大槌まつり〜2

おかげさまで、とりらの「岩手三陸の芸能応援募金」によるお見舞い金を差し上げた団体は76団体にのぼりました。皆様のご協力に感謝申し上げます。
このくらい多くなるとそろそろどの団体に差し上げたかがあやふやになってきます。

門付けをする金沢神楽。舞手は全員妙齢の女性たちでした。
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こちらには差し上げてなかったような・・と悩んでるうちにお渡しそびれてしまいました。ああ〜反省。
金沢神楽さんではもっかメンバー募集中のようで山車にこんな張り紙が。
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地元の方が大神楽にお花を差し上げています。
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「地域が支える民俗芸能」という言い方をよく見ますが、大きな変化が起きた今は何を「地域」ととらえたらいいのか、芸能団体自身に混乱が続いてるように感じています。

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黒い権現様を抱えて神輿渡御に随行されているのは、四代続く網元の家の方たちだそうです。
明治時代に修験道の廃止という大宗教改革が行われて、山田町から釜石市にかけては山伏神楽の影が薄くなり大神楽(太神楽)が盛んになっていますが、黒森神楽の廻村の歴史を見れば、宝暦年間から安渡や赤浜へも回っています。この権現様はいつ頃にどうやって祀られるようになったのでしょう。

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安渡に御神輿が帰って来る頃には空も暮れ始めていました。
御神輿が安置され、各芸能が最後の奉納をします。

安渡大神楽では、なんと会長さんが踊るという珍しいハプニングの予告がありました。…しかしバスで帰る私はここで時間切れ。
鉢巻きの会長さん、りりしいです。見たかったなあ。
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バスが動き出すと太鼓の音が響いてきました。
上亰鹿踊りが、とあるご家族に依頼されて供養をしていたのです。残った家の土台に点々とローソクの灯がともされ、その光に浮かぶ鹿たち。
長く忘れられない光景になるでしょう。
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 by.事務局MA
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by torira | 2012-09-25 23:02 | 東日本大震災 | Comments(2)

Commented by mori at 2012-09-26 00:26 x
当地においては、修験道廃止と大神楽の普及は、リンクしていたのですか。
いろいろな歴史があるのですね。
Commented by 事務局MA at 2012-09-26 00:44 x
moriさま
いつもありがとうございます。ちょっと言葉足らずだったかもしれません。
沿岸部には藩政期から七軒丁の芸人たちが訪れていたようです。
したがって大神楽もその頃すでに伝承があったでしょうが、明治以降、祭りと芸能にかかわる神社の力が大きくなった事を考えると、大神楽の位置づけも変わって行っただろうと推察しています。
ただ具体的な変遷の過程などはわかりませんので、そこらあたりの資料があったらぜひご紹介ください。よろしくお願いいたします。

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