奈奈子祭・その2

奈奈子祭のトリは、普代村からいらした鵜鳥神楽です。
震災前からこちらでは神楽宿(この場合、巡行のパトロンという意味になります)を勤めていらっしゃいました。

鵜鳥神楽の「山の神」。
f0147037_0231376.jpg

今日の神楽幕には普代の定置網の名前がずらずらと染め抜かれています。

笹山家では、息子さんがこの度鵜鳥神楽に加入したこともあり、おばあちゃんに孫の晴れ姿を見せてあげたいという奈奈子さんの強い希望がありました。
そのヒデ君と、最近神楽にもどってきた山本さんとが組んだ「綾遊び」。
若い二人がはつらつと舞う小気味の良い踊りでした。
f0147037_0281580.jpg

f0147037_1235447.jpg
その後には、神楽衆となった決意表明を発表。
地元のおばあちゃんたちは自分の孫の活躍を見るように大喜び。とても良かった。

鵜鳥神楽をもって奈奈子祭はお開きとなり、ごちそうが並べられると御祝い合戦です。
f0147037_0333038.jpg
岳神楽による御祝い。
f0147037_0333563.jpg
鵜鳥神楽による御祝い。違うものだなーとわかる貴重な機会でした。

台所を受け持つ皆さんの大奮戦により、お昼には炊き込みご飯のおにぎりと地元ワカメの酢の物、「細々(こまごま)汁」という具だくさんの汁がふるまわれました。

そして直会にはお刺身の大盛り+大きなあんこ餅がならび、ホタテの貝柱で仕立てたおすましが付きました。
f0147037_0424310.jpg
鴨居にずらっと張り出されたたくさんのお花のうちには「白浜養殖組合様」からのホタテも。おすましのホタテは、ここ白浜育ちです。
まだ大きくはありませんが、震災後に再び養殖に取り組んでこのサイズまで育ったのだ、という復興を表すホタテなのです。
f0147037_0432859.jpg
奈奈子祭のおうちからすぐの白浜漁港です。
木の枝にからまっているオレンジ色の浮きは震災の遺産。ガレキも見えます。
でも浜には仮設テント(とれたものの借り置き場?)が並び、何人かが立ち働いていました。

来年はホタテももっと大きくなってくれるでしょう。
「いったん離れた人たちに帰ってきてほしい。ここの良さを改めて感じてほしい」。それが奈奈子さんたちの願いです。

とりらが呼びかけた「奈奈子祭応援募金」は総額なんと105,000円になりました!びっくり〜。
皆様、たくさんの応援ありがとうございました!
募金にご協力くださった方々は以下のようになります。

中村光江様、那須川真由美様、小菅恵子(まつもと けいこ)様、田中 則和様斉藤聖英様、橋本和幸様、鈴木雄二様、工藤祐子様、岡田現三様、田村晴樹様、飯坂真紀様、見市建様、松前もゆる様、藤原成則様、高橋美香様(順不同)

笹山さんにかわって御礼申し上げます。
一部は笹山さんに手渡しし、残りは振り込みました。

気持ちの上で応援して下さった方もたくさんいらっしゃると思います。
今後も白浜の行方を見守りつつ、出来ればおりを見て足をお運び下さい。
 
 by.事務局MA
[PR]

by torira | 2013-02-27 23:28 | 催しもの | Comments(0)

<< 奈奈子祭を考える 奈奈子祭・その1 >>