カテゴリ:信仰( 16 )

新年に祈る

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盛岡市内丸 金剛珠院(医大のウラ)。

by げんぞう
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by torira | 2017-01-04 20:49 | 信仰 | Comments(0)

良い年になりますように

先日、九戸村で行われた「九戸の山伏神楽祭典」に行く事ができました。
そこで久しぶりに拝見した軽米町の山内(さんない)神楽では、見覚えのある方が権現舞の下舞を舞っていらっしゃいました。
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2010年に「とりら」が行った、鳥兜制作講習会に参加して下さった方です。
そのときに「3年に一度、お正月に門打ちをします」と伺い、2011年1月2日に軽米町に行ったのでした。
大晦日から元旦にかけて大荒れの年で、軽米町を始め県内あちこちで停電があり、倒木が随所に見られるたいへんなお正月でした。
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そんな時でしたが。神楽の皆さんは良い年になるようにと祈りながら集落内を歩いていたのでした。
その様子はブログとりらに「軽米町山内神楽の門打ち」と題して書いていますので良かったらお読みください。

そうです。2011年はそんなふうに始まったのです。
そして権現様の奮闘努力もむなしく3月には大変な惨事が起きた‥。
「権現信仰なんてただの迷信じゃないか」と言う方があるかもしれませんが、それでは権現様を恃む人の心まで断ってしまう。よくわからないけど、権現様って味方になってくれる存在ではないでしょうか?

神楽の一員として歩いていた少年は今どうしてるのかな。
頭を噛んでもらった赤ちゃんは元気に育っているかな。
神楽の皆さん、そのせつはお世話になりました。
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人は一人では生きられない。あら探しにお互いキュウキュウとする世の中、心を守るためにも暖かい味方を持ちたい。味方は多い方がいいのです。
権現様、来年もよろしくお願いいたします。

 by.事務局MA
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by torira | 2014-12-31 00:16 | 信仰 | Comments(2)

笹のゆくえ

オソウゼンさんのご縁日。
参詣に来た方には笹とオフダが配られます。
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この笹については
「昔は、牛に食わせてた」
とのこと。
そういう話はよく聞くのですが、本当に食うんだろうか・・・と気になって尋ねたところ、
「食うんだっけ」。



そもそもは馬産の安全を祈る行事ながら、畜産の主力が馬から牛に移ってかなりの年月が経っています。
今ではすっかり牛を前提とした話になっているわけです。
が、いま現在はその牛を飼っている家も、この集落で
「1軒だけ」。
それでは、持って帰った笹はどうするのか。
「オフダといっしょに、神棚にあげたり」。

 by げんぞう
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by torira | 2014-02-25 19:45 | 信仰 | Comments(2)

梅若をたずねて 1

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せんだって東京は墨田区へ行く機会があり、梅若塚のある木母寺を訪ねて隅田川を歩いてみました。
ブルーハウスがたくさんありました。昔でいうところの河原者ってとこかな。
隅田川のほとりで亡くなった梅若をしのんで大念仏を行っていた地元の人々ってどんな職業、関係のかたたちだったのでしょう?
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梅若伝説を描いた絵。上は木母寺にあるもので、狂女となった(諸国を自由に歩くためにそのフリをしたという説も)母が子どもにからかわれている場面。

下は大念仏を唱えていると塚の陰から梅若の亡霊が一瞬姿をあらわす場面。上の絵と違って母のみなりはごく粗末に描かれていますが、この方がリアリティあるのでは。
いっぱいに両手を広げて幻にかけよる描き方に、ぐっとくるものがあります。

どの時代の母だって、我が子が行方不明になったらずっと探し続けるでしょう。震災から日にちがたってもまだ遺体が見つからない方のご家族の気持ちに通じるところがあると思います。
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その木母寺の門構え。

鬼剣舞はじめ多くの念仏剣舞は、時代のヒーローを由来に登場させています。戦いに斃れた者の怨恨、または勝とうとする者の祈り、などが剣舞のはじまりとして伝えられてきました。
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しかし、盛岡とその周辺の大念仏剣舞では、さきの梅若伝説を剣舞の始まりとしています。
長く伝えられて来た伝説には、だれもが共感できる要素があり、いつかなにかのきっかけで岩手まで運ばれ、剣舞と結びついたのかなと想像しています。

木母寺は、芸能の上達に御利益のあるところとされていて、奉納絵馬も岩手ではついぞ見かけないお願いが書かれていました。
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歩いていると猫をよく見かけました。
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向島って猫天国で有名なんだよね。

