巻物大事

京都の鹿踊りファンの方から、愛媛県宇和島の郷土玩具を頂きました。
鹿踊りの人形です。
f0147037_2131718.jpg
牛鬼で有名な宇和島ですが、こちらでも岩手県同様、鹿踊りがあちこちの町や村で踊られています。

伊予宇和島藩の初代藩主、伊達秀宗は初代仙台藩主伊達政宗の長男だったので、宇和島の鹿踊りは仙台から伝わったとする解説をよく見かけます。
それとは別の説もこちらにあります。
しかしこの記事の中に引用されている鹿踊りの歌、やはり東北の鹿踊りの歌と通じる部分が多いように思うのですがどうでしょうか?

  まわれ水車 遅くまわりて関にとまるな
  風やかすみを打ち払うて 今こそ牝じし 逢うぞ嬉や
  白鷺があとを思へば立ちかねて 水も濁さぬ立てや白鷺
  ぬたの中なる牝じしは なんとしてかや おびき出そうやな 


言い伝えというのはあてにならん、書いた物じゃないと、というので、とくに念仏剣舞の世界では由来を書いた巻物はとても大切にされます。  
踊る場にもいつも携帯して臨みます。
f0147037_215290.jpg
風呂敷に入れて首にくくりつけてる大ヶ生高舘剣舞の庭元さん。

f0147037_215327.jpg
錦の袋(ちょっと袈裟風の)に入れて首から下げてるのは高江柄念仏剣舞。

津波に持って行かれてしまった巻物もあるんでしょうねえ。
たとえカナダに流れ着いても、ボールと違って「なんじゃこりゃ?」ってことになって帰ってこなかったりするんでしょうか。。

 by.事務局MA
[PR]

by torira | 2012-12-08 21:06 | 芸能 | Comments(0)

<< 昨年の記事について訂正とお詫び 三陸復興カレンダーのご紹介 >>