ザシキワラシの見えるとき

8月4日(土)13:30~
遠野市立博物館1階視聴覚ホールにて 
講演会「ザシキワラシの見えるとき」 
基調講演:石井正巳 東京学芸大教授 遠野市立博物館 館長
記念講演:川島秀一 リアスアーク美術館 学芸係長


遠野市立博物館の「ザシキワラシ展」関連の催しものです。
肝心の「ザシキワラシ展」の内容もお知らせしたいところですが、ちょっとweb上で見つけられませんでしたので、そちらはそのうち。

自分が特に関心をもったのは、川島秀一氏の講演です。
著作「ザシキワラシの見えるとき」を先だって読む機会があったのですが、自分のような一般人にもとても興味深く読める内容でした。
三弥井書店のHP内 三弥井民俗選書「ザシキワラシの見えるとき」紹介ページ参照)
陸前地方での長年にわたるフィールドワークが、なかなか得がたい読み応えを醸してくれる一冊。
著者自身の経験を描いた「序」から始まり、多岐にわたるテーマを扱いながらそれぞれがつながっていきます。
対象となっている地域の中心は予想に反してあんまり遠野ではなく、陸前地方です。
内容も、そんなにザシキワラシ限定というわけではありません。
むしろ自分は「六部殺し」伝承や長者伝説の読み解き方に興味を惹かれました。
対象となっている地域が行山流山口派の盛んな土地柄で、鹿踊に関わる話も出てきますが、まあそれにかかわらず、民俗芸能に関わるいろんな伝承(「起源譚」「芸能に関わる神仏のケンカ」などなど)を考えるうえでも、学ぶべき点が多いなあと感じました。
もっとほかの著作も読んでみたいなあと思っています。

 by げんぞう
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by torira | 2007-07-23 22:46 | 催しもの | Comments(0)

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