権現様と同居

f0147037_1152168.jpg昨日うかがった話
「権現さんなあ、おらほのうぢの床の間さ置いてるんだ。うちのばあさんが毎日ご飯と水と上げてけでる。
ほんとは自分でやればいいんだども、たいしたことでねえけど毎日となるとけっこう大変でなあ。でも拝むだけは毎朝拝んでら。
ふだん公民館に突っ込んでおいて、いざというときだけ『権現さん、今日ひとつ頼むでやぁ』ってんだば、そいづはやっぱりなあ。
 オレいっづも権現様のこと考えてら。仕事とかでヒヤッとすることあんだよ。ああここで足すべらせたら危ねがったなあ、権現さん、守ってけでるんだなあって。
 いや、なあ、前に崖から車ごと川さ落ちたことあんだよ。したらちょうど川の真ん中に大きな岩があってな、そごさ、斜めでもない、ひっくりかえるでもない、車はそのまーんま乗っかって、カガの父さん乗せてたんだが一っつもケガさない。オレも一っつもケガなくてなあ、あー権現さん守ってけだんだとつくづく思ったでやぁ。やっぱり祖末にされねえ」

 by.事務局MA
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by torira | 2008-03-30 11:11 | お役立ち情報 | Comments(2)

Commented by 阿部 at 2008-03-30 19:08 x
いい話だね。彼の家に行ったとき床の間に安置しているので知ってはいましたが、まさかその様な話し(信仰)が有るとは知りませんでした。確か毎朝毎夕供物をあげ礼拝している事は聞きました。権現様への深い信仰が感じられる話です。黒森神楽も巡行中神楽がない日は、神楽衆のお宅で上記のようにしてお預かりしてます。やはり神楽は、権現様への信仰が基本なのですね。
Commented by げんぞう at 2008-03-30 21:24 x
 さて、この写真の権現様は扇を口から出しているところでしょうか。それとも口に入れているところでしょうか。

 どっちでもいいんでしょうけど、この据え方で表さんとしている内容はどういうものなのかなあと思いまして。最近、似たような状況の有名な某上人の像について自分が長期にわたって間違った解釈をしてたことを知ったもので、ちょっと関心を持ちました。

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