おとしとり

 12月にはいると、神様の「おとしとり」という行事がおこなわれます。いまでは大晦日から正月にかけてを「年取り」「年越し」ということが一般的ですが、この「おとしとり」というのは、ふだんからお祀りしているいろいろな神様について、それぞれに年をとる日を決めているのです。大ヶ生山伏神楽(盛岡市大ヶ生)の師匠さんたちがさっと思い出せた範囲で次のようなものがありました。
 12月 8日 お薬師さんの御歳とり
 12月12日 山の神さんの御歳とり
 12月15日 お八幡さんの御歳とり
 12月19日 お蒼前さんの御歳とり
 12月20日 泣き面ダンゴの日(?)
それぞれに旧暦の日取りで行ったわけです。
 「これらの神様のおとしとりを逐一やるので12月はとんでもなく忙しい」という家もあったようですし、あんまりやらない家もあったようです。また、「家の敷地内や神棚に特定の神様を祀っている場合は、その神様のおとしとりは必ずやる」というケースもあったようです。特定の神様を祀っている家の場合は、その家の人だけでやる場合もあれば、地域の人たちがその家なりお堂なりに集まってきてやることもあったり。
 そして、“何をやるか”という中身が問題なのですが、神様を拝んで、特定のお供えものをする。そして人がそれなりに集まる場合は飲み食いする・・・ということのようです。

 で、なかなか普段は見ることのできない「おとしとり」を見てみたい方に朗報。

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 大ヶ生山伏神楽 権現様の御歳とり 舞納め
【日程】2008年12月14日(日) 13:30~15:30ごろ

【場所】盛岡市大ヶ生 上大ヶ生集落センター
  ※公共の交通機関では来にくいところです。足がない方は 管理人までお問い合わせください。
  ※駐車場もあります
  ※トイレもあります
  ※暖房もあります
  ※お茶とお菓子を用意してお待ちしております
  ※たぶんダンゴとかお茶餅とか。

【演目】
  八幡舞
  山の神
  天の岩戸
  〆切り
  権現舞


 by げんぞう
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by torira | 2008-12-02 20:17 | 年中行事 | Comments(0)

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