獅子頭は見ている

北上市出身の若手映像作家として知られる都鳥兄弟。地域の文化に根ざしたドキュメンタリー映像づくりを続けています。最新作「希望のシグナル」では、秋田県を中心とした自殺防止の取組みを追っています。

本作は、自殺の個々の原因に分け入るというものではありません。
自殺防止の取組み、特に地域コミュニティづくりに注目しています。
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とりわけ、秋田県藤里町粕毛米田地区の映像に引き込まれました。
主に紹介されているのは、よさこいチーム「素波里狢(すばり むじな)」です。
その導入シーン。
まずは地域の伝統行事「根城豊作相撲」が紹介されます。
一瞬うつるのが、祀られている大きなヘイソクと、3つの獅子頭。
おそらくは三匹獅子舞のものでしょう。
現在は獅子舞はおこなわれていないようです。
そして、この相撲と獅子舞にどういう関係があるかはわかりません。
ただ、全国的には相撲の土俵上で三匹獅子舞が踊られる例がいくつもあります。
また、よさこいチームに参加する若者たちの地域によせる言葉はたいへん熱いものがありました。

獅子舞・相撲・よさこい・・・と、内容は様々でありながら、人のつながりの中にこういった文化が伝わっている。
そんなありようが静謐に描かれている映像作品です。


※映画の詳細や上映情報は「希望のシグナル」公式サイト
http://ksignal-cinema.main.jp/
をご覧ください。

 by げんぞう

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by torira | 2012-04-07 18:42 | お役立ち情報 | Comments(0)

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