踊る碁石海岸 その2

三陸「国際」芸術祭には、韓国とインドネシアの団体がいらしていました。

そこでお会いしたのが高敞(コチャン)農楽保存会のメンバーと神野知恵さん。2011年4月に立ち上げた「岩手三陸の民俗芸能応援募金」に早々と頂いたのが神野さんおよび彼女が取り持って下さった「高敞農楽保存会イム・スンファン」さんでした。
今回ご出演ということで初めてお会いし「とりら」6号をお渡しして記念撮影。神野さん(右)は今回はコーディネイター兼通訳として同行されていました。
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農楽は時に曲芸のような要素をまじえて踊りながら楽器を奏する芸能です。帽子につけた長いテープを新体操のリボンさながら巧みにあやつって踊るところ。
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「農は天下の大本」。脇にいらした地元のおじいちゃんが声に出して読んでいたっけ。そだそだ。
最後にメンバーが一人ずつ健康第一、「家内安全」、「商売繁盛」、そして「世界平和!」と観客に向かってアピールしました。

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次はマニシアさんというダンサーが構成・演出し、ダンサーたちと地元の子ども達や大船渡の詩吟の名人やおばちゃん達が一緒に踊る「コミュニティダンスー時の輪ー」というパフォーマンスでした。昨年秋に大船渡に1か月間滞在し、ワークショップを重ねて来たそうですが、うまく結実していたと思います。後半に「大漁謡込み」が織り込まれていたのがほほえましい。

海外ゲスト2つめはガムランとバリ舞踊。
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少女二人のあでやかで一部のスキもないレゴンダンスに皆見とれてしまいました。
ガムランは全員日本人。陶酔を誘う短音連打の長〜い曲はどこが区切れ目となるのか、どうやって憶えるのかふしぎでなりません。
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目をむく仮面をつけた踊り手は名手のほまれたかい方だそうです。長い爪がひらひらと躍り、白い仮面の二人を挑発しています。
「さっきのは神楽の『松迎』、今のは鹿踊りの三匹獅子の部分に見えます」と知り合いがコメントを。う〜むなるほど。強いて言えばレゴンダンスは私には鳥舞の原型に見えました。

最後は金津流獅子躍72頭が登場。
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向こうにガムランの舞台がちらっと見えます。シシの顔はバリの仮面にどこか似ているような。
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東日本大震災の犠牲者に手向けの回向が上げられ、大群舞となりました。前日の雨をたっぷり含んだ芝生は踊りにくかったかもしれませんね。地元の方、県内や県外の方、入り交じりながら最後まで大勢の方が見ていました。

スタッフの皆さんは天候の心配、駐車場の確保、出演者のお世話など、とても大変だったと思います。たくさんの楽しい思い出もお持ち帰り頂けたなら幸です。お疲れ様でした。

 by.事務局MA
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by torira | 2014-08-26 20:02 | 催しもの | Comments(0)

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