ここにも節分の張り紙があった。
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赤鬼さん、都知事選に行きましょうキャンペーンポスターに乗られてしまっていますが。
さて、今日の豆まきは盛会だったでしょうか?

 by.事務局MA
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by torira | 2014-02-03 20:37 | 信仰 | Comments(0)

釜石まつり2013・神さま仏さま

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曳船祭を見ていたら、舳先に酒瓶を吊している船が何艘かあり、そのうちの1つに「善寶寺」とあったのに目がとまりました。
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山形県鶴岡市の善寳寺(ぜんぽうじ)は曹洞宗の有名なお寺で龍神様をまつっていて、特に漁業関係者に信仰が厚いと聞いています。
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善寶寺とその御札

私は北海道の日本海側で育った人間で祖父は秋田出身でしたが、ニシン漁のために北海道に移り住んだ漁師でした。父から聞いた話では、祖父は春にニシン漁が終わると羽織袴に身を整え、北海道からはるばる善寶寺までお参りに行っていたそうです。この↓説明とは時期が異なりますが。
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北海道余市水産博物館の説明板

信者は日本海側に限ったことかと思っていましたので、太平洋側の釜石でこんな形で出会うとは思いがけないことでした。そういえば山田町にはこの善寶寺の信仰集団がまわってくると伺ったのも思い出しました。

大漁と海上安全をお願いできるなら、どこの神様であれ御利益をお願いしますよね。‥とここまで書いてきて、「え?龍神様って神様だよ?善寶寺はお寺でしょ??」と頭がこんぐらかるのでした。

尾崎神社の神様が上陸するまえ、役員の方が神主さんにうながされて海にお神酒を注いでいました。
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 by.事務局MA
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by torira | 2013-10-24 22:04 | 信仰 | Comments(0)

春の行き先

かつてブログとりらで話題を呼んだ(?) U工務店の猫ファミリー
どこへ行ったのでしょう。
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あっ!なんと宮古駅で神社を経営してる。「落ちない」んだって。受験対応か?

こちらが神様。
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わが母校ではそろそろ前期日程の合格発表となるみたいです。
私が受験した科はやたら実技が多く、試験がたしか4,5日間あったと思います。
北の国から来て「さすがに日差しが明るいな」と感じながら、緊張しつつ石膏デッサンなんか描いていました。
合格祈願に神様にお参りしたかどうか忘れた。なんとか受かった時は嬉しかったです。
今は試験に石膏デッサンなんてやらないみたいですね。
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U工務店の動物ランドでは、早くも合格祝の餅搗きが始まっているようです。
撮ったときは大雪だったけど、昨日今日でだいぶ解けました。
近所から、白鳥たちが「そろそろシベリアに帰るか〜」と言っている声が聞こえます。
去る者があれば岩手に新しく来る方もあるでしょう。岩手で学ぶ人、いっしょに岩手を考えましょう。

 by.事務局MA
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by torira | 2013-03-04 23:42 | 信仰 | Comments(0)

お寺めぐり

 平泉町の中尊寺。たいへん賑わっているようです。
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 先日、我が家の女性たちも初めて参詣に。平日は比較的ゆっくりと回れるとのことでした。

 by げんぞう
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by torira | 2012-03-28 08:10 | 信仰 | Comments(0)

春祈祷にまいりました

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「とりら」創刊号の表紙は、花巻市の羽山神楽さんにお世話になりました。そのときの写真がこれです。
羽山神楽さん、明日14日と15日が春祈祷だそうです。新設された羽山神楽のサイトをご覧下さい。

最近になって、じつは盛岡市内でもそう遠くない過去に春祈祷が行われていたと知り、びっくりです。駅からほど近い「新築地(しんちくち)」=今の大通り3丁目のあたりにお住まいだった方が、50年ほど前には権現様が家々にやってきたのを覚えていらっしゃるそうです!
盛岡でも権現様が歩いていたとわかってうれしい!今まであまり聞いたことがなかった事でした。

今年の小正月=1月15日はうまく日曜に当たりました。今週末は県内各地で色んなお祭りや行事が行われることでしょう。たとえ雪が降って寒くても心は温まるのがこんな行事です。
あれもこれも行きたいのに、体が1つというのが残念。
どうか皆さんが地域の方々に気持ちよく迎えられますように。ご無事でお勤めを終えられますように。

 by.事務局MA

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by torira | 2012-01-13 17:55 | 信仰 | Comments(1)

