後継者問題の春秋

木立の中だから涼しいのではと思って行ってみた盛岡市多賀神社のお祭りですが、境内も暑かった…!
そんな中で見前神楽(宮崎神楽改め)が奉納していました。
f0147037_18373792.jpg

4演目の「大岩戸」セットの後は、陰陽五行説に基づいて暦の由来を語る「五大竜」です。
盛岡藩領では今、早池峰神楽で「五大竜王」として時々演じられるくらいで、盛岡以北は謡本ではともかく、実際に舞っているのは今は見前神楽だけじゃないでしょうか。
f0147037_1838142.jpg

仙台藩域の南部神楽では「五大領」「所望分」などという演目名でさかんに演じられています。

全国的にもとてもポピュラーなようですね。
広島県の備中神楽では同じ内容のものが「五行神楽」と呼ばれ、古くからとても重要な位置を占めているそうです。まぁここから先は岩手の人間が語るよりネットで検索してみてください。

最近、回覧板にこんなチラシが挟まってきました。
f0147037_1838248.jpg
民俗芸能を知りたい学びたい方、体験したい方、入会したい方のご連絡をおまちしております。年齢性別は問いません。 盛岡市無形民俗文化財保存連絡協議会

盛岡とその周辺ではほとんどの民俗芸能団体で後継者不足が深刻です。
今や「地元の人じゃないと」「男じゃないと」などと言っていられません。筆頭は我が大ヶ生山伏神楽か…。

そんな中、見前神楽はメンバーがたくさんいるので涼しい顔です。どこでも不足しがちな笛方も3,4名いらして余裕のよっちゃん。うらやましい〜。

見前神楽、来週はお膝元、見前の北野神社のお祭りで奉納します。
9月8日(土)14時くらいから「4演目‥やるかな?」だそうです。
「五大竜」で秋を呼んできて欲しいです。今日も暑い。

 by.事務局MA
[PR]

by torira | 2012-09-04 18:44 | 芸能 | Comments(1)

Commented at 2012-09-05 23:13 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。

<< 真夏の残像 大念仏剣舞が来ました >>