権現様のケンカ

 盛岡市上米内の七瀧神社(小本街道=国道455号線を盛岡市内から岩泉方面へ走ると「盛岡大仏=松園寺」というのがあるので、そこを右折)です。お祭りの例年の日程は8月7日ですが、今年の場合は下記の通り。

★七瀧神社例大祭
8月8日(水)10:00~神事 続いて30分ぐらい日戸神楽(盛岡市玉山区字日戸)奉納,続いて庄ヶ畑さんさ踊奉納


 今年のお祭りでは、「とりら」創刊号で紹介した白石神楽(盛岡市上米内字白石)の権現様も、昨年に続いて庭元さんちから持参してご開帳するという話も少し前にきいていました。ところが、白石神楽の権現様には
「不思議ないわれというのはいっぱいあるもので、むかし大志田にお神楽が呼ばれて行ったとき、雨風で行きかねて戻ってきたことあって、そしたら大志田にオシシって権現様のような形した岩があるんでがすよ。だいたい三メートルくらいのあごの部分の石ががガタっと落ちてしまっている。それが白石の権現さんとケンカして落ちだ、っと。そういういわれが残ってるんですよ」
「権現様はあとで見てみたら耳がなくなっていたんです。とられてなくなってしまって、オシシのほうはアゴがすっかり落ちてしまったんでやんすよ」
という伝承があります(庭元さん談)。そういう経過があるため、今回も白石神楽の権現様と日戸神楽の権現様がケンカするとまずいので、ご開帳は見合わせたほうがいいのではないか、という話が地域の方から出たそうです。
 結論としてどうするかは日戸神楽の方にお任せしたとのこと。そこらへんはいまの世の中でも色々と気遣いがあるのです。
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 七瀧神社は額が「湯殿山」となっており、そちらが本来の名称かもしれませんが、名前の通り水が豊かな場所です。きょうも水汲みに来ている方がいらっしゃいました。水を入れるビンを持ってお祭りをご覧になってみるのはいかがでしょうか?

 by げんぞう
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by torira | 2007-08-01 00:11 | 芸能 | Comments(1)

Commented by げんぞう at 2007-08-08 00:24 x
七瀧神社例大祭、日戸神楽の奉納演目は「利生御神楽」になるらしい(いわゆる「みかぐら」)。いつものお子様方(かなり上手)のほとんどが来られないらしく、いつもとちょっと違った雰囲気での奉納となる予定。さて、問題の権現様のケンカ問題はどうなることやら。

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