大船渡町五年祭に行きました その1

遅まきながら、5月3日に行われた大船渡市大船渡町の加茂神社式年五年大祭の報告をします。書きたいことがたくさんあるので2回に分けて。
f0147037_2244640.jpg

前回の五年祭は東日本大震災のため中止となりました。
そのあたりは「とりら」7号(500円)の「笹崎に生まれてよかった〜笹崎鹿踊仲立として」をお読み頂ければ当時の皆さんのお気持ちが少しは伝わるのではと思います。まだ在庫ありますのでご注文下さい。のっけから宣伝でスミマセン。
f0147037_2283691.jpg

f0147037_2251466.jpg

8年ぶりの復活とはいえ、山車が流された町内が多く、婦人連の手踊りも衣裳をそろえるのが難しいとしてナシ。地元の方はそこを残念がっておられたようです。
このあたりがキモです。
f0147037_22676.jpg

沿岸の祭を見ていると前提は「全員参加」。
家族全員がなんらかの役で参加する。
全員が祭衣裳を着る。平服の人はいない。
これが「まつり」です。

「民俗芸能ファン」で、そろいの浴衣(着物)で踊り歩くだけの流し踊りに興味を持たれる方は少ないのではないでしょうか。しかし住民の皆さんにとっては、手踊りが出ないことには祭に華がないぞという気持ちなのです。
f0147037_2247986.jpg

復興は道半ば。待ちに待った4年に1度の祭りが以前と同じに出来ない事実が、皆さんの気持ちに「まだまだだなあ」という思いを与えるようです。
それでも祭は祭。この日ばかりはちりぢりになった町内会の人たちが集まってきて「借り物なんだけど」と言いながら嬉しそうに山車を引いていました。見物人も予想よりはるかに多かったそうで、往時の雰囲気がかいま見られました。
f0147037_2272070.jpg
ポーズを決めて下さった、いなせな男衆。絹物の単衣を尻はしょり&ハンチングが決まってますね!
f0147037_2275323.jpg
こちらは2013年のお正月の悪魔祓いにおじゃました明土(あくど)町内会の皆さんです。そのときの記事はこちら
遺族の方から譲られた衣裳を着てこの日に臨んだという明土の方を撮らせて頂きました。
f0147037_229611.jpg


とりらの「岩手沿岸の民俗芸能応援募金」から、地ノ森権現、仰山流笹崎鹿踊、月山権現、赤澤曲録、赤澤鎧剣舞、八坂権現、加茂権現、永井沢権現、平七福神、明土権現 の各団体‥というか町内会の各団体にお花を差し上げました。
f0147037_2292746.jpg
f0147037_2294986.jpg

お花のお返しに頂いたタオルなど。
f0147037_22103675.jpg
あ、猫は違いますよ。うちの(かわいい)ダースコです♪

(続く)

 by.事務局MA
[PR]

by torira | 2015-05-19 22:40 | 東日本大震災 | Comments(0)

<< 大船渡町五年祭に行きました その2 浦浜民俗芸能伝承館が出来ました >>