明土の悪魔祓い復活

応援してきた芸能の1つ、大船渡市大船渡町明土(あくど)の明土権現は、2013年1月2日、2年ぶりにお正月の悪魔祓いを行いました。
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仮設の「おおふなと夢商店街」で

同市笹崎の笹崎鹿踊りの方から教えて頂いたところでは、大船渡町で権現様を行うのは、永井沢、田中、下船渡、屋敷、地ノ森、明土の6町内。

東日本大震災により、明土町内はおよそ130戸あったのが今は20戸足らずだそうです。
明土地区は町内会を解散しましたが、権現様は残すことになりました。
被災した獅子頭を「木ばくり工房」さんに修理に出していたため、工房の方を通じて私たちにその存在と被害を伝えて頂くことができたのでした。

地ノ森の権現様は無事だったと聞いています。他の4町内はどうなんでしょうか?まだ伺う機会がありません。

権現様はかつては小正月に、最近は人が集まりやすい元旦に行われてきました。
訪れる家が激減したためもあり、獅子頭と道具の置き場を借りている地元スーパー「マイヤ」の初売りに合わせ、2年ぶりの悪魔祓いは1月2日になったのでした。
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以前の保管場所は流されてしまったため、マイヤの一角に納められている権現様と太鼓など

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玄関前で奥さまが赤い漆の酒器セットを用意して待っていらっしゃいました。

これまで連絡を下さっていた事務局の方が
「今日は子どもたちも予想よりたくさん集まってくれて良かった。例え装束をそろえてもやる人が誰もいなかったらと心配して支援を受けるのも考えていたけど、この調子なら続けて行けるかなあという気持ちになった」と、明るい声でおっしゃっていました。
この日、行政の支援に関係する方々が調査にいらしていました。来年は子ども達に化粧まわしが揃っているかもしれません。
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以前の五年祭の写真から

最後に加茂神社に上って奉納しました。
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神社から大船渡町が見下ろせます。来年はもう少し町らしくなっているでしょうか?
ぜひそうであってほしい。大船渡町の五年祭は3年後です。

 by. 事務局MA
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by torira | 2013-01-06 22:38 | 東日本大震災 | Comments(0)

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