馬が出る芸能

 東北の「馬の踊り」というと青森県津軽エリアの“荒馬”が有名です(今別の荒馬を模したものが学校教材に取り入れられて全国的に普及しています)。いっぽうで旧南部領のうち岩手県北・青森県南では「駒踊り」がおこなわれています。秋田県北にも「駒踊り」があります。
 南部領の駒踊は、団体によって棒振りの踊りとセットになっていたり七つ道具の演目があったりします。秋田の駒踊は奴踊り・棒使い・獅子舞がセットになっているものもあります。
 いっぽうで、岩手町の浮島念仏剣舞や八幡平市松尾の寄木念仏剣舞では駒踊のような馬の役が出てくる演目があります。
 秋田県鹿角市の大日堂舞楽では「駒舞」がありますし、早池峰系の神楽では新築儀礼の「おんだい舞」で、ワラ馬を股にはさんで走り回る役が出てきます。他にもワラ馬はさまざまな行事や神事に出てきます。「さまざまな」って、えーと・・・。
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 南部領の駒踊りの起源は“馬産地であったこの地域でおこなわれていた野生馬捕りの様子を芸能にした”という話を耳にすることが多いのですが、周りの芸能に目を向けると、もうちょいアレだなあ・・・と。

 by げんぞう
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by torira | 2008-10-21 21:48 | 芸能 | Comments(0)

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