山の神

 今日は12月12日。山の神の年取りと言われる日ですね。
 この日は山仕事はお休みし、シトギや餅を山の神さまにお供えして皆で拝み、会食する。おおよそこんな説明が定番かと思います。
この場合の「皆」は「山の神講」のメンバーということでしょうか。

 岩手の山の神講で私がいくらか知ってるのは、陸前高田市のと、山形村(今は久慈市山形町)の。
陸前高田市の例は10年前の新聞記事をスクラップしてあります。「山番講」という名称で、本来は旧暦1月12日に行うものをそれに近い都合の良い日に行っているとあります。この年は気仙町の建具屋さんの家に集まって掛け軸をかけ、十二個の餅を供え、飲み食いして過ごしたそうです。

 山形村の方は、旧暦の12月12日を中心に行われているようです。
ほとんどの地区では公民館に集まって焼き肉やってひたすら飲む!ということになってるそうで、若い子はただの飲み会だと思っているようでした。いや、まめぶさんは違いますよ、そりゃ。
 この地域のお一人は、独自に自宅に神主さんとその神主さんがメンバーの神楽を招いて、舞踊り付きの山の神をされています。神楽については代々呼んでていたのではなく、思うところあって最近始めた事とおっしゃっていました。山は持っているがそれだけでは生業としてはもはや成り立たず、畜産がメインだとのことです。

 そんなわけで私の山の神行事として、「きのこの山」を一人でたいらげました。もっかお菓子の家の建築法を研究中のため、普代村の慣習にならい、「家を建てるには山の木のお世話になるのだから、山の神さまは大事に拝む」です。
 しかし「きのこの山」は建築資材としては難しかったですね。滑るんだもん。
 
 by.事務局MA
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by torira | 2007-12-12 21:26 | 年中行事 | Comments(0)

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