている。
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そして光照寺へ。
お坊さまも獅子のお祓いを受けるんですねえ。なんだか不思議。
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最後の訪問先、お茶屋さんの「小谷園」に舞い込みます。川原の本拠地「どっこい所」となりです。こちらもゆくゆくは移転となりますが、いつどこになるか予定は未定。
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お茶屋さんでお茶を買ったら、以前私が来たことを憶えていて下さいました(すごい記憶力…)。店内にはご主人が作ったミニ七夕山車が。これ、素晴らしいですね!
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後ろに、震災前にご主人が撮った写真が大きく引き伸ばして貼ってあります。
前回の記事にある「セルフ」の看板あたりを部分拡大。かつてはこんな町並みでした。
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獅子舞は最後に屯所跡の供養碑の前で踊ります。
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亡くなった方のヘルメットを、少年たちの獅子が思いを込めて噛んでいます。そこに書かれている文章を写しておきます。
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「ここは、消防高田分団第一部団員20余名の活動拠点だった屯所跡地です。
2011.3.11、東日本大震災の際、地域住民の命を守る為に身の危険を省みず、避難、誘導に出動し、11名の若い命が犠牲になりました。
忘れないで下さい。
若い命と残された家族ご遺族の悲しみを。」


もう一つ。その近くに止めてあった車にこんなメッセージを発見しました。
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「復興は長く遠い道のり。事故は一瞬!あせらない。急がない。ゆっくりゆっくりだべ」。

ゆっくりゆっくり復興していく2016年が始まりました。
今年もどうぞよろしく。

 by.事務局MA
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by torira | 2016-01-17 22:12 | 東日本大震災 | Comments(0)

2016年の悪魔払い 川原獅子舞1

陸前高田市高田町の悪魔払いを見学してきました。
おなじみとなった秋葉権現川原獅子舞です。

権現様のお仕事はまず火伏せ。消防車を祈祷します。
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現在の陸前高田は国道340号線沿いの小高いところに市役所、防災センター、コミュニティホールが集まり、BRT高田駅もここに設置されています。

栃が沢ベースの仮設店舗で営業していた「おかし工房木村屋」が昨年この場所に本店を建てました。
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その仮設店舗のほうにも行きます。ここで一休みして甘酒と肉まんあんまんのお振る舞いに預かりました。いずれここもなくなるので、お店によっては今後どうしようかと悩んでいるそうです。
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45号線角の「一本松茶屋」に獅子が舞い込みます。空を占めていた巨大なベルトコンベアがなくなり、あたりの風景がすっきりして来ました。
頭かじりを受けて笑顔になる人々。
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川原の獅子舞は毎回こちらにお参りに行きます。道の駅だった「タピック45」。
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「皆で黙祷しましょう」とリーダーが声をかけます。高田の皆さんがこの土地で元気よく暮らして行けますようにと祈りました。
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この追悼施設(慰霊碑)の脇に、昨夏、陸前高田「復興まちづくり情報館」がオープンしました。その横から撮った今の高田。右の枯れた川が元の川原川です。
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「セルフ」という字の入った看板に「↑津波水位15.1M」と書かれています。あのてっぺんまで津波が来たんですね!
この風景をちょっと憶えていてください。次の記事に震災前の同じ場所が出てきます。<続く>

 by.事務局MA
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by torira | 2016-01-16 21:28 | 東日本大震災 | Comments(0)