不思議な仏師

5ヶ月になりました。たまにはちょっと「おはなし」を。長いです。

山田町船越の荒神社の宮司である西舘さんは、岩手県神社庁の丁長を勤めながら、先日の霞露ヶ岳神社や小谷鳥神社なども兼務しておられる。
先日お会いした際にこんな話を伺った。

数年前のある夜、知らない人から不思議な電話があった。
「毎年6月15日になると〝荒神社〟と額がかかったお宮の夢を見る。どこの神社か知りたくて全国の荒神社に片端から電話をかけて尋ねている」という横須賀の仏師の方だった。山田船越の荒神社は旧暦6月15日が祭日である。
その人が言う夢のお宮のたたずまいが荒神社と一致するので西舘さんは驚いたが、もっと驚いたのは、翌朝玄関に電話の主が立っていたことだった。横須賀から夜通し車を走らせて来たという。神社に案内すると「ああ、ここだ!」とその人は感激した。

3月11日、荒神社は本殿を残して津波に消えた。波に浮いた参集殿や重い石の手水鉢が4つの鳥居、3基の石灯篭、2対の狛犬をことごとくなぎ倒して破壊した。自宅の1階にあったものも一切を流失した。

宮司自身の避難所暮らしが3ヶ月になるころ、横須賀の仏師に近況を知らせる電話を入れた。
荒神社は古くは天台宗の寺だったので、阿弥陀如来、矜羯羅童子(こんがらどうじ)と制多迦童子(せいたか どうじ)を脇侍に従えた不動尊、勢至菩薩などの仏像や獅子頭があったが、これらの寺宝もすべて波が持って行った。
そんな会話を交わした翌朝、仏師は避難所の戸口に立っていた。厨子に入れた仏像や経机、香炉など一式をたずさえ、夜通し車を走らせて来たのだった。

現在、彼に以前の仏像の複製を作ってもらっている。仏師は「ご奉仕させて頂きます」というが、寄贈というわけにもいくまい。金額を考えると冷や汗が出る、と西舘さんは嬉しさを隠して困った顔をして見せた。
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震災後も西舘さんは祭礼日には各神社へ出向いて祝詞をあげ玉串を捧げたが、参拝者は全くなかったという。血縁の濃いこの地方では、親類縁者を失わなかった氏子は一人もいない。忌みのかかった者だから出向かなかっただけでなく、お参りする気持ちになれなかったのだろうと察している。

避難所で、自分以外の家族を皆失ったおばあさんが尋ねたそうだ。
「宮司さん、今年もお年越しに幣束をたつの?私は(幣束を)たてたくない」。神も仏もあるものか、という厳しい言葉として受け取った。
いっぽうでは一命を長らえた人が「神様のおかげで助かった」と手を合わせる。この真逆な二つの心を統合する地点はあるだろうか、と西舘さんは繰り返し言った。

西舘さんは早期の祭り催行には賛成ではないようだ。多くの死者たちが沈む海を前にして祭りが楽しめるか。家も仕事も失っているのに、神社の再建や芸能の再開どころではないだろう。

山田八幡宮の秋祭りは9月中旬に行われる予定だ。御輿が海に入る「おしおごり」は今年は行わない。町がどのように再興されるか、どういう考え方が納得できる地点なのか、皆が苦しんでいる。

昨日は青森ねぶたが山田の町を運行したそうだ。二十日盆には遠州大念仏も来るらしい。
私としては、山田の人間を元気づけるのはやはり慣れ親しんだ地元の芸能のような気がするが、何に付けても迷いのない選択はないだろう。

震災の後、「オレはもう神様なんか絶対信じねぇ!」と叫んでいた山田町民がいたそうだ。そうか、それだけ信じていたんだ。と不信心な私は感じ入ったのでした。

 by.事務局MA
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霞露ヶ岳神社

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by torira | 2011-08-11 18:54 | 信仰 | Comments(2)

戻り橋

 岩手県の民俗芸能には動物をかたどった役が出てくるものがあります。鹿・馬・虎・狐・兎など。ほんとうは犬に出てきてほしいのですが、残念ながら目にしたことがありません。やっぱ犬だよな。まあ、猫はなくてもいいかな。などなど考えていたんですが、しかし猫の神社はあるんです。
 気仙郡には「猫淵神社」というお宮が複数あります。それぞれ、8月1日の記事でも紹介されたような猫絵馬が納められているそうです。

 ぜひ参拝したい。

 という方が多いかと思いますが、いずれも場所がなかなかわかりづらい。
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 橋まで行って、ついぞたどり着けずに引き返しました。

 by げんぞう

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by torira | 2011-08-06 16:39 | 信仰 | Comments(0)