鬼祓い

 ふるさと岩手の芸能には、新築の際に豊富な儀礼を行うものがあります。久慈市夏井の夏井大梵天神楽もその一つ。

 神棚(or床の間)前で権現舞・身がため舞をし、中央に八つ祓い用具をおき、囃子にあわせて用具を一つづつ取り三回舞いまわる。続いて神主・法螺貝・太鼓・笛・手平鉦・八ツ祓い・権現舞の順に家の中を順に右回りに三回廻り清める。
 続いて、「鬼祓い」これは
「八ツ祓い用具の弓・矢・薙刀・杵・竹を一つに束ね持つ一人と、米か豆を入れた三宝を持った一人が権現様を追いかける。薙刀で襲うしぐさをし、米か豆を投げかけると同時に、権現様が振り向き、歯打ちを一度する。つぎは権現様が二人を追いかけ、追いかけられた二人は振り向いて米か豆を投げる。これを三回くりかえす」
だそうで。権現様が四隅の柱と中央の大黒柱の前で舞を行い、また噛むことによって清めていきます。


f0147037_1948720.jpg 夏井大梵天神楽は2005年1月に岩手県立博物館で、この一連の儀礼を演じました。私は後日その映像を見せてもらったのですが、やっぱり節分の豆まきを連想しますね。なんで似てるのか?権現様は鬼なのか?などなどいろいろ深い問題があるのですが、これは微妙に冊子「とりら」2号に掲載の「荒舞とダ・ヴィンチ・コード 鬼面の舞の源流」とも関わってくるものなのでしょう。いや、よくわかんないけど。
 と、ここでその「鬼祓い」の写真を挙げればいいのですが、まあ、今回も盛岡市小屋塚の節分の画像ということで。

 by げんぞう
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by torira | 2008-02-09 19:49 | 年中行事 | Comments(0)

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