すべらない

民俗芸能を見る楽しみの一つに衣裳装束があると思います。
普段見たこともないような、あんなものとかこんなものとかを着けてますよね!
岩手県内の芸能を考えてみて、いちばん複雑なのはやはり鹿踊りかな。
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大船渡郷土芸能祭にご出演の永浜鹿踊りです。
浴衣に袴をつけて大口袴(永浜さんで何と呼ぶかは未確認ですが)をつけて、えーと手甲・脚絆もつけて、足袋に草鞋。
頭に角の生えた鹿頭、腹に太鼓。幕をかぶり、背中に流し(で良いのか?)、バチを持つ。
そしてあの長〜いササラ(大船渡の鹿踊りでは〝ヤナギ〟と呼ばれたりする)を背負う。
全体で重さ10キロとか15キロとか言いますよね、太鼓踊り系の鹿踊り。あれで踊ったり跳ねたり、あ〜っ 大変そう!

こうなると一番の不安は「滑る」こと。
舞台の床というのは民俗芸能の敵ですな。すごくすべります。(畳もすべるけど)
足袋でも草鞋(ワラジ)でも滑りまくるので踏ん張りがきかない。万一あれで滑って転んでは目も当てられないですもんね。でもステージで転んだ鹿を見た記憶がないです。

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同じ日の笹崎鹿踊り。
足の裏を見せていますが、草鞋に晒(さらし)が巻いてあるみたい。おそらくあの晒しはしっかり濡らしてあって滑らないようにしてるのでしょう。
この日の仲立ちの太鼓がとても素晴らしかったです。

 by.事務局MA
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by torira | 2012-11-09 14:10 | お役立ち情報 | Comments(0)

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