高舘剣舞のひろがり

大震災がなければ、私は次の「とりら」で盛岡市東部の高舘剣舞について書くはずでした。そこには大ヶ生高舘剣舞の師匠さんから伺ったエピソードも入れて。
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昨年10月のイベントに出演した大ヶ生高舘剣舞には、その師匠さんの姿がありませんでした。ここではツインドラムスが基本です。いつも二人並んで体をゆらしながら唄をかけていたのにこの時は一人だけ。体調が今イチとのことでした。
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先日その師匠さんの訃報が入り、やっぱりという気持ちと同時に残念でなりませんでした。剣舞再興の立役者で、いつもニコニコしながら「今度は○○を復活させようと思うんだ」と演目をふやす夢を語ってくれた暖かい師匠さんが好きでした。

高舘剣舞は盛岡とその周辺にあるだけでなく、宮古街道沿いに点々と伝わり、さらに沿岸の山田町や宮古市田老地区でも踊られています。

これらが皆共通のルーツをもっているとは言えないのですが、関係がないとも言えないのです。津波や飢饉や色んな理由で人は他の土地に移り住み、そこでふるさとの芸能を踊ったりその土地の芸能を覚えて持ち帰ったりした可能性は、事実からそう遠くはないと思います。

 by.事務局MA
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by torira | 2012-02-28 23:27 | 芸能 | Comments(0)

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