とりら募金のご報告 2015年10月〜12月分

2015年10月〜12月の三ヶ月間に頂いた「とりら 岩手三陸沿岸の民俗芸能応援募金」に対し、お志を寄せて下さった皆様のお名前を挙げ、感謝のしるしといたします。

那須川真由美様、橋本和幸様、吉田計子様、貴重なお志をありがとうございました。

頂いた募金は現在は主にお花(ご祝儀)として各団体等に差し上げています。
今期は、釜石まつりで、年行司太神楽、東前太神楽、錦町虎舞、尾崎虎舞、只越虎舞、平田虎舞、平田神楽、八雲神楽の各団体にお花各5000円をお贈りしました。また盛岡で公演された野田村のなもみ太鼓、大槌町の上亰鹿子踊りへもお贈りしました。鵜鳥神楽へは募金からすでに複数回のお花を差し上げていますので、今回は個人的にお花を差し上げました。
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震災から5年になろうとしています。
「今年もお正月の悪魔払いを行いました」などという年賀状を頂いていますが、ここへ来て沿岸被災地へのまなざしがぐっと薄くなって来た気がするのは私だけでしょうか?
去年も各地で自然災害が起こり、また世の中も大きく動きつつあります。
私自身、今年はこれまでのペースで沿岸へ行くことはおぼつかなくなりそうです。
しかし新しい町の姿はまだ見えて来ないところが多いのです。
難しい時期にさしかかりました。
少ない力で何が出来るのか、考えるヒントなどを頂けたらと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。

 by.事務局MA
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by torira | 2016-01-06 21:02 | 東日本大震災 | Comments(0)

残すもの、残るもの

11月に行われた「もりおか郷土芸能フェスティバル」では、ゲストに大槌町の上亰(かみよ)鹿子踊りをお招きしました。
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とりらの「岩手沿岸の民俗芸能応援募金」からお花を持参して楽屋を訪ねると、代表の上野さんから「ほんとうにありがとうございます。皆さんによろしくお伝えください」とお礼を言っていただきました。
この日は新築祝など特別の時に踊る「柱がかり」を演じてくださいました。
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今日で震災から4年と9ヶ月。
代表の上野さんは復興工事などにもたずさわっていらっしゃるそうですが、
「復興は進んではいるのだけど、地元の皆が期待してるスピードではないからどうしても『進んでない』と言いたくなるんだね」とおっしゃいます。
近頃急速に被災地への関心が薄れて来ていると感じています。(「三陸復興カレンダー」、買ってね!」という声も届いてます)

大槌町と言えば、被災した旧町役場庁舎を解体するか、震災遺構として残すかの議論がたびたび話題になっています。
特に、大槌高校の「復興研究会」(こんな研究会があるとはすごい!)の生徒たちが
「旧役場庁舎は子どもたちに震災を伝えるために残してほしい。
自分たちがもう少し話し合う時間が欲しい」
という要望書を町長に提出したというニュースが新鮮でした。

社会に対して物を言わないと見られてきた若い世代に、いま各地で新しい変化があるようですが、大槌にも積極的な10代が現れたんですね。
同じ震災経験者として神戸の大学生などとの交流が盛んで、視野が広がっているのでしょう。
おりにつけ、大槌には進取の気性があるようにも感じています。
町に何を残し何を選ぶか。発言の経験は彼らの心に自信となって残っていくでしょう。
希望を感じるニュースでした。

太鼓はもう一人前?だけどインタビューはちょっと照れちゃう大槌の子供たちです。
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 by.事務局MA
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by torira | 2015-12-11 22:02 | 東日本大震災 | Comments(0)

野田まつりを振り返って

冬になろうというのになぜ今、8月の野田まつりなのか? と不審に思われるでしょう。
まあちょっとおつきあいください。

有名な砂浜が消えてしまった十府ヶ浦をとおりました。砂浜の復活は難しいですよね。。
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野田まつりは山車が3台出ますが、お見かけしたのは上組と下組でした。
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そしてステージでは野田村の「なもみ太鼓」が。
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このりりしい背中を見よ、って感じですね。
実は今度の日曜日、22日にこの「なもみ太鼓」が盛岡にいらっしゃいます。
この団体だけはプラザおでっての広場(屋外)でご披露なので無料で応援できますよ。13時からです。これに続き鵜鳥神楽と釜津田鹿踊りはホールで鑑賞となります(有料)。
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なお、野田村の「なもみ」が登場する三鉄北リアス線「こたつ列車」は、今期は12月5日(土)~平成28年3月27日(日)の土休日に運転されます。

「なもみ」については、「とりら」8号の「なもみがやって来た ヤァ!ヤァ!ヤァ!/瀧音幸司」をぜひご一読ください。盛岡駅の本屋さんなどでお求めになれます。またはこちらをどうぞ。

震災後、野田まつりに毎年来てくださっているのが青森県弘前 市のYOSAKOIソーランチーム「AOMORI花嵐桜組」の皆さんです。
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パフォーマンス力が素晴らしい!心が晴れますね。村民にもすっかりおなじみで「ジェニーさんは相変わらず元気だね、いいねえ」とささやく声が聞こえました。最後は野田の鮭に変身。
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おみやげを、野田駅・道の駅向かいにある「お魚センター」で買いました。広い店内に地元でとれたピカピカの海の幸がいっぱいで感激しました。その場で焼く焼き魚もあってすぐ食べられます。
あぁまた行きたい!
近所に住み着いてる野良くんもおこぼれを頂いてるらしく元気そうでした。
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 by.事務局MA
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by torira | 2015-11-19 11:51 | 東日本大震災 | Comments(0)

末崎町細浦、8年ぶりの熊野神社五年祭

大船渡市末崎町細浦の熊野神社式年大祭(五年祭)が10月31日に行われました。
前回は震災で中止になったため8年ぶりだそうです。
お祭りにいらした方から平組梯子虎舞の画像を送って頂きました。ご協力ありがとうございます。
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大船渡市郷土芸能協会のHPより、平組梯子虎舞の紹介。
今からおよそ七百数十年前、紀州の国弁樓郡より修験者山伏等主従が北上の際、当地方に勢力のあった蝦夷の首領太鬼丸を平定して住居を定め、紀州熊野権現社を勧請したものが現在の大船渡市末崎町小細浦鎮座の熊野神社であると伝えられています。
その修験者が持参した獅子頭を宝暦年間、将軍徳川家重の代に当地の某なにがしの彫刻師に頼んで獅子頭を作り直し、文政年間、将軍家斉の時代に技匠末崎町平の住人、東四郎屋留蔵・川口屋磯五郎の両名が舞振りを付けたのが「平組梯子虎舞」と言われています。

あれ?ルーツは熊野権現で、熊野の修験者が持参した「獅子頭」とありますが、どこで獅子から虎に変わったのかなあ?
お顔を見ても虎じゃないもんね。色が黒くて熊野系の権現様だもんね。
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紀州の漁民は漁業技術に長けていて早くから太平洋側の広い海域で活躍していました。三陸沖でも鰹漁や鰯漁を盛んにおこない、三陸の漁民にその技術をもたらしてくれました。
その副産物?として熊野信仰もこの一体に定着していったそうです。熊野神社は県内各地にありますが、沿岸部は藩を問わずほんとに多いです。


気仙管内に数団体の梯子虎舞がありますが、大船渡市郷土芸能協会のHPによれば、横梯子があるのはこの平組梯子虎舞のみだそうです。
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岩手日報の記事によれば、大船渡市末崎町は震災で42名が犠牲になり、五年祭に参加する9地域のうち7地域が津波で被災していますが全地域が今回の祭に参加したもようです。

もし今回も休んだら虎舞を始め祭のあれこれを後生に伝えきれなくなる、という危機感があったと聞きました。
文化、というと抽象的に響くかもしれませんが、祭は地域に暮らす人の心を暖める大事な重しなんだなと思う次第です。

<追記>
横梯子があるのはこの平組梯子虎舞のみ、と書いたら、「大船渡市日頃市の川内はしご虎舞でも横梯子を使っているんじゃないですか?」というコメントを頂きました。
大船渡市郷土芸能協会のHPには解説のない川内はしご虎舞ですが、とりあえず画像を貼りますので見て頂こうと思います。こちらは文字通り黄色い顔の虎ですね。
画像提供とご教示ありがとうございました。
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 by.事務局MA
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by torira | 2015-11-15 21:43 | 東日本大震災 | Comments(0)