現況報告:陸前高田市広田町

早くも一ヶ月前のことになりますが、陸前高田市広田町へ行ったときのことを書きます。
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2011年の秋に復興祈念の五年祭を行って梯子虎舞が奉納されたこの地区には、実際はもっとたくさんの芸能があります。が、町内単位で行っていたため被害の実態が具体的にわかりませんでした。

黒崎神社は、伝統として「小松家」と「沙田(すなだ)」家とが交互に宮司を務めてきました。今回お話をうかがった小松さんもゆくゆくは宮司になる祠官さんです。(神社や海の写真は2011年のお祭りで撮ったもの)
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広田町は1100戸あまりのうち約250戸が全壊しました。小松さんは、自宅が流れて行くのを何もできないまま、避難した高台から見ていたそうです。
広田町は、震災当時、支援が一番届きにくかった地域の1つです。
通信手段が途絶えた中、小松さんは無線を使ってSOSを発信し、それを傍受した方々が驚異的な支援をして下さったお話を伺いました。

広田町は泊地区、中央区、喜多地区で構成され(で良いかな?)、それぞれ地区ごとに虎舞、七福神、手踊り、創作太鼓を持っています。
ある地区は祭の衣裳道具を流されてしまい、ある地区は引き渡し寸前の新築公民館を失いましたが、衣裳道具は他に移してあったのでその分は守れました。
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小松さんは、「今年秋の鶴樹神社の祭りに関しては、春に話し合いをしてやるかどうか決めます。2015年に予定されている黒崎神社の五年祭は、必ずやります」とおっしゃいました。
祭の支援という名目でとりらの募金から2万円をお渡ししてきました。

とりらの募金は、立ち上げた時は衣裳道具の整備を目的にしていました。時間がたつに連れ、道具などは支援をうけて揃いつつあります。
これからの活動に必要なものは、本来なら祭に上がるお花でまかなってきた、祭の相談や練習をする際の経費などになりそうです。募金の使い道はそのあたりも含めていきたいと考えています。ご意見などあれば遠慮なくお寄せ下さい。
どうぞよろしくお願いいたします。

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当日は荒れ模様であまり写真が撮れませんでした。これは帰りに寄り道した気仙町の諏訪神社です。
雪におおわれた参道に五色の幡が立てられているのを発見し、驚きと感動を覚えました。

 by.事務局MA

郵便振替用紙に 「岩手三陸沿岸の民俗芸能応援募金」 と明記して下さい。
おそれいりますが振り込み手数料のご負担をお願いします。
口座番号02240-4-69271
加入者名 ふるさと岩手の芸能とくらし研究会
 
○問い合わせ○ふるさと岩手の芸能とくらし研究会
 事務局 TEL&FAX.019-662-4513 (飯坂)
 e-mail toriratorira@yahoo.co.jp

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by torira | 2013-02-13 00:01 | 東日本大震災 | Comments(0)

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