片岸虎舞、ふたたび

片岸稲荷神社(舘稲荷神社)のお祭りは、かつては旧暦9月9日10日だったそうですが今は10月の土日に移行していました。
昨年は津波に流され虎頭や衣裳がないまま、平服で手踊りだけ奉納したことが、川島秀一さんの「津波のまちに生きて」(冨山房インターナショナル)に記されています。

片岸虎舞は、釜石市で最も古いとされる虎舞で頭は木製です。
他の釜石の虎頭もかつては木製だった、昭和になって張り子で作られるようになり、動きに軽快さとダイナミックさが増した。という記述をみました。

今年は10月14日を神社のお祭りとし、支援によって復活した虎頭のお披露目を兼ねた復興祭とあわせて行われました。
f0147037_21165723.jpg
背景はこれも支援で作られた道具置き場です。
「すごいカッコいいんだから!」と片岸虎舞事務局の方が感激しておっしゃってるのを、この目で見たかった!
神事のあと、「これが新しい虎頭か」と見入る地元の役員の方。
f0147037_21305322.jpg

とりら会長も来て募金の一部をお花としてお渡ししました。

踊るとこんな迫力!
f0147037_219462.jpg
十分ダイナミックに踊れていると思いませんか?

笹を噛む。震災後、初めて寄付を下さったお宅だそうです。
f0147037_21172016.jpg


片岸虎舞は手踊りが豊富に伝えられています。ちっちゃな次世代も惹かれる「刺し鳥舞」。大浦虎舞の同演目と少し違いますね。
f0147037_21183320.jpg
歌詞がしっかり伝わっていて貴重です。他に「うさぎ」「大漁満作」おなじみの「甚句」を踊っていました。
とりら会長「むむ、このメロディは『岡崎』じゃないか」と感心していたっけ。

最後に踊ったころには西日が差す時間になりました。広いなー。以前はどんな風景だったんだろう。
f0147037_21194119.jpg


片岸虎舞さんは来月盛岡公演を予定しています。

◎おでって芸能館〜沿岸部編〜
11月24日(土)開演13時(開場12時30分)
ほかに 小沢獅子踊り(宮古市) 大浦さんさ踊り(山田町)
・会場:おでってホール(プラザおでって3階)盛岡市中ノ橋通1-1-10
・入場料:前売り500円 当日600円 (中学生以下無料)全席自由
・チケット取扱い:観光文化情報プラザ(プラザおでって2階)


今月25日は、同じく木製の虎頭を使う両石虎舞が震災後初めて踊ります。
新しい虎頭はまだありませんが修復した一頭を使って。
両石地区は片岸のとなり。やはり古くからの良い漁場であり繰り返し津波に遭ってきた地域です。
25日(木)12時頃 旧保育園跡の公民館に集合。
日向と田郷の仮設住宅で門打ち。夕方4時か5時頃に厳島神社で奉納の予定。お花歓迎。

 by.事務局MA
[PR]

by torira | 2012-10-15 21:24 | 東日本大震災 | Comments(0)

<< ようちえんからもらってくるやつ 釜石の芸能 >>