大槌まつり2013

9月23日、大槌まつりに行ってきました。
私たちが行っている「岩手三陸沿岸の民俗芸能応援募金」は、細々とではありますが、それなりの活動を続けています。
今回は、中須賀大神楽と上亰(かみよ)鹿子踊にお会いしてお見舞い金を差し上げ、お話を伺いました。

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この珍しい漢字を使う上鹿子踊は、かなり内陸の地域にあるため、2011年の大震災では直接的な被害はありませんでした。でも、やはりというべきか、メンバーの中に親御さんを亡くされた方が二人いらっしゃるそうです。仕事に大きな影響が出た方もたくさんおありかと思います。

団体としては、50名を越す大所帯‥といっても大槌では標準かもしれません。うれしいことに、地元で働く若者が8名!バリバリの踊り手として活躍しています。内陸の町に移り住んだ方も祭には帰ってきているとのこと。
今日は、地元のおうちから依頼があり、最近亡くなった方の元の家=震災前に家があった場所で供養の踊りを奉納してきたそうです。
町の人口が減っているというので、はたしてお花(ご祝儀)は上がるのだろうか?と人ごとながら気になっているのですが、不思議なことに震災前とあまり変わらないとおっしゃっていました。

同じことを中須賀大神楽の代表の方にもお聞きしてみました。
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鮮やかなブルーの幕がまぶしいですね。
会長さんは、「うーん、心配していたより減ってないですね。震災前も過疎化が進んでお花が少なくなっていたけどそれを考えると思ったよりも」とおっしゃっていました。
台所事情を聞くなんて失礼では、とお思いかもしれませんが、お花代でクリーニング代や道具の購入・補修、祭の日のお弁当などをまかなうので大事な点です。

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おなじみ城山虎舞。去年雨にやられたので、虎頭をFRP塗装したそうです。
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出来上がった新しい山車。ぎえ〜銅葺きじゃありませんか!
それにこのお城みたいなすごい造作!
山車のことをお聞きしたら皆さんとっても嬉しそうでした。
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お留守番の虎、見〜っけ。虎舞の宿をされているお宅でしょうか。

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雁舞道七福神を遠目に見ました。りっぱに山車が再建されたようです。

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四日町手踊り。この団体のことは知りませんでした。あとでお話を伺おうと思います。

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「とりら」6号に書いて頂いた安渡大神楽。皆さんに伝言をお伝えします。
10月20日(日)に「赤浜まつり」を行います。安渡大神楽ももちろん出演。皆さん是非いらしてください!

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臼澤鹿子踊さんに「御神輿が神社に還ったら奉納をします。疲れてるけど最後の力を振り絞って踊るので見てってください」と言われ、暗くなった境内に駆けつけました。
二日間踊り通しだったとはとても思えない大迫力の踊りに圧倒されていると、となりの女性達が「なんでかわかんないけど鹿見ると泣けてくる」と言っているのが聞こえました。わかりますね。

そちこちに、鹿子踊りのたてがみ=白いドロノキのカナガラが落ちていました。
かつて「これはお守りになるんだよ」と言って1本下さったのは、臼澤鹿子踊さんでした。盛岡のイベントでこの鹿踊りを初めて見た日から15年くらいになるでしょうか。

 by.事務局MA
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by torira | 2013-09-25 22:17 | 東日本大震災 | Comments(2)

Commented by kiki at 2013-09-30 23:19 x
頑張るっきゃない!という気にさせられました
Commented by 事務局MA at 2013-10-01 19:54 x
コメントありがとうございます。kikiさんは大槌の方ですか?

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