川原祭組がやってきた
2014年 10月 05日
いやいやその前に町内会長さんのごあいさつがありましたっけ。
川原祭組代表の佐々木芳勝さんのごあいさつ。
七夕山車のアザフ折り協力へのお礼として盛岡で七夕のお囃子を演奏したい、とかねてより要望をお聞きしていたのが今日やっとかたちになりました。びしっと決めたスーツ姿で見違えましたねん。
客席から拍手を送った私たち。
私たちとは、この3年アザフを折って下さった女性達と多くの祭組に手製の笛をたくさん寄付された篠木神楽の笛方さんです。ここに来られなかった方の分の気持ちもこめて拍手!
皆さん、アザフ折りに関わって下さってありがとうございます。
中学生たちの後ろに見えるのは、しぇあハート村の管理棟センターハウス。ここにはお世話係のスタッフが詰めていて、色んなこと〜山田町出身の漁師さんに網の編み方を習ったり健康相談をしたりしているそうです。
しぇあハート村は、進学のため盛岡市へ転入してくる沿岸の学生が家をシェアして住む場所で、家賃が免除されています。また復興支援の団体が集まっている支援拠点でもあります。
ホームページを見て、こんなに沢山の支援組織があることに今更ながら驚かされました。というか、しぇあハート村がどんなところか知らなかった自分を反省‥。
反省ついでに屋台で「宮古式ウハー」を食べて来ました。
ここでは鮭とジャガイモを入れセロリの葉をトッピングして食べます。これにくるみバターつきパン一切れがセットで「くるみバターをスープに溶かしながら食べるとおいしいよ」とお店の方が教えてくれたにもかかわらず、ろくに聞かずにさっさと食べてしまいましたわはは。美味しかったです!
店主は宮古を中心に支援活動をされている方でした。
本宮のこのあたりは急激な開発で新しい商業用建物と新しい住宅しか目に入らなかったのですが、ちゃんと町内会があったと気づかされた日でした。町内会の方たちがしぇあハート村を見守っていてくれる‥。それは暖かい発見でした。
陸前高田市では復興住宅への入居が始まりました。これから新しい町内会が出来ていったりするんだろうな。
「来年の七夕はどうなるのか私たちもわからないんですけど、休んだりするともう出来なくなる。休まないでやります。
まず次はお正月の悪魔払いです。どうぞ来てください」
佐々木さんのお言葉をお伝えしておきます。
by.事務局MA
by torira | 2014-10-05 23:06 | 東日本大震災 | Comments(0)