虎舞と御祝いが出会いました

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7月22日の岩手県民俗芸能大会では、釜石市の錦町虎舞が矢巾町田園ホールの舞台に登場しました。客席の一番前にご家族がずらりと並んで「うちのお父ちゃん」を見守っていました。いいですね。
矢巾の方にも虎舞はやっぱり人気!
あとから
「田園ホールでは大変喜んで頂き、青年会一同、有意義な1日になりました。
これからも、どんどん沢山の方に披露して行けたらと思っております。」
とメールを頂きました。
もっか山車を作る資金を貯めているところですが、高価だけに自己資金では苦しく、助成を仰ぎたいとおっしゃっています。

錦町虎舞は釜石まつりの曳舟のときに御祝いを歌うならわしがあります。櫂(かい)で船底を突いてリズムを取りながら歌うのだそうです。そのときの写真を送って頂いていますので貼りましょう。
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画像提供:錦町青年会

とりら」5号で紫波町大巻の御祝いをとりあげた長澤聖浩さんは、沿岸に御祝いがたくさんあることをこれまでご存じなかったそうです。逆に海の方は内陸の御祝いを知らなかった。
今日、初めて顔を合わせた錦町虎舞の代表と長澤さんは、いつか御祝いを通じた交流の機会があれば、と言い交わしました。まずは今年の釜石まつりで曳舟が行われるかどうか、注目していきます。

大巻の御祝いの執筆者、長澤聖浩さんが最近自費出版された本をご紹介しましょう。
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三井報恩会と岩手県彦部村 農村更正への挑戦(昭和十年〜十五年)」一部1500円。
戦前の企業メセナの例。三井財閥が農村の窮乏を救おうと全国から選んだ村の一つが彦部村(現・岩手県紫波町彦部)でした。稲作・畑作の改良や酪農など産業経済の立て直しや、農繁期の託児所開設、栄養料理講習会など生活改善を指導・後押しした記録をひもとき、まとめた本です。こつこつと地味な作業を積み上げてマイペースで本を出されている長澤さん。またいつか「とりら」にも書いて頂こうと思います。

 by.事務局MA
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by torira | 2012-07-23 22:59 | 芸能 | Comments(0)

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