「海の芸能は今」ご報告

13日の金曜日、宵の口のプラザおでってで「海の芸能は今」を上映すると共にその制作者である阿部さん、また大槌の安渡大神楽の会長さんにお話をいただきました。

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安渡大神楽保存会会長、阿部節郎さん。
「80名を超える会員のうち幹部9名が亡くなりました。子どもたちがたくさん参加していたけれど、今はどこにいるのかつかめていないし練習場所がない。自分自身が家を失って盛岡に住んでいる状態。

最近の話し合いで、ことしの大槌稲荷神社のお祭り(9月22日)では御神輿を出そうということになりました。今まで暮らしてきた場所は居住地としては認められなくなり区画整理されるので、道路(だけ)が残っている今、いぜんのルートを歩いて亡くなった方への供養を行うとともに最後の渡御をしようと。来年からは御輿を出すとしても仮設を回る形になるのかどうか。。
大きな支援を受けて山車は再建中だがそれを収納するところがなく、自分が山側に持っていた小屋を改築しようと資金作りをしているところです。」
 ・・・そのお話を受けて、とりらの募金から5万円を贈呈いたしました。

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本編の上映に続き、東北文化財映像研究所の阿部武司さん。
「海の芸能がこんなにも人々の暮らしに密着し愛されていることは、皮肉なことに震災になって初めて知ったことです。祭や芸能が力になるんだと改めて感じました。
多くの人が津波などを映像や写真で記録したと思うが、個々が貴重なものであっても点に終わるのでは活かされない。継続して撮影し、全体としてまとめる視点と作業があってこそ記録として後世に活かされるものになります。次は今年度分を作らなくちゃと思っています。」
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告知があまりうまく行かなかったにも関わらず、たくさんの方がいらして下さいました。宮古市から、仙台市から、秋田県からおいでになった方も。
皆様ありがとうございました!
私たちとりらの「岩手三陸沿岸の民俗芸能応援募金」にご協力くださった皆さま、重ねて御礼申し上げます。

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安渡大神楽の会長夫人が工房をたちあげて制作された手拭いがよく売れていました。
売り上げは山車小屋建築費用の一部になります。
やっぱり「ひょっこりひょうたん島」の柄が一番人気で買いそびれた方も。

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「とりら6号〜ふるさと岩手の芸能とくらし〜特別版」(1000円)も販売しました。
まだまだ販売いたします。ご希望の方は toriratorira@yahoo.co.jp へご連絡ください。

 by.事務局MA
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by torira | 2012-07-14 12:20 | 東日本大震災 | Comments(0)

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