三陸ジオパーク モニターツアー

岩手三陸鉄道=三鉄企画の「三陸ジオパーク モニターツアー」に参加してきました。
この日は「久慈コース〜あまちゃんロケ地を巡るジオツアー」です。
まず、久慈琥珀博物館へ。
古墳時代にはすでに久慈地方産の琥珀が大和朝廷のもとに運ばれるルートがあったと聞いて驚く。
f0147037_2157520.jpg
琥珀ギャラリーに展示されていたロシア製・琥珀のチェスセット。すごい。
でも久慈も負けてはいない。八戸藩は長崎から細工師を招いて琥珀の細工技術を学ばせたみたいです。

お次はあまちゃんロケ地の小袖海岸。昨夏えらい渋滞したというのはこの道か−。
f0147037_220183.jpg
奇岩の続く景勝は色んなブログでみられるでしょうから、ここでは工事が進む久慈港を載せました。

このツアーはスタッフが多い。
往復のバスの中では三鉄の添乗員さんが、三鉄車両では被災授業を担当されている社員さんがお話してくださいます。
それとは別に、ジオパーク推進協議会の青年たちが久慈の大地の魅力を熱く語ってくださいます。
f0147037_21581218.jpg
夫婦岩をバックに「柱状節理」を語るお兄さん。
「いきなり口頭でチュージョーセツリったって」と思ってると、そうでしょうとばかり自作の模型を取り出して説明してくださったのには感心しました。

小袖で私が連想するのは、おとなり軽米町の小軽米えんぶりの話です。
f0147037_21591710.jpg
前にも書きましたが、巡業中だった小軽米えんぶりは、小袖に滞在しているときに昭和の三陸大津波に遭遇しました。
毎年えんぶりを呼んでくれていた小袖集落は大きな被害を出して疲弊し小軽米えんぶりはそれ以降、冬場の活動をやめてしまったと伺いました。
その小袖へ行ってみたいとずっと思っていましたが、今回願いがかなったわけです。
f0147037_2159686.jpg
今回の震災では被害は大きくはなかったものの、海女センターが壊れたり各港にも損傷がありました。
f0147037_221887.jpg
報道される機会はあまり多くありませんが、久慈でも津波は遡上高約27メートルだそうです。怖いなあ。

その後訪れた駅前のあまちゃんハウスには、ドラマで使われたあのジオラマが展示されており、さきほど行った夫婦岩&海女実演の場所がこんな感じに。
f0147037_221932.jpg


この後、久慈駅から田野畑駅まで三鉄北リアス線の特別車両に乗り、震災のレクチュアを受けました。
今回の私の目的は、久慈と野田を少しでも知ることでした。
野田村は震災の年の夏に車で通っただけですので、今どうなっているのかを見てみたかったのです。
f0147037_22515564.jpg
「知らない方が見ればここに野田の中心地があったとは想像も出来ないでしょう」と語る三鉄の熱いスタッフ。
震災後に立ち上げた「震災学習列車」はこれまでに7700人もの利用があったそうです。「特にこれからの若い世代に、同じような経験をしないためには何が必要かを考えてもらいたいと考えて企画しました」とのこと。
f0147037_2212318.jpg

これまでは修学旅行生など団体が対象だったので、個人でも参加できるようにと今回のモニターツアーが催されたようです。

参加して感じるのは〜こういう感想では主催者にがっかりされるかもしれませんが〜手作り感の魅力でした。
それぞれ個性的なスタッフが「我がまち」久慈の魅力を紹介し、震災体験を、三鉄を語る。
皆さんがふるさとを愛してがんばっている気持ちがひたひたと伝わってきました。こういうツアーってあまりないですよ。

三鉄のジオパークモニターツアー、3月16日(日)の高田・大船渡コース(盛岡駅8時発 5000円昼食等付)にはいくらか余席があるそうです。
興味のある方はこちらをチェックしてみてください。

個人的には「まちなか水族館」が気に入りました。オオカミウオってかわいいね!
津波で全壊した久慈市営地下水族科学館「もぐらんぴあ」の再建が待ち遠しいです。

 by.事務局MA
f0147037_222151.jpg

[PR]

by torira | 2014-03-04 22:49 | お役立ち情報 | Comments(0)

<< たんかくをさがせ カンカン >>