鳥兜を作る人

長年気になっていることの1つが、鳥兜の制作です。
鳥甲を作る人は、花巻地方では「かぶとし(兜師)」と呼ばれたそうです。作ったものは現金収入になったので、その技術は人に教える物ではありませんでした。が、ここへ来てきちんと作れる人が少なくなってきたのでは?と心配しています。
「最近作ってもらったのは縁がすぐとバラけて(または折れ目から千切れて)使い物にならん。仕方なく古いのを使ってる」という話も1度ならず聞いています。
花巻市東和町の石鳩岡神楽の笛吹き:どぶろくさんが、もっか鳥兜の製作中だというので、その過程を取材させて頂くことにしました。作り方は、以前の鳥甲を解体したりしならがらご自分のノウハウを確立されたそうです。
画像は彼のアトリエの机の上です。今回は和紙を何枚も貼り合わせるところまで。この後、非常に多くの作業が待っています。「材料費も手間もかかるので、見合わないからやる人が減ってきたのでは」とおっしゃっています。
この技術を多くの方に知ってもらい、作るときの参考になるように、いつか「とりら」で紹介させて頂きたいと思いますが、それはいわば企業秘密を公にすることでもあります。
どぶろくさんの度量の深さに感謝しながら経過を追っていくつもりです。

 by.事務局MA

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by torira | 2008-11-19 17:12 | お役立ち情報 | Comments(0)

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