大船渡:シシとゴンゲンと祈りと

11月3日に行われた大船渡市郷土芸能まつりにご出演の「甫嶺(ほれい)獅子舞」。
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獅子だけに注目するなら、同じく出演された「西区権現舞」との見た目の違いはあまり無いように思えます。
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大船渡市の「権現舞」と「獅子舞」、どこが違うんでしょう??

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甫嶺獅子舞の舞台では、力強い乱れ打ちが続く太鼓が、見る側をわくわくさせてくれます。
舞台裏で「権現長」の熊谷さんにお話を伺ったときも太鼓がご自慢のようでした。

私「権現長ってなんですか?」
熊谷さん「甫嶺獅子舞は、保存会じゃなく甫嶺自治会芸能部としてやっています。芸能部代表の次が権現長。
太鼓には太鼓長、笛には笛長、ってそれぞれ長がいて、権現長はそれらをまとめる役です。えっへん」。
芸能が自治会組織に組み込まれているというのが、大船渡市や陸前高田市など仙台藩域の特徴です。それだけ地域に自治力があるということでしょう。

熊谷さん「今日の太鼓も半天もぜ〜んぶ新品!支援もらって作ったの。とにかくぜ〜んぶ流されたから」。

ゲストは岩泉町の中野七頭舞、ここでも大人気。
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まだ前半のうちから拍手がところどころでさざ波のようにわき起こり、終わったときにはやんやの喝采でした。

トリは浦浜念仏剣舞です。
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剣舞の使命を強く意識するこちらでは、「東日本大震災犠牲者之霊位 法界萬霊」と記した標柱を立てて踊りました。側面には剣舞の歌が。

「香の煙は細けれど天に昇りて雲となる 雲はなに雲 五色雲」。

 by.事務局MA
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by torira | 2012-11-06 21:59 | 催しもの | Comments(0)

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