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軽米の芸能

津波と芸能に関係した話題として、一昨年3月の当ブログで軽米町小軽米えんぶりの事を書きました。
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昭和八年(1933)の三陸大津波の時、小軽米えんぶりは沿岸の巡業の真っ最中で、その日は久慈の小袖集落にいたそうです。命とえんぶり烏帽子は助かりましたが道具の大半は流されてしまい、それ以来、巡業に歩かなくなったばかりでなく正月に踊ることを止めてしまったとうかがいました。
今は秋の小軽米月山神社のお祭りで門付けを行っていると聞き、うかがいたいと思いながら果たせていません。

去年はお正月に軽米町の山内神楽の門打ちを見に行きました。とりらの鳥兜講習会に軽米から参加された方があって、お正月情報を頂いたのです。
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大晦日から元旦にかけて暴風雪になり、海も内陸も大きな被害が出て、県北は停電が続きました。私たちが行った日もまだ電気は回復しておらず、神社の社務所が暗かったのを覚えています。
そんな状況にあっても色々と親切にしていただき今でも心温まる印象が残っています。

昨年の秋には二戸市なにゃーとで山内のナニャドヤラを拝見したなあ。
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今日、思いがけなく軽米町郷土芸能保存会からとりら募金に振り込みを頂きました。
県内市町村の芸能保存会から頂いたのは初めてで、とてもうれしかったです。ありがとうございました。
昨日今日の大雪と暴風雪、軽米の皆さんはお元気でしょうか。

 by.事務局MA

「とりら 岩手三陸民俗芸能の応援募金」にご協力をおねがいしています。

by torira | 2012-02-01 20:56 | 芸能 | Comments(0)

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