雌獅子からの問い

 「太鼓踊り系シシ踊り」は、シシが自ら太鼓を打ちながら踊るシシ踊り。
 「幕踊り系シシ踊り」は、太鼓は別途つき、シシ頭から垂れた幕をシシみずから手で振りながら踊るシシ踊り。
 という定義を言うまでもなく、山岸獅子踊(盛岡市)は、見ての通り太鼓踊り系シシ踊りです。
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 しかし、画像でいうと左から3匹めのシシ・・・つまり雌獅子だけは太鼓を持ちません。そして幕を振って踊るかというと、振りません。
 ふるさと岩手の芸能にとって、手の動きを封じるというのは、何かこう、勝負に出ている感じがします。
 そして、結果として実にイイ効果を出しています。胴から腰にかけての控えめなクネりが、これでもかとばかりにアピールするのです。太鼓を打つほかのシシたちも、バチさばきで型をしっかりキメていくというよりは体のクネリで魅せていきます。

 ここまで胴から腰にかけての動きにこだわって演じられますか。

 そんな厳しい問いを出されても困る。

 by げんぞう 
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by torira | 2008-09-25 19:35 | 芸能 | Comments(0)

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