弓と箸と神楽

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 盛岡市内の岩手山神社例大祭に奉納する川前神楽(滝沢村)「八幡舞」の画像です。この直後に持っている弓をメリメリとへし折ります。初めてこれを見たまめぶさんはびっくりしていました。私も初めて見た時はとても印象深く思いました。

 折った弓はお宮に納めて帰ります。これは山や野外では箸はその場で調達する(そのへんの枝を折って削って使う)、使い終えた箸は折っておいて来る、という風習に通じるものだと思っています。山は非日常的な異界なので、日常のものを持ち込まない、また山のものも日常へ持ちこまないというタブーなのだと思います。なぜ「箸」か。箸とか幣束とかのような棒状のものには神が寄り憑きやすいと考えたのかも。
 川前神楽の例では、弓という神を呼ぶ道具(カミサマを降ろすときにミコさんが使ったりする)を折って神送りするということになるのでしょう。

 仕出し弁当には割り箸が付きます。親父世代は食べ終わると割り箸をポキッと折って弁当ガラに放り込みますが、これも同じこと? 
となれば、はやりのマイ箸で外食するとどうなるんでしょう。
 
 by.事務局MA
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by torira | 2008-07-14 20:45 | 芸能 | Comments(0)

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