次号に着手

 冊子「とりら」3号の原稿にぼちぼち取り掛かっています。
 「あるエリアのあるジャンル」をテーマにしようと思ってるのですが、情報を集めていく段階では、ついついルーツ探しをしてしまいます。どうも自分のような素人は、芸能のことを調べようとすると、ついルーツ探しに終始してしまう傾向がある気がします。もうちょい「くらし」や「人」との関わりでとらえてかないと不毛だなあ、と反省。
 その「人」についても、当時の世の中の仕組みを踏まえないで「山伏が」「農民が」「士族が」「旅の新発地が」という言い回しをしただけでは、ほとんど何も言ってないことにしかならないよなあ、と反省。
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 また、つい単純化して書こうとして不正確になってしまう点も反省。例えば「この地域のこの系統の芸能は、唐団扇とササラすりが出る点が念仏剣舞と共通している」と書こうとしたのですが、このエリアの念仏剣舞のササラは写真のものとは違ってビンザサラなので、ちょっと違う。それに唐団扇もササラも、念仏剣舞に限ったものではなくて東日本の広い範囲で三匹獅子に出てくる・・・。
 ・・・ここまで書くと、大体どんなテーマになるかおよそ見当がつく方も多いかと思いますが、まああまり奇をてらわずささやかな紹介記事になればいいかなあと思ってます。

 by げんぞう
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by torira | 2008-02-26 21:19 | 芸能 | Comments(1)

Commented by げんぞう at 2008-02-26 21:40 x
南部藩・伊達藩の多くの獅子踊が念仏供養の場を重視しているが、盛岡周辺の獅子踊りも同様である。
と書こうと思ったのだが、現状は必ずしもそうなっていない。数年前に「もりおかシシごよみ」という非公開資料をつくってみたのだが、「かつてはやってた」という情報を含めてみても、どうも供養をしっかりやっている(いた)という団体が思ったほど多くない。むしろ神事に特化しているような団体もあったり。全体としては供養の唄を様々もっている団体が多いのだが・・・。「目的が複合的なんですね」と単純に言い切ってしまえばそれまでだが、もうちょっと獅子に期待されるものがいろいろあるように思う。その点については、見た目の面白さからすると「獣性」という部分を挙げる方が多いかもしれない。が、自分はむしろ、「お通り・行列」という要素に引っかかるものを感じている。

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