おでって芸能館+とりら写真の展示

さきにご紹介した11月24日(日)のおでって芸能館では、今年も受付周辺に沿岸の芸能団体を紹介する展示が企画されています。
そこに、この夏〜秋に盛岡市や奥州市で行った「とりらと海の写真展」から11点ほどの写真が参加させて頂くことになりました。
写真は12月1日(日)までそのまま展示されるそうです。ついでがありましたらどうぞご覧ください。

‥というわけで、おでって芸能館のあと2つの出演団体をご紹介してみます。
1つめは田野畑村の甲地(かっち)鹿踊り。
f0147037_217107.jpg

同村には県指定になっている菅窪鹿踊りがあり、鹿踊りから剣舞に早変わりして演じられるユニークな芸態で知られていますが、甲地鹿踊りもやはり剣舞の演目をお持ちのようです。
いつだったか岩泉町の鹿踊りさんが「鹿踊りと剣舞と大念仏と、この3つでセットなんです」とおっしゃっていて、ずっと気になっています。
この場合の「大念仏」とはどういう物を指すのでしょうね。盛岡市周辺の大念仏剣舞とはちょっと意味合いが違うような気がしますが、甲地の方々にお聞きしてみたいものです。

もう1つは洋野町種市の「滝澤鶏舞」。
f0147037_21122229.jpg
ずいぶん前の写真しかなくて申し訳ありません。
中央に立っている方が持っているものを「花」または「ヤナギ」と呼び、鳥甲の役を「太夫」烏帽子の役を「向太夫」と呼んでらっしゃるようです。

岩手県にはこの一団体しかありませんが、青森県の太平洋沿いの町には数多くの「鶏舞」が伝承されています。

どの鶏舞もお盆に墓地で供養の墓念仏を踊り、その後各家を回って先祖供養をするそうです。
気になるのは、上北郡東北町の団体名が「念仏鶏舞(ねんぶつけいばい)」となっている点。
ん〜?「ねんぶつけんばい(念仏剣舞)」と一字違いですね。
洋野町の滝澤鶏舞は「たきさわ・けいまい」と呼びますが、青森県の団体はこぞって「鶏舞」を「けいばい」と読ませています。
「舞」に「ばい」という読み方があるかどうかわかりませんが、気づいてみれば「剣舞」も「ばい」ではないですか。

また、青森県の県指定になっている三戸町の「平内鶏舞(ひらない・けいばい)」は、陸前(宮城県)気仙から伝わったとのこと。
「けんばい(剣舞)」が盛んな気仙地方ですが、宮城県のどこかに「けいばい(鶏舞)」もあるのでしょうか?
お盆に活躍する点も剣舞・鶏舞、共に通じるし、気になって来るぞ鶏舞。
ともかく、久しぶりに拝見する滝澤鶏舞を楽しみにしています。

*おでって芸能館*
11月24日(日)開場12:30 開演13:00 終演14:45(予定)
会場:おでってホール(盛岡市中ノ橋通り1丁目:プラザおでって3階)
入場料 :前売券500円(当日600円)、中学生以下無料 

 by.事務局MA
[PR]

by torira | 2013-11-14 21:33 | お役立ち情報 | Comments(0)

<< 気仙郷土芸能まつり 助け合い